ざっかん



・エイリアン アイソレーション
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エイリアンの新作?どうせまたシューティングで薙ぎ払う系でしょ?いやダークディセントもファイアチームエリートも戦略性が濃くて面白かったけど、初代エイリアンを象徴するたった一体の強大な存在を相手に無力な主人公が試行錯誤しながら生き残りを計るというコンセプトに徹した「アイソレーション」の新作を俺はずっと待っていて云々かんぬん・・・

ここまでが、前振りです。ついに来ました。アイソレーションの新作が。
アイソレーションの特徴は、エイリアンがたった一体しか登場しないこと(厳密に言うと演出として多数出て来る場面もある)
なので、当然このエイリアンは倒す事が出来ない。武器はあるが、一時的に怯ませられるだけ。じゃあ何をするのかと言うと、ひたすら隠れんぼする事になる。

舞台となるのは、複雑な構造のうえに至る所にダクトやらパイプが張り巡らされた死角だらけの宇宙船。
その宇宙船の中をルーティンという縛りなく、AIによって考えながら動きまわる神出鬼没のエイリアン。
これらが組み合わさって、アイソレーションのエイリアンは、いつ・どこから・どうやって、現れるのか、全く読めない。
このタイミングで出て来るから様子を見ようとか、あの場所にいるから迂回しようとか、そういうゲーム的な攻略法が通用しない。そこがステルスゲームとして新鮮だった。

ロッカーの中やベッドの下に隠れても運が悪ければ見つけられる。潜り込んだ瞬間を見られたからとか関係なく、気まぐれで奴は覗き込んでくる。
オマケに、主人公は貧弱でエイリアンは無敵である。倒してどうにかするなんて安易な方法は存在しない。
ステルスゲームとしてのシステムは無骨であまりにも不親切だし、ランダムな要素が多く理不尽に感じられる部分も多い。
しかし、ゲーム的な要素やパターンを徹底的に削ぎ落としたことで、等身大の世界を感じられる。
このゲームで最も重要なのはそこだ。アクション性とか、ステルスの奥深さとか、緻密なゲームバランスとか、そんな作為的なものは必要ない。このゲームが目指しているのは、リアルな隠れんぼシミュレーターであり、映画エイリアンのシチュエーションをゲーム体験として再現する事だから。
神出鬼没なエイリアン。存在しない聖域。安定しない武器運用。ゲーム的なお約束は存在せず、確実と言える攻略手段は何もない。最も有効な手段は、危機に備えて常に身構えていること。
モーションセンサーを何千回も確認し、何百回もロッカーに隠れた。10分くらいずっとベッドに下に隠れてエイリアンの唸り声や足音に耳を済ませていたこともあった。それでも何十回と奴の餌食になった。
一切の油断は許されない。不安定な予測不能の世界で常に機転を求められる。現実さながらの泥臭い駆け引きと生の臨場感がそこにはある。本当にその世界に入り込んだかのようだった。
決められた演出をなぞるのではなく、自分自身の体験がシーンとなる。誇張も虚飾もないありのままの世界を、自分の生の体験が彩る。これぞ究極のリアル体験ゲーム。
エイリアンアイソレーションは、シリーズの代表的なシチュエーションをゲーム性として見事に落とし込んだだけでなく、ステルスゲームの新境地を見せてくれた大傑作だった。

そしてついに新作が制作発表。いやもう出ないと思ってました。10年も前のゲームなので。
セガは最近映像作品とのタイアップに力を入れているようなので、今年公開のエイリアンが興行的に良かったらしいし、ゴーサインが出たのかもね。
AIの進歩は目覚ましいから次のアイソレーションでは更なる恐ろしいエイリアンを見せてくれそう。
まだ制作は始まったばかりらしいが、この段階でユーザーに向けて発表するということは相当に力を入れたプロジェクトのはず。楽しみで仕方ない。


・クロノス ニュードーン(PS5、XboxX.S)
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ブルーバーチームの新作ホラーアドベンチャー。同スタジオの「レイヤーズオブフィアーズ」や「メディウム」は雰囲気重視のゲームであるのに対して、今作は銃撃とクリーチャーを強調したPVをお披露目。いつもと違ってアクション性が強そうに見える。
少し前までは、ブルーバーチームって映像と雰囲気作りは良いけどアクションはどうなの?と思っていたが、サイレントヒル2にて重厚感のあるアクションも作れるんですよという所を見せていたので、期待値は高い。
2025年発売予定。


・Hela(PS5)
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ネズミが主人公の大自然オープンワールドゲームというだけでも惹かれるが、特にときめいたのは、協力に着目したゲームプレイ。
「アンラベル」のスタッフが作っているだけあって、ただ一緒に遊べますよというものではなく、協力してる感があってとても楽しそうに見えた。
没入感が魅力であるオープンワールドというジャンルで協力がメインのゲームは殆ど見た事がないので、そういう意味でも興味深い。
2025年発売予定。


・マウス やとわれの探偵(PS5、PS4、XboxX.S、スイッチ)
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ネズミゲーム、その2。カートゥーン風のFPS。
カートゥーンのゲームと言えば「カップヘッド」がすぐ頭に浮かぶが、このゲームは白黒までやっていて更に古めかしい雰囲気がある。
カートゥーンの演出、アニメーションはそれだけで愉快な気持ちにさせてくれるものがあるので、面白そうだね。
2025年発売予定。


・バッドチーズ(PS5、XboxX.S)
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ネズミゲーム、その3。肥え太ったミッキーらしき存在やゾンビと化したプルートらしき存在が登場するカートゥーン風アドベンチャー。
Xboxが主催する発表会で上の「マウス」と合わせて立て続けに白黒のゲームがお披露目されて驚いたが、実直にカートゥーンの魅力を追求している「マウス」に対して、これはシニカルな方向性で、あまりにも対極なのが面白い。
2025年発売予定。


・EVER17、NEVER7リマスター(PS4、スイッチ)
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名作と名高いノベルゲーム、インフィニティシリーズがリマスター化。
このゲームの存在を知ったのが10年くらい前。一目見て気に入ったので早速購入を試みるもパッケージ版はどこにも売っておらず、ダウンロード版も開発会社のサイバーフロントが解散した為か販売停止しており、結局プレイできずに終わった。
それから時が流れて、MAGES.の手によって復活。発売日はモンハンの直後だけど、長年ずっと心の片隅にあったゲームなので、買います。
2025年3月6日発売予定。


・FBC ファイアブレイク(PS5、XboxX.S)
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異世界からの侵略により超常的な現象に見舞われた謎の連邦組織「FBC」。そこの局員となってミッションに取り組む協力プレイ中心のゲーム。
超常的な力やガジェットに溢れた世界観が好きなので、気になる。
2025年発売予定。


・ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション(スイッチ)
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ゼノブレイドクロスがスイッチにて色々バージョンアップして発売。DLCに加えて新たなストーリーも追加されるらしい。
ストーリーとフィールドに強味のあるシリーズだが、クロスではマップのシームレス化を推し進めて自由度を強化。一方でストーリーのドライブ感は減った。
俺はストーリーが引っ張ってくれるゲームが好きなので方針転換は残念だったけど、それはそれとして、オープンワールドゲームとしては面白かった。戦闘が楽しいから積極的に探索しようという気持ちになれた。ロボットに乗って自由に飛び回る事もできる。
あの頃よりも俺はのんびりとゲームを遊ぶようになったので、もう一度プレイしてみたいかも。
2025年3月20日発売予定。


・レジェンドオブバブー(XboxX.S)
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モコモコのわんちゃんと一緒に冒険するアドベンチャーゲーム。とにかく犬のフワフワ感が凄い。そこにしか目がいかない。
2025年発売予定。


・ラタタン(PS5、PS4、XboxX.S、XboxOne、スイッチ)
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パタポンのスタッフが作るパタポンっぽいゲーム。音楽に乗って行進しながら敵を倒していくリズムアクション。
パタポン、好きでした。買います。
2025年前半発売予定。


・アトムフォール(PS5、PS4、XboxX.S、XboxOne)
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イギリスを舞台にしたサバイバルアドベンチャー。原発事故によって隔離されたとある地区を冒険する。
世間から切り離されているが故に異質な環境が形成されており、不可解な組織やら超常現象やらカオスな生態系やら摩訶不思議な出来事が次々に起こる中でサバイバルできるらしい。面白そう。
2025年3月27日発売予定。


・スターバイツ(PS5、XboxX.S、スイッチ)
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砂漠化してしまった世界を舞台にメカと共に冒険するRPG。
パイロットの存在が感じ取れるロボットゲームが好きなので、気になる。
2025年夏発売予定。


・エデンズゼロ(PS5、XboxX.S)
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漫画のエデンズゼロがゲーム化。原作は知らないが、そこそこ規模が大きいRPGとして作られているように見えるので気になる。
この手のゲームって全く売れない印象があるので、まだ企画が通る余地があったのかと驚き。
2025年発売予定。


・ホイールワールド(PS5、XboxX.S)
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自転車に乗って世界を冒険するアドベンチャーゲーム。
「シーズン」というゲームが似たようなコンセプトだったけど、あれよりも爽快感がありそう。
2025年初頭発売予定。


・ヤクルトスワローズ
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村上が来シーズンを最後にメジャーに行くと改めて明言。
スワローズが他のチームにない最大の強味は村上という存在がいることなので、来年は、何としても日本一になって貰わないとね。