真っ当
FF7リメイクプロジェクトの第二弾。15時間プレイ。
・呆気にとられる最初の15分
・FFらしいストーリーとキャラクターの牽引力
・広すぎるフィールド。レベルデザインの凝り具合もハンパじゃない
・完全シームレスの臨場感
・膨大なコンテンツ量
・圧巻のグラフィック
・更に進化した戦闘。連携システムにより忙しくなったが、より能動的かつ幅広い戦術を駆使して戦える
・あらゆる敵に攻略法が用意された戦略的なバトル
・やらされてる感が減ったボス戦
・難易度アドバンスでプレイしてるが、序盤からかなり敵が強い
・しっかりストーリー性のあるサブクエスト。前作のキャラが絡んでくるのも嬉しい
・キャラクターの掛け合いが豊富で楽しい
・作り込まれ過ぎているミニゲーム
・ティファの部屋に勝手に入ってクローゼットを勝手に覗き見るクラウド
我が道を突き進んでいたFFが、ついにユーザーの需要に応える真っ当なRPGを作ってみせた。とにもかくにも、今作はFFでは久しく味わえなかった大冒険ができる。
いや、本当にそこの作り込みが凄い。大量に詰め込まれたコンテンツ。ちゃんとシームレスに繋がったフィールド。レベルデザインもしっかり工夫して探索心をくすぐってくるし、サブクエストも流れ作業ではなく満足感がある。そしてグラフィックはハイエンド。
そうしたゲーム作りは海外のメーカーが得意とするところだけど、文句なしにそれらのAAAタイトルとタメを張れる物量とスケールを誇ってる。
しかも能動的なゲーム部分を深く作り込みながら、ちゃんと日本のRPGをやってる感もある。そこが凄い。海外のRPGっぽいゲームデザインにしましたで終わっていたFF15とはその点が明確に違う。
強敵と戦っている感覚。物語が動いている感覚。キャラクターが魅せてくれる感覚。
ゲーム側が主張し、強力な見せ場を作ってプレイヤーを引っ張ってくれるあの感覚がちゃんとある。言い換えると、日本のRPG特有の「押し付けがましさ」がしっかり出ている。
FF15にそれが全く無かったとは言わないけど、あのゲームは、オープンワールドの自由度や冒険も、後半の一本道ストーリーも中途半端だった。
一方で、FF7リバースは冒険や寄り道というプレイヤーが主体的になれる要素と、ストーリー・キャラクター・戦闘の攻略性と言った作り手の意向が強く出る要素、両方ともが凄まじく濃い密度で仕上がってる。
RPG要素を推してくるのは分かっていたけど、想像以上だった。長らくゼノブレイドくらいしか無かったフルスケールの日本式RPGがここにある。
冒険感のあるゲーム性が目立ちすぎているので、7のリメイク作品という最大の個性を忘れそうになるが、もちろんそこも前作に負けないぐらいしっかり演出してるし、細かい描写を積み重ねて掘り下げてる。
そう、そこが今作の悩ましいところ。ストーリーの先が気になる、冒険が楽しい、という二つの好奇心を反発させながら遊ばなきゃいけないのが凄くもどかしい。
特に今作は、原作との違いを煽ってくる物語なので、とにかく展開が気になって仕方ない。でも、堪能しないのは勿体ないと思わせるくらいのフィールドが目の前に広がっている。
結局俺は、サブクエストとエクストラだけは手を付けて、他は後回しというプレイスタイルをしている。全部見て回ったら時間がいくらあっても足りないから。
難易度ハードに上げた二周目もやるつもりなので、そこで全要素に触れていこうかなと思う。
今評価されるRPGを作るならこういう形だよねという感じで、FFらしからぬ優等生すぎる内容に正直なところ最初は典型的じゃね?と思ったりもしたけど、次第に気にならなくなった。
RPGとして、 FFとして、中途半端ではなくここまで作り込まれたら、ただただ圧倒されるしかない。
FF特有の引っ張ってくれる感と、RPG特有の自分の手でキャラクターを動かしてる感が絶妙なバランスで組み合わさっていて、本当に心地が良い。
以上です。ではこんな時間ですが、僕はFF7の世界に帰ります。
FF7リメイクプロジェクトの第二弾。15時間プレイ。
・呆気にとられる最初の15分
・FFらしいストーリーとキャラクターの牽引力
・広すぎるフィールド。レベルデザインの凝り具合もハンパじゃない
・完全シームレスの臨場感
・膨大なコンテンツ量
・圧巻のグラフィック
・更に進化した戦闘。連携システムにより忙しくなったが、より能動的かつ幅広い戦術を駆使して戦える
・あらゆる敵に攻略法が用意された戦略的なバトル
・やらされてる感が減ったボス戦
・難易度アドバンスでプレイしてるが、序盤からかなり敵が強い
・しっかりストーリー性のあるサブクエスト。前作のキャラが絡んでくるのも嬉しい
・キャラクターの掛け合いが豊富で楽しい
・作り込まれ過ぎているミニゲーム
・ティファの部屋に勝手に入ってクローゼットを勝手に覗き見るクラウド
我が道を突き進んでいたFFが、ついにユーザーの需要に応える真っ当なRPGを作ってみせた。とにもかくにも、今作はFFでは久しく味わえなかった大冒険ができる。
いや、本当にそこの作り込みが凄い。大量に詰め込まれたコンテンツ。ちゃんとシームレスに繋がったフィールド。レベルデザインもしっかり工夫して探索心をくすぐってくるし、サブクエストも流れ作業ではなく満足感がある。そしてグラフィックはハイエンド。
そうしたゲーム作りは海外のメーカーが得意とするところだけど、文句なしにそれらのAAAタイトルとタメを張れる物量とスケールを誇ってる。
しかも能動的なゲーム部分を深く作り込みながら、ちゃんと日本のRPGをやってる感もある。そこが凄い。海外のRPGっぽいゲームデザインにしましたで終わっていたFF15とはその点が明確に違う。
強敵と戦っている感覚。物語が動いている感覚。キャラクターが魅せてくれる感覚。
ゲーム側が主張し、強力な見せ場を作ってプレイヤーを引っ張ってくれるあの感覚がちゃんとある。言い換えると、日本のRPG特有の「押し付けがましさ」がしっかり出ている。
FF15にそれが全く無かったとは言わないけど、あのゲームは、オープンワールドの自由度や冒険も、後半の一本道ストーリーも中途半端だった。
一方で、FF7リバースは冒険や寄り道というプレイヤーが主体的になれる要素と、ストーリー・キャラクター・戦闘の攻略性と言った作り手の意向が強く出る要素、両方ともが凄まじく濃い密度で仕上がってる。
RPG要素を推してくるのは分かっていたけど、想像以上だった。長らくゼノブレイドくらいしか無かったフルスケールの日本式RPGがここにある。
冒険感のあるゲーム性が目立ちすぎているので、7のリメイク作品という最大の個性を忘れそうになるが、もちろんそこも前作に負けないぐらいしっかり演出してるし、細かい描写を積み重ねて掘り下げてる。
そう、そこが今作の悩ましいところ。ストーリーの先が気になる、冒険が楽しい、という二つの好奇心を反発させながら遊ばなきゃいけないのが凄くもどかしい。
特に今作は、原作との違いを煽ってくる物語なので、とにかく展開が気になって仕方ない。でも、堪能しないのは勿体ないと思わせるくらいのフィールドが目の前に広がっている。
結局俺は、サブクエストとエクストラだけは手を付けて、他は後回しというプレイスタイルをしている。全部見て回ったら時間がいくらあっても足りないから。
難易度ハードに上げた二周目もやるつもりなので、そこで全要素に触れていこうかなと思う。
今評価されるRPGを作るならこういう形だよねという感じで、FFらしからぬ優等生すぎる内容に正直なところ最初は典型的じゃね?と思ったりもしたけど、次第に気にならなくなった。
RPGとして、 FFとして、中途半端ではなくここまで作り込まれたら、ただただ圧倒されるしかない。
FF特有の引っ張ってくれる感と、RPG特有の自分の手でキャラクターを動かしてる感が絶妙なバランスで組み合わさっていて、本当に心地が良い。
以上です。ではこんな時間ですが、僕はFF7の世界に帰ります。
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