迷う



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今年、XboxかPCを買います。絶対に買います。でもどっちにするかで相当に悩んでる。
調べれば調べるほどPCの方が圧倒的な優位性を感じるけど、実際どうなんだろうね?俺が一番気になるのはPCでゲームを遊ぶ感触で、そこはカタログや評判だけでは分かりにくい。
一応、パソコンを通してゲームを遊んだことはある。10年くらい前に一度だけ「ラストレムナント」をsteamでプレイした。
その時に、もう二度とPCでゲームなんかしないと誓った。ハードを立ち上げてからゲームが起動するまで遅いし、コントローラーの同期がめちゃくちゃ面倒くさいし、なんかよく分からないイレギュラーな現象が多発するし、何よりもデスクトップからゲームにアクセスしたりファイルでデータを管理したりとPCのインターフェースでゲームを遊ぶというのは凄く違和感があった。
当時は360を除けばPCでしかラストレムナントは発売されておらず、それでも俺はどうしてもそのゲームが遊びたくて仕方なかったのだが、丁度その時期に知り合いがPCを譲ってくれたのでこれは神の思し召しに違いないと思って初めてのPCゲームにチャレンジ。そして見事に洗礼を浴びることになる。
PCはゲームの為に設計されたデバイスではなく、あくまでもそれはオマケの仕組みなので、そんなハードでゲームを遊ぶとなると少なからず手続きが必要となり、もともとPCに慣れてない俺としては、凄く面倒くさいし分かりにくいし気が散りやすかった。
やっぱりシンプルにゲームの為にシステムが組まれていてゲームの事だけを考えさせてくれるコンシューマー機が最高なんだ!という結論に至るのであった。

でもあれから大分時間も経って、俺は今積極的にPCについて調べてる。
XboxとPCの立ち位置は似てる。PCでしか遊べないゲームは数え切れないくらいあるが、Xboxでしか遊べないゲームは殆ど存在しない。
そう考えるとコンテンツが豊富で更にゲーム以外でも色んな機能が備わっているPCの方が圧倒的に魅力がある。価格の差はあるけど、俺は殆どそこを判断の材料に含めてないので、唯一Xboxを選ぶ動機があるとすれば「ゲームはゲーム機で遊びたい」という気持ちだけ。
が、その気持ちがかなり根強く自分の中に浸透しているから凄く悩まされる。中々結論が出ない。
実際のところ、どちらかと言うとXboxに気持ちが傾いてる。ゲームはゲーム機で遊びたいという感情の中には、PCでゲームを遊ぶのはやっぱり面倒に見えるというのもあるけど、それよりも馴染みのあるコンシューマーを優先してあげたいという、えこ贔屓の側面がかなり強い。結局理屈よりも感情が優ってしまう。
そんな堂々巡りを繰り返して決定打がない状態。結論を急いでいるわけではないので、まだまだ悩んでいきたいと思う。


Xbox、PCで気になるゲーム

・High on life
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ノリが良さそうなアクションアドベンチャー。
銃が喋るのが最大の特徴で、俺は武器が喋るというシチュエーションが好きなのでとても気になるが、それだけに日本語に対応してないのは死活問題。
どうしてもXboxとPCは日本のユーザーが少ないからローカライズが行き届いているのか心配になる。
現在発売中。

・スコーン
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エイリアンっぽいゲーム。というかそのまんま。エイリアン大好き人間としては気になる。
現在発売中。

・As dusk falls
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クゥオンティックドリームに在籍したスタッフが作るストーリーアドベンチャー。
小さな町で起きた強盗事件から繋がる数十年にも及ぶ壮大な物語らしい。ストーリーメインのゲームは気になる。
現在発売中。

・Grounded
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小人になってしまった人間が家先の庭を舞台に巨大な虫たちと戦うサバイバルcoopゲーム。
とても惹かれる題材だけど、フレンドと遊びたいゲームだった。
現在発売中。

・レッドフォール
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オープンワールドで吸血鬼を狩るアクションゲーム。
これもコープ対応でオンラインをウリにしてそうだが、このゲームはシングルでもやってみたいなと思う。
2023年発売予定。

・Ravenlok
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不思議の国に迷い込んだ少女が冒険するアドベンチャー。かなり気になるが、これも現時点では日本語対応の予定なし。
2023年初頭発売予定。

・COCOON
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光る球体がカギを握るパズルアドベンチャー。「リンボ」「インサイド」のスタッフが作っている。気になる。
2023年発売予定。

・スターフィールド
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ベセスダによるオープンワールドRPG最新作。XboxかPCを買うんだと俺に一大決心させたゲーム。
いやほんと、このゲームがプレステで発売されないから面倒くさい事になったよね。
このゲームに限らず俺の手持ちのハードで遊べないゲームは沢山あるし、その中には気になるタイトルもかなり含まれているけど、背中を押すほどインパクトのあるものはなかった。
もちろん俺は面白そうなゲームは全部遊びたいと思っているが、新しいハードを買ったりセッティングするのってやっぱり面倒くさい。ましてXboxとPCは自分の領域から外れたハード(XboxOneは持ってるけど)なので、新しい環境にチャレンジするというのは中々勇気がいる。
でも、このゲームはどうしても我慢できない。そのハードルを超えてでもやらなきゃいけない。だからハードを買います。
2023年発売予定。


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ところで、最近のマイクロソフトの取り組みが全く共感できない。
ハイエンド思考なのにその足を引っ張るスペックが劣った廉価版のハードを出したり、ゲームを矮小化しかねないサブスクリプションのサービスに力を入れたり、ろくに自社でゲーム開発してないくせに大手パブリッシャーを買収して手っ取り早くタイトルを拡充しようとしたり。
特にベセスダに続いて、アクティビジョンブリザードまで買収しようとしているのは節操がない。買収して完全にそのメーカーを支配するよりも、投資して成長を促すというやり方で業界に貢献してくれよと思う。
つまるところ、Xbox360の立ち上げ時のように日本のメーカーに投資しまくって「おらおら、もっと大作つくれや」と尻を叩いていたあの頃のマイクロソフトが帰ってきて欲しい。
今思えばマイクロソフトが金をばら撒いてゲーム作りを促進させていたからこそ、DSとPSPの携帯機市場だけで事足りてハイビジョンでの高品質なゲーム作りに及び腰だった当時の日本のメーカーもそれなりにやる気になってくれた一面があるんじゃないかと思う。
もちろん見返りとしてタイトルの一時的な独占権などは獲得していて、テイルズやスターオーシャンなどの有力タイトルもXboxで先行発売し、PSユーザーである俺としては眼中になかったXboxがしゃしゃり出てきて邪魔だなぁと当時は思っていたけど、投資があったからこそ企画が成立したり予算をかけてよりクオリティを磨くことができた、というタイトルも少なくなかったはず。
そういうゲーム作りの経験や利益を通してメーカーは成長していくのだから、取っ掛かりを作ってくれるプラットフォーマーの存在は凄く重要だ。メーカーの成長が積み重なって、業界は賑わっていく。

一方で、買収は完全にそのメーカーの支配権を得る行為なので、プラットフォーマーが成熟しきった大手メーカーを買収するという構図は業界に対して独占的なものしか生み出さないように見えてしまう。
特に俺は、ゲームでサブスクリプションの方式が流行って欲しくないと強く思っているので、その分野にとてつもなく力を入れているマイクロソフトが業界を支配するような事になるのはとても困る。

サブスクリプションの特性は、コンテンツに手軽にアクセスできる事。つまり簡単にゲームをザッピングできてしまう。
万が一サブスクリプションがゲームの流通を独占するような事があった場合、その特性に合わせて爽快感やユーザービリティだけに偏った安易なゲームばっかり作られたり、フリーでアクセスされても商売しやすいように持続的な課金を求めてくるゲームが増えたり、そんなビジネスライクなゲームが幅を利かせてくる気がしてならない。
ゲームのスタイルというのは売り方に大きく左右される。今までコンシューマーのゲームが、複雑なシステムや面倒くさい仕組みをユーザーに強いたりしてチャレンジ精神に溢れるゲーム作りが出来たのも、最初にお金を払って買って貰うというビジネスモデルのおかげで出来た側面が大いにあると思う。
故に、ゲームを矮小化しかねないサブスクリプションは流行ってほしくない。オプションに留まる程度の存在なら問題ないが、この売り方が一般的になるのは凄く困る。

しかしいずれコンシューマーもハードという存在はなくなってデジタルに溶け込んだsteamのようなサービス統合型のプラットフォームになると思うが、それが契約を軸にしたサブスクリプション型のアクセス方式になるのか、購入を軸にしたショップ型のアクセス方式になるのか、業界にとって運命の別れ目になると思う。
俺はもちろん後者になることを願っているが、マイクロソフトは間違いなく前者を目論んでいるはず。その将来を見越しているからこそ、今は出血覚悟で最新作のAAAゲームですら発売日にアクセスできるという無茶な事をやっているのだろう。
逆に言うと今はマイクロソフトがサブスクリプションを一般化しようとして大きな資金を投資しているからメーカーも新作を発売日にアクセスされても問題ないくらいサポートを受けられるだろうけど、サブスクリプションが流通を独占してコンテンツ毎にお金を払わずゲームを遊べるのが当たり前の時代になった時、今までのように予算をかけてゲーム作りができるのか凄く疑問。

まぁでも、なるようにしかならないからね。ユーザーである俺は流れに身を任せるしかない。
サブスクは良い点もたくさんある。ユーザーとしてはコスパがめちゃくちゃ良いし、メーカーにとってもタイトルを手に取って貰いやすい。
実際俺はPSプラスのプレミアム会員だし、XboxかPCを買ったらすぐにでもゲームパスに加入します。だって俺みたいなゲームオタクにとってはめちゃくちゃお得なサービスだもん。サブスクリプションは大反対だけど、目の前の恩恵には食い付きます。

時代が変われば色んな事が変わる。当たり前のものも当たり前ではなくなってしまう。それはゲームだって例外ではない。
これからどういう未来に進んでいくのか分からないけど、どのような形になったとしても、ゲームはユーザーにサービスするだけのものではなく、ビジネスで済まされるようなものでもなく、ゲームはゲーム自身のために拘ってものづくりができる業界であり続けて欲しいなと思う。