年々増えてる

今年遊んだゲームをひたすら並べていきます。ちゃんと遊んだゲームに限り、フリープレイなどの無料で配信されたゲームも含む。順番は遊んだ順。
クリアーしたゲームは、タイトルの横に◯を付けてます。
・【ヒュプノノーツ】◯

幼馴染を救う為に人生を振り返るローグライクRPG。
敵と戦う、仲間と出会う、体力を回復する、アイテムを装備する、など、RPGでお馴染みの要素が、現実的な出来事として置き換えられ、例えば嫌いな食べ物が敵として立ちはだかったり、プレゼントで貰ったロボットが仲間になったり、お母さんが作ってくれた手料理で体力を回復したり。
誰しも人生の中では少なからず戦いがあって、出会いがあって、別れがあって、ある意味でそれはRPGのようなものであると感じさせてくれるゲーム。
自分と置き換えることができる、というのは、それだけでストーリーへの感情移入を高めてくれる。
・【KENA bridge of spirits】◯
結構難しいアクションアドベンチャーゲーム。
やたらとアクションが繊細なのに物量戦ばかりで辛かった。
・【ライフイズストレンジ2】◯

超能力を持った弟を匿いながら社会から逃げ続ける兄弟の物語。プレイヤーの行動に応じて柔軟に話が変化する。
ストーリーは面白いし、かなり作り込まれた映像でしっかりキャラクターが演技しながら物語が進むので見応えもあり、ストーリーゲーム好きには打って付けのシリーズだけど、個人的にマルチエンディングが好きじゃないので、毎回優先度が低くなってしまう。
・【Deep rock galactic】◯

巨大な洞窟の中で活動し、目的を達成するアクションゲーム。
環境や敵が手強く、4種類のキャラの個性も明確で役割分担は必須。協力ゲームとしてはかなり面白い。
・【マーベル ガーディアンズオブギャラクシー】◯

ガーディアンズオブギャラクシーがゲーム化。
作り込みが凄い。描写を節約しすぎて何のために主人公たちが行動しているのか分かりにくいゲームは良くあるけど、このゲームは出来事をしっかり映像としてゲームプレイとして見せてくれるので目まぐるしい展開でも置いてけぼりにならず楽しめた。
また原作と同じようにキャラクターは死ぬほど喋るが、殆ど同じ台詞がなく、毎回違うやり取りをしてくれるのも凄い。
クオリティは文句ないし、原作ゲームとしても満足だし、評価も高いが、何故か売り上げは芳しくなく、これとアベンジャーズのゲームのせいで結構な損失を食らったスクエニは、同社の海外スタジオの大部分を売り払う事になるのであった。
・【遊戯王マスターデュエル】

遊戯王のルールを完全再現、カードプールもほぼ収録したソーシャルゲームがついに登場。しかもスマホだけでなくコンシューマーでも発売。遊戯王への思い入れが強いやたさんはすぐさま飛び付いた。
カードゲーム基準の遊戯王に触れるのは15年ぶりぐらいで、最初の2週間くらいはめちゃくちゃハマったけど、一ヶ月経つと全く起動しなくなった。
・【アートフルエスケープ】◯

ロックを愛する少年が、俺はやりたい事をやるんだーと振る舞いながら、そう簡単に許してくれない世の中の現実と、自分で勝手に作り上げた壁にぶつかりながら、前に進んでいくゲーム。
ストーリーはテーマがはっきりしているので目立っているが、ゲームとしては貧弱で、せっかくこの題材なんだからせめて演奏するという部分をもう少し強調して欲しかった。
・【ポケモン レジェンズ アルセウス】

捕まえることに重点を置いたポケモン。保守的なシリーズだが、今作は技術的にもシステム的にも新しい事をやろうとしていて、久しぶりにワクワクできるポケモンだった。
・【ダイイングライト2 ステイヒューマン】

ゾンビに満ちたオープンワールドを駆け回るアクションゲーム。
パルクールと近接バトルに特化したアクションは主観視点と相性が良く迫力があるし個性的。でもオープンワールド特有の作業感がどうしても合わず、クリアーまで到達できなかった。
・【シフ】◯

高難度なカンフーアクションゲーム。
リトライの回数が実質決まっていて、アクションもガードが弱く回避ありきのゲームバランスとなっているので、何回もやり直しを求められて根気がいるゲームだが、とにかく操作していて気持ちが良いし、バトルの奥も深く、アクションゲームとして面白いので気にならない。
基本的にゲームは難しければ難しいほど面白くなるとは思うけど、ただ難しいだけではシンドイので、分かりやすい爽快感がある、モーションがカッコいい、操作の反応が良い、映像がキビキビ動く、などの取っ付き易さがあるのは大事。そういう意味でとても良いゲームだった。
・【ホライゾン フォビドゥンウエスト】

オープンワールドアクション、ホライゾンの新作。
ゾイドやトランスフォーマーみたいな機械化された敵がカッコいいし、アクションは駆け引きと奥深さとリアリティがあるし、ミッションの展開も凝ってるし、グラフィックは特上で、文句なしに面白いゲームだが、その1週間後に出たとあるゲームのせいで印象が薄れてしまい、結局途中でやめてしまった。
でも来年にDLCが出るので、その時にまたやり直そうと思う。
・【エルデンリング】◯

一年に何十本もゲームをしてると、ゲームに対する惰性感はどうしても生まれちゃうし、楽しむためじゃなくてただ習慣でゲームしてるだけなんじゃないかと思う時もあるけど、こうやって心の底から打ち震わせてくれるほどの大傑作と出会える事があるから、やっぱりゲームはやめられないし、俺はまだまだゲームを心から楽しむ事ができるんだなと気付かせられる。
・【A memoir blue】◯

とあるアスリートが過去を振り返りながら疎遠になってしまった母を思うストーリー。
よくある風景美が映える精神探究ゲームという感じ。題材は良かった。
・【ゴーストワイヤートウキョウ】◯

東京を舞台に怪異に立ち向かうオープンワールドアクション。
期待していたアクションは単調で面白くなかったが、期待していなかったストーリーが想像以上に良かった。
日本を舞台にしているだけでなく、キャラや演出やストーリーのドラマ具合も含めて、日本のエンタメスタイルが全開でとても俺好みのゲームだった。
・【ファー チェンジングタイド】◯

海に沈んだ世界を舞台に船で旅をするゲーム。
プレイヤーは船自体を操作するのではなく、釜に火を焚べたり、空気を送ったり、帆を張ったり、アームを使って海底に落ちてる燃料を回収したり、船の内部構造を稼働させることで、その結果として船が動く。
あらゆる部分に気を使う必要があるので手間がかかるけどそのぶん船に愛着が湧く。結構大きな展開もあってエンタメ的な面白さも強い。
・【ミディアム 霊】◯

ポーランドを舞台にしたホラーアドベンチャー。
二つの画面を一緒に操作するデュアルスクリーンが特徴。しかし謎解きとして活かされているのはほんの一部分で、ホラーとしてもイマイチ効果が弱いし、なんか微妙だった。
・【レプリカ】◯

落ちてたスマホを拾ったら持ち主の家族やら国家の安全を守る秘密警察から連絡が来て色々とアプリ操作を求められるゲーム。
最初はPS5で買ったけどカーソルの感度が良すぎるせいで細かい部分のタッチが難しくしかもオプションが存在しないので調整すらできず途方に暮れたが、そういえばスマホをタッチするという体裁のゲームなんだからタッチ機能があるスイッチの携帯モードと相性が良いんじゃね?と閃き、購入のボタンを押した瞬間に、いやそれよりもスマホの画面で完徹している雰囲気ゲームなんだからスマホで遊ぶのが一番良くね?という発想に至って、ゲームはゲーム機で遊ぶものという固定概念が凝り固まっている俺の中からそんな発想が湧いて来た事に驚きつつも奇跡的に降りてきた天啓に従って実に久しぶりにスマホでゲームを購入した。
操作性としても体験性としても間違いなくスマホで遊ぶ事にフィットしたゲームで、とても面白かった。
・【ストレンジャーオブパラダイス ファイナルファンタジー オリジン 】

ハードコアに寄ったFFのアクション。
FFのボスやアビリティを活用した世界観なのでFF信者である俺としては入り込みやすいし、アクションも中々作り込まれていてハードコアらしい駆け引きがあるが、ハクスラ過ぎるゲームバランスが俺に合わず。
何回も言ってるけど、俺はアイテムがジャラジャラ落ちるゲームが好きじゃないのよね。ひたすらミッションを回転させる事を重視したシステム的な作りのゲームならまだしも、RPGみたいな体験性があるゲームでハクスラをされると凄く冷めてしまう。
・【シャドーウォリアー3】◯

主観視点でひたすら突き進むハイスピードアクション。
殆どやっている事は「ドゥーム」と同じ。ドゥームの方が圧倒的にアクションは面白いが、あれよりも簡単で、ボリュームも短く、面倒くさいアスレチック要素もないので、勢いを保ったまま全力で突っ走る爽快感はあった。
・【eBASEALLパワフルプロ野球2022】

スワローズが万年最下位だった数年前までは俺のストレスの捌け口としてこのゲームがサンドバッグの役目を果たしてくれたが、今ではすっかりスワローズは強豪チームとなり、パワプロを起動する機会も少なくなってしまった。
・【トライアングルストラテジー】◯

スクエニのシミュレーションRPG。
仲間に着目したシステムが面白い。一人一人に役目があって活躍できるバトルが楽しいし、仲間の投票によって今後の方針を決めるというストーリーの進め方も新鮮だった。
それだけあって仲間の主張がそれぞれ強い。自己中心的だったり、非人道的な事を平気で言ってくる。でも間違いだとは言えない。それぞれの主張が自分の正義に沿って筋が通っているから。
立場や目的によって何が正しいかは変わるわけで、この世に絶対に正しいと呼べるものなんて存在しない。じゃあ何を信じれば良いのか、という問いに対して、だからこそ自分自身を信じろ、とこのゲームは答えている。
「正しさ」を自分の都合に合わせて分かりやすく固定化しようとするものは多いが、それとは一線を画したこのゲームのストーリーとシステムは一見の価値がある。
・【夜廻三】

夜廻の新作。ストーリーが凄く気になるんだけど、アクションが難しくてギブアップ。
その難しさが細かいハンドリングから来るものであんまりゲームとして面白くないから困る。
・【アンパッキング】◯

ダンボールから荷物を出して、それを部屋に配置するゲーム。
最初はレイアウトのスコアでも計るゲームなのかなと思ったら、デザイン性を追求するのではなく、荷物の配置にある程度の正解・間違いが設けられたパズルゲームだった。
明確にこの場所に置いてねという判定はなく、ある程度使いやすさを考えながら配置すればほぼ正解。
そうしているうちに荷物には持ち主が存在し、ダンボールの中には色んな歴史が詰まっているのだと自然と思いを馳せる事ができて、なかなか上手い仕組みだなと思った。
またPS5のコントローラーの振動をフル活用しているゲームの一つであり、何百種類という荷物に固有の置いた感触の振動が設定されているだけでなく、置いた場所や皿の枚数でも振動が細かく変わる芸の細かさでビックリした。振動マニアの人は絶対にやるべきゲーム。
・【春ゆきてレトロチカ】◯

スクエニの新作。ストーリーを全部実写のドラマとして見せてくれるアドベンチャーゲーム。
実写のクオリティは申し分ないし、ちゃんとゲームらしく推理もさせてくれる。仮説を作るパートは面倒くさいが、新しい事をやろうという意欲は感じる。
スクエニは売れ線の大作だけでなく、あまり売り上げが見込め無さそうな小規模なゲームも積極的に作ってくれるから嬉しいよね。
・【ドントスターヴ トゥギャザー】

サバイバルアドベンチャー、ドントスターヴを友達と一緒に遊べるよというゲーム。
なかなか面白かったけど、回線の問題で切断されまくって頓挫した。スイッチにデフォルトで有線刺せるようにして欲しいよね。
・【カードシャーク】

トランプのイカサマをテーマにしたゲーム。
題材がユニークだから最初は新鮮で面白い。でもルールやマーキングしたカードを覚えるという暗記の一点に集約されたゲーム性が途中から辛くなってやめた。
・【ルーパーズ】◯

同じ一日をループするテキストアドベンチャーゲーム。
俺は結構なADVマニアだけど、そのジャンルで有名はKEYブランドのゲームを遊んだのは初めて。面白かったね。
・【エレックス2】

SFを舞台にしたオープンワールド。かなり手厳しい世界で、チマチマと育成しながらスローペースに進んでいく事が求められる地味なゲーム。
俺はオープンワールドはサバイバル的な生活感が欲しいと思うタチなので、こういうゲームバランスは好きな筈なのに、実際やってみると面倒くさくて放り投げてしまうという自己矛盾。
結局俺は根本的に根気が無くて飽きやすいんだから、分かりやすい面白さや爽快感が得られないと長続きしないことをいい加減理解してゲーム選びしないとね。
そう言いながらも頭の中では、「リアリティ」がとても輝いて素晴らしいものに見えてしまうから、また性懲りも無く面倒くさそうなゲームを買ってしまうんだろうな。
・【オモリ】◯

自分の殻に閉じこもった内向的なストーリー、というのはキャラクターの見た目からして分かることだけど、ここまで陰湿で残酷なオチが待っているとは思わなかった。ちょっと衝撃的。
最終的には救いがあるけど、救いがあってはダメだろと思いたくなるほど胸糞悪い秘密が隠されている。
・【AIソムニウムファイル ニルヴァーナイニシアチブ】◯

ゲームはいつでもリセットできるし、分岐があっても簡単に選び直せる。
でもそれはあくまでもプレイヤーから見た視点であって、ゲームの中のキャラクターは、やり直しの効かない自分の人生を懸命に生きているんだ、という事がよく伝わるストーリーだった。
・【ポータル】◯

初代ポータルをいつか遊んでみたいという夢は叶ったけど、別に2だけでも充分だったかなと思ってしまった切なさ。
・【ポータル2】◯

久しぶりにポータル2をプレイ。今遊んでも最高に面白いゲームだった。
・【ノスタルジックトレイン】◯

田舎の素朴な風景が流れる中でやけに陰湿なストーリーを追いかけていくアドベンチャーゲーム。映像は綺麗だった。
・【マターフォール】◯

スクロールアクション。エフェクトが派手で爽快。
右スティックを傾けて銃を操作する操作性が俺の手に負担かかりまくりで、右手が死にそうになった。
・【ABZU】◯

海がとっても綺麗でした。
・【デリバーアスザムーン】◯

PS4版はシャトルを発射するシーンで100%フリーズしたが、最近配信されたPS5版にアップグレードしたらその問題が解決されてちゃんと遊べた。面白かった。
・【ゲットイーブン】◯

サスペンススリラー。色々と予想外な展開が起こって面白かった。
・【ジャーニー トゥザサベージプラネット】◯

オープンワールドなのに8時間もあれば終わるが、その数時間に面白さがギュっと詰まっている。
オープンワールドにありがちなボリューム感を出すための惰性や作業感がなく、充分な自由度や探索を味わいながらも中弛みのない勢いのあるスペクタクルな展開を楽しめる。とても面白かった。
・【Stray】◯

俺は猫より犬派です。
・【ブライトメモリーインフィニット】◯

映像がインディーズにしては凄いねというだけで他は平凡なアクションゲーム。
・【ライブアライブ】◯

複数の主人公の物語が詰め込まれたオムニバスRPG。SFCの名作として名高いゲーム。
主人公が複数いると聞くと育成とか面倒くさいなぁと思って俺は割と敬遠してしまうけど、このゲームは主人公によって世界観もジャンルもシステムも全く違うものが詰め込まれていて、最後はそれぞれのストーリーが繋がった熱い展開を見せてくれるし、オムニバス形式にしかできない魅力が沢山あって面白かった。
中には数合わせだろって章もあったが、幕末編とかは一本のソフトとして成立しているレベルの凄い作り込み。
これだけの内容量と密度をスーパーファミコンの時代に実現しているのは凄いね。
・【アノニマスコード】◯

化学アドベンチャーの新作。7年近く待たされてようやく発売された待望のゲームだが期待に応えてくれたかは微妙。
テンポの良さと爽やかな主人公によるアッサリとした展開が今作の特徴だから、これぐらいのボリュームとサブカル成分で丁度いいと言えばそうだけど、待たされ過ぎたこともあって物足りなさは否めない。
・【ゼノブレイド3】◯

ゼノブレイドの新作。
戦闘もフィールドも行き詰まる要素はなくゴールまで障害なしに導いてくれるし、バトルに至っては殆ど必殺技とパーティ作りとAIによって勝敗が決まるのであまりにも手応えがなく白熱しないが、ストーリーと演出に見所ありまくりで俺は大満足だった。
・【アパシー 鳴神学園七不思議】◯

学校であった怖い話シリーズの新作。
3000万文字数だの500以上のエンディングだのあまりにも過剰なボリュームを謳っていて、いやいや数が大きければ良いってもんじゃないだろと思ったけど、このゲームに関しては物量は正義だった。
膨大な数の短編が収録されており、キャラクターの人格はコロコロ変わるし、オチは唐突だし、脈絡もなければ支離滅裂だが、根底にあるのは「鳴神学園」という一つの世界であって、そこには確かな繋がりがあり、110名以上の登場人物が織りなす壮大なアパシーワールドに引き込まれてしまった。
殆どパラレルワールドのようなもので整合性は欠片もないし矛盾だらけではあるものの、好き放題にキャラを動かしているからこそ、予測不能で何が起こるか分からない怪しい魅力が宿っている。
・【デジモンサヴァイヴ】

デジモンのゲームでありながら、バトルや育成は添え物でがっつりとストーリーがメイン。
それだけあってストーリーの期待が出来そうだなと思ったし、実際気になる感じの展開だった。でも色々あってクリアーできてない。
・【Way of the Hunter】

オープンワールドで動物をハンティングするゲーム。
動物の生態や反応、探し方、銃の挙動など、リアルを意識した作りでかなり現実感があるが、リアルすぎて色々と面倒くさい。でもリアルだから達成感がある。でもリアルすぎて取っ付きが悪くダレる。でもリアルだから没入できる。でもリアルすぎてテンポが悪く根気が続かない。
要するに見方によって良し悪しは変わるよねという話だが、一つ言えるのは、このゲームはリアリティに振り切っていて、コンセプトをちゃんとやり切ったゲームであるということ。
・【ホーボー タフライフ】

ホームレスになってサバイバルするゲーム。
一人だと全くやる気が出ないほど面倒くさくて地味で作業的な内容だが、オンラインに対応しているので、知り合いと遊べばそれなりに楽しい。
・【RPGタイム!ライトの伝説】◯

小学生のケンタ君が頑張って作ったお手製のRPGを放課後に遊ばせて貰うという世界観のゲーム。
ダンボールで作られたフィールド、手書きのマップ、マンガ調のカットで展開するストーリー、お手製のインターフェース、パラパラ漫画によるアニメーションなど、目に見えるあらゆる部分が身近にあるものを工作して作られたもので、その手作り感溢れる世界をハイクオリティな映像で魅力を引き出している。
それだけでも素晴らしいゲームだと言えるが、次々と新しいネタを披露してくれる作り込みや王道と見せかけてちょっと捻りを加えた演出など、単なる1発ネタの出落ちゲーという枠に収まらないセンスのある展開がとても楽しかった。
・【ソウルハッカーズ2】◯

ソウルハッカーズの新作。女神転生やペルソナよりも低予算で作った結果、体験性が無くなってアトラスのノウハウだけが浮き彫りになりましたよ、という感じのゲーム。
とにかくテンポが良いし、目的と達成が次々と繰り返される育成のループが心地良く、悪魔合体とダンジョン探索をひたすら高速回転させる流れには中毒性があるけど、いつものノウハウをゴリ押ししているだけというか、あまりにもシステム化され過ぎていてゲームとしては無機質に感じてしまう。
ちゃんとしたメインストーリーやキャラクターも存在するけど、ゲームプレイとストーリーが分離しているように感じられるので全く話の熱量が伝わらない。
安定した心地の良い決まり切った流れを繰り返すだけでなく、困難やイレギュラーや思い通りに行かない事が発生する、予想を超えた何かがゲームにはあって欲しいなと思う。
・【ローラードローム】◯

ローラースケートに乗ったキャラクターがバトルを繰り広げるアリーナ型のアクションゲーム。
グラインドやエアーなどカッコいいトリックを決めながら戦うのが見栄えるし、インスタ映えするクールなアクションを決めないとリロードできないというシステムがこのゲームのコンセプトを強固にしている。
が、オプションから無限弾薬やダメージ無効などのチートが簡単に出来てしまうので、やる気が一気に無くなった。
せめてそのオプションはクリアーしてから選べるようにしろよと思う。
・【インスクリプション】◯

一応カードゲーム。その裏には大きな秘密が隠されている。
もっと面倒くさい内容をイメージしていたが、意外とカジュアルだし、楽しみやすかった。
・【タイニーキン】◯

カジュアルなピクミン。ピクミンは色々考える必要があったのに対し、これは適当に投げるだけでピクミンらしき謎の生命体が各々勝手に判断して色々やってくれる。
歯応えはないが、アクションは軽快だし、現実的な部屋の中でピクミン的なパズルが出来るというだけで楽しい。
・【メイドインアビス 闇を目指した連星】◯

巨大な穴の中を冒険するメイドインアビスがゲーム化。原作と同じく描写は生々しいし、死が当たり前にある厳しい環境も難易度として落とし込まれている。
割と本格的なサバイバルをしていて中々面白いなと思ったけど、最初のストーリーモードだけでもうお腹いっぱいになってしまった。
本番はストーリーをクリアーしてから解禁されるアビスモードなのは重々承知だが、ストーリーモードだけでマップの30%くらいは探索する事が出来てしまい、中途半端に知識がある状態でまた一から仕切り直して潜り直す、というのが何となく乗り気になれなかった。
最初からアビスモードを選べるようにして欲しかったね。何も分からない手探りの状態でアビス踏破を目指したかった。
ちなみに今ではアップデートによって最初からアビスモードを遊べるらしい。
・【ティメジア】◯

ハードコアアクション。SEKIROのシステムをかなりそのまま取り入れてるが、アクションの手触りが良くて、結構本格的なコンバットを楽しめる。
でもラスボス戦で敵を殴る度にBGMがリセットされて延々と音楽の最初の部分だけ流れるというバグはどうにかした方が良いと思う。
・【勇気の決断 海苔】◯

度肝を抜かれた。本当に。100円もするけど買ってその目で確かめてほしいレベル。
こんなゲームでも世の中に出せてしまうんだから、商品だからと言ってかしこまらず勢いとノリでゲーム作りすれば良いんだよと感じられるところがあり、自分のゲームを遊んで欲しいと願って日々頑張っている人たちには、タイトル通り「勇気」を与えてくれる存在になるかも知れない。
・【ハードスペース シップブレイカー】

宇宙空間を漂いながら宇宙船を解体するゲーム。
レーザーで細かく切り分けする繊細さ、大きな塊を高炉に投げ込む大胆さ、順番にパーツを解体する効率性など、色んな要素があってゲームプレイにメリハリがある。
ちなみに日本語には対応していない。でもチュートリアルが手厚いので意外と何とかなった。
・【ディオフィールドクロニクル】◯

スクエニの新作。ジャンルはリアルタイムストラテジー。
スクエニらしく派手さはあるけど、最初から最後まで同じやり方で攻略が可能で、RTSとしての面白さはあまりなかった。
・【スパイダーヘック】◯

蜘蛛がライトセーバー的なソードをぶん回すアクションゲーム。
曲芸的なアクションがテクニカルだし、見栄えるし、白熱する。最初は凄く面白かった。でも単調なのですぐ飽きる。
・【ヴァルキリーエリュシオン】◯

地味。アクションも見栄えもキャラクターも演出もステージも全部そこそこ。
まとまっているだけで、目を引く部分がない。ヴァルキリーというブランド以外、このゲームならではというものがない。
破綻はしてないし手抜きでもないが、普通の平凡なアクションゲームという域を出なかった。
・【Tunic】◯

あらゆる情報を手探りで見つけ出すリアルで面倒な冒険が出来ると聞いて、例によって俺はこのゲームを買ってしまったけど、これは最後まで楽しめた。
確かに情報が薄くまさかレベル上げの仕組みまで説明無しとは思わなかったが、プレイヤーを突き放しているように見えて放置はしていない。探索に動線があったり、ゲーム展開に起伏があったり、分かりやすいヒントが散りばめられていたり、ストーリ性もあったり。プレイヤーが諦めないように、飽きないように、ちゃんと工夫や調整が凝らされている。
プレイヤー自身がゲームを解いているという臨場感を大事にしながらも、さりげなくゲーム側が引っ張ってくれている。こういうバランスで作ってくれると面倒くさいゲームでも最後まで頑張ろうという気持ちになれるので有り難い。
・【Fuled up】◯

宇宙船の中で発生するイレギュラーに対処するオーバークック的なパーティーゲーム。
一人では全く面白くないが、協力が必須なのでフレンドと遊べばそれなりに楽しかった。
・【フォーリングアウト】

夫婦を操作してダンジョンを突破するスクロールアクション。スペランキーにかなり似てる。
クオリティは高いが、これも一人で遊ぶのはシンドい。マルチで遊ぶ分には面白かった。
・【一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう】◯

健気な女の子が何回も死ぬテキストアドベンチャー。女の子が健気だなぁという印象しか残ってない。
・【ゴッサムナイツ】◯

バットマンの新作。4人のヒーローが主人公となるがバットマンの能力を四分割しただけで一人一人のアクションの底が浅く、それ以前にそもそも肉弾戦のシステムが簡略化されていて、ステルスもコンバットも退屈だった。
・【ベヨネッタ3】◯

相変わらずアクションが面白いし、クリアーまでグイグイ引っ張ってくれるスペクタクルな展開も見ものだが、前作と変わらずベヨネッタさんのキャラクターが大人しくて残念。
・【ソニック フロンティア】◯

ソニックがオープンワールドゲーム化。とりあえず何でもオープンワールドにしておけという風潮があるけど、間延びしてないし、ボリュームもあるし、何より広大な大地を高速に駆け回るのが楽しい。
オープンワールドは、ソニックのゲーム性と純粋に相性が良くてハマってる。
・【ゴッドオブウォー ラグナロク】◯

ゴッドオブウォーの続編。アクションが面白いし、探索が凝ってるし、サブクエストのクオリティが寄り道の域を超えてるし、グラフィックが凄いし、ストーリーもキャラの成長が感じられて続編らしい感慨深さがある。
相変わらず凄い完成度だけど、俺は前作で割とお腹いっぱいだったので、あまり変わり映えしない今作は早い段階で飽きが来た。
・【グッドバイワールド】◯

ゲーム作りに思いを馳せるクリエイターに焦点を当てたアドベンチャーゲーム。
ものづくりは誰か一人でも感動させる事ができたらそれだけで価値があるけど、それはそれとして、ビジネスではそんなロマンは許されないから現実は厳しいよねという、ものづくりを仕事にすることによる葛藤が描かれている。
そういう現実と理想のぶつかり合いは色んなストーリーで見るのでそこまで目新しくもないが、最後の仕掛けはゲームらしい見せ方で印象に残った。
・【マウントアンドブレイド2 バナーロード】

大陸統一を目指す戦争ストラテジー。
盤上で駒を動かすという大局的な視点で表現されがちなジャンルだが、このゲームは実際に一人の主人公を動かしてアクション要素のあるバトルも取り入れながら臨場感たっぷりに体験できるのだから凄い。
でも、すぐに挫折した。取っ付きが悪いから。地味なキャラクター。ぎこちないアクション。手触りの悪いインターフェース。虚無な演出。分かりにくいルール。中々得られない成功体験。
地味だし、面倒くさいし、コツを掴みにくい。長く遊べば遊ぶほど面白そうだというオーラはひしひしと感じるけど、分かりやすい楽しさ、爽快感、成功した感触がないので根気が続かない。
このゲームに限らず、頭の中では地味で難解でリアルなゲームほど面白そうに見えるけど、実際にやってみると面倒くさいという感情が先に来る。
結局俺が好きなのは、分かりやすくて派手でエンタメしているゲームであり、その性に合わせてゲーム選びをするべきなのに、でもたまに、サブノーティカとか、アウトワードとか、古くはデモンズソウル、フォールアウト3など、頭の中の理想と一致してくれるゲームと稀に出会うことがあるから、やっぱり追い求めてしまうんだよな。
・【ポケットモンスターバイオレット】◯

オープンワールド化したポケモン。めちゃくちゃハマった。
・【milk inside a bag of milk inside a bag of milk】◯

意味不明。だけど何となく言いたい事は伝わってくるというゲーム。
・【milk outside a bag of milk outside a bag of milk】◯

やっぱり意味不明。だけどやっぱり何となく言いたい事は伝わってくる。
・【ガングレイヴゴア】

令和の時代にガングレイヴがPS2時代のゲーム感覚を引っ提げて復活。
大味なアクションを細かいタイミングで制御するという、PS2の時代を彷彿とさせる大雑把で理不尽な難易度は確かに懐かしいけどさ、イライラするだけだから再現しなくていいっす。
途中でコントローラーぶん投げてやめた。
・【シロナガス島への帰還】◯

謎の孤島で起こる殺人事件に挑むテキストアドベンチャー。
本編も良かったけど、そのあと解禁される後日談のギャグが冴えまくっていて特に面白かった。
・【マリオ+ラビッツ ギャラクシーバトル】

マリオとラビッツでシミュレーションするゲーム。
マリオ的なアクションとシミュレーションRPGの戦略性が割と噛み合っていて面白かった。
・【ハローネイバー2】

お隣さんの謎を暴くステルスアドベンチャー。
いやー、ステルスしながら謎解きするのはキツいって。しかも謎解きというか、単なる仕掛け探しだし。
持ち運べるアイテムが極端に少なくて、仕方ないから余分なアイテムを捨てようにも投げるしかボタンがなく、案の定投げ捨てた音で家主に気付かれるとか、理不尽すぎるだろ。
・【Ship of fools】◯

持ち運び可能な大砲を移動させながら船上で戦うアクションゲーム。
協力プレイ可能。役割分担が重要なので誰かと遊ぶと面白い。ローグライクなので死んだらリセットされるが、1プレイがコンパクトだし、毎回違った展開が待っているので新鮮に楽しめた。
・【魔法使いの夜】

現在プレイ中。魔法使いである少女との出会いを描いたテキストアドベンチャー。
月姫とは違ってリマスターだけど絵の枚数とクオリティが凄くて、タイプムーンのゲームの作り込みを改めて思い知った。
・【カリストプロトコル】◯

デッドスペースのスタッフによるサバイバルホラー。
デッドスペースと基本は変わらないが、同作よりも近接戦に力を入れており、積極的に立ち向かう姿勢がアクション型ホラーの激しさを引き立てていて凄く良かった。
・【クライシスコア ファイナルファンタジー7 リユニオン)◯

FF7の前日譚であるクライシスコアのリマスター。
人の生き死にがピークにあるストーリーだが、RPGは何でもありの世界だからあんまりそこでは感動できない。
でも、主人公の生き様がカッコ良いし、前向きになれる良い言葉が多いし、綺麗に本編にも繋がっているし、まだまだ続くFF7サーガを100%楽しむにはやっぱり外せないゲームである。
・【ハーヴェステラ】

現在プレイ中。スクエニの牧場物語。
一つのゲームをクリアーまで一気に遊び倒すというプレイスタイルの俺も、このゲームはのんびりチマチマと遊んでいる。それが凄く楽しい。
おわり。合計81本。

今年遊んだゲームをひたすら並べていきます。ちゃんと遊んだゲームに限り、フリープレイなどの無料で配信されたゲームも含む。順番は遊んだ順。
クリアーしたゲームは、タイトルの横に◯を付けてます。
・【ヒュプノノーツ】◯

幼馴染を救う為に人生を振り返るローグライクRPG。
敵と戦う、仲間と出会う、体力を回復する、アイテムを装備する、など、RPGでお馴染みの要素が、現実的な出来事として置き換えられ、例えば嫌いな食べ物が敵として立ちはだかったり、プレゼントで貰ったロボットが仲間になったり、お母さんが作ってくれた手料理で体力を回復したり。
誰しも人生の中では少なからず戦いがあって、出会いがあって、別れがあって、ある意味でそれはRPGのようなものであると感じさせてくれるゲーム。
自分と置き換えることができる、というのは、それだけでストーリーへの感情移入を高めてくれる。
・【KENA bridge of spirits】◯

やたらとアクションが繊細なのに物量戦ばかりで辛かった。
・【ライフイズストレンジ2】◯

超能力を持った弟を匿いながら社会から逃げ続ける兄弟の物語。プレイヤーの行動に応じて柔軟に話が変化する。
ストーリーは面白いし、かなり作り込まれた映像でしっかりキャラクターが演技しながら物語が進むので見応えもあり、ストーリーゲーム好きには打って付けのシリーズだけど、個人的にマルチエンディングが好きじゃないので、毎回優先度が低くなってしまう。
・【Deep rock galactic】◯

巨大な洞窟の中で活動し、目的を達成するアクションゲーム。
環境や敵が手強く、4種類のキャラの個性も明確で役割分担は必須。協力ゲームとしてはかなり面白い。
・【マーベル ガーディアンズオブギャラクシー】◯

ガーディアンズオブギャラクシーがゲーム化。
作り込みが凄い。描写を節約しすぎて何のために主人公たちが行動しているのか分かりにくいゲームは良くあるけど、このゲームは出来事をしっかり映像としてゲームプレイとして見せてくれるので目まぐるしい展開でも置いてけぼりにならず楽しめた。
また原作と同じようにキャラクターは死ぬほど喋るが、殆ど同じ台詞がなく、毎回違うやり取りをしてくれるのも凄い。
クオリティは文句ないし、原作ゲームとしても満足だし、評価も高いが、何故か売り上げは芳しくなく、これとアベンジャーズのゲームのせいで結構な損失を食らったスクエニは、同社の海外スタジオの大部分を売り払う事になるのであった。
・【遊戯王マスターデュエル】

遊戯王のルールを完全再現、カードプールもほぼ収録したソーシャルゲームがついに登場。しかもスマホだけでなくコンシューマーでも発売。遊戯王への思い入れが強いやたさんはすぐさま飛び付いた。
カードゲーム基準の遊戯王に触れるのは15年ぶりぐらいで、最初の2週間くらいはめちゃくちゃハマったけど、一ヶ月経つと全く起動しなくなった。
・【アートフルエスケープ】◯

ロックを愛する少年が、俺はやりたい事をやるんだーと振る舞いながら、そう簡単に許してくれない世の中の現実と、自分で勝手に作り上げた壁にぶつかりながら、前に進んでいくゲーム。
ストーリーはテーマがはっきりしているので目立っているが、ゲームとしては貧弱で、せっかくこの題材なんだからせめて演奏するという部分をもう少し強調して欲しかった。
・【ポケモン レジェンズ アルセウス】

捕まえることに重点を置いたポケモン。保守的なシリーズだが、今作は技術的にもシステム的にも新しい事をやろうとしていて、久しぶりにワクワクできるポケモンだった。
・【ダイイングライト2 ステイヒューマン】

ゾンビに満ちたオープンワールドを駆け回るアクションゲーム。
パルクールと近接バトルに特化したアクションは主観視点と相性が良く迫力があるし個性的。でもオープンワールド特有の作業感がどうしても合わず、クリアーまで到達できなかった。
・【シフ】◯

高難度なカンフーアクションゲーム。
リトライの回数が実質決まっていて、アクションもガードが弱く回避ありきのゲームバランスとなっているので、何回もやり直しを求められて根気がいるゲームだが、とにかく操作していて気持ちが良いし、バトルの奥も深く、アクションゲームとして面白いので気にならない。
基本的にゲームは難しければ難しいほど面白くなるとは思うけど、ただ難しいだけではシンドイので、分かりやすい爽快感がある、モーションがカッコいい、操作の反応が良い、映像がキビキビ動く、などの取っ付き易さがあるのは大事。そういう意味でとても良いゲームだった。
・【ホライゾン フォビドゥンウエスト】

オープンワールドアクション、ホライゾンの新作。
ゾイドやトランスフォーマーみたいな機械化された敵がカッコいいし、アクションは駆け引きと奥深さとリアリティがあるし、ミッションの展開も凝ってるし、グラフィックは特上で、文句なしに面白いゲームだが、その1週間後に出たとあるゲームのせいで印象が薄れてしまい、結局途中でやめてしまった。
でも来年にDLCが出るので、その時にまたやり直そうと思う。
・【エルデンリング】◯

一年に何十本もゲームをしてると、ゲームに対する惰性感はどうしても生まれちゃうし、楽しむためじゃなくてただ習慣でゲームしてるだけなんじゃないかと思う時もあるけど、こうやって心の底から打ち震わせてくれるほどの大傑作と出会える事があるから、やっぱりゲームはやめられないし、俺はまだまだゲームを心から楽しむ事ができるんだなと気付かせられる。
・【A memoir blue】◯

とあるアスリートが過去を振り返りながら疎遠になってしまった母を思うストーリー。
よくある風景美が映える精神探究ゲームという感じ。題材は良かった。
・【ゴーストワイヤートウキョウ】◯

東京を舞台に怪異に立ち向かうオープンワールドアクション。
期待していたアクションは単調で面白くなかったが、期待していなかったストーリーが想像以上に良かった。
日本を舞台にしているだけでなく、キャラや演出やストーリーのドラマ具合も含めて、日本のエンタメスタイルが全開でとても俺好みのゲームだった。
・【ファー チェンジングタイド】◯

海に沈んだ世界を舞台に船で旅をするゲーム。
プレイヤーは船自体を操作するのではなく、釜に火を焚べたり、空気を送ったり、帆を張ったり、アームを使って海底に落ちてる燃料を回収したり、船の内部構造を稼働させることで、その結果として船が動く。
あらゆる部分に気を使う必要があるので手間がかかるけどそのぶん船に愛着が湧く。結構大きな展開もあってエンタメ的な面白さも強い。
・【ミディアム 霊】◯

ポーランドを舞台にしたホラーアドベンチャー。
二つの画面を一緒に操作するデュアルスクリーンが特徴。しかし謎解きとして活かされているのはほんの一部分で、ホラーとしてもイマイチ効果が弱いし、なんか微妙だった。
・【レプリカ】◯

落ちてたスマホを拾ったら持ち主の家族やら国家の安全を守る秘密警察から連絡が来て色々とアプリ操作を求められるゲーム。
最初はPS5で買ったけどカーソルの感度が良すぎるせいで細かい部分のタッチが難しくしかもオプションが存在しないので調整すらできず途方に暮れたが、そういえばスマホをタッチするという体裁のゲームなんだからタッチ機能があるスイッチの携帯モードと相性が良いんじゃね?と閃き、購入のボタンを押した瞬間に、いやそれよりもスマホの画面で完徹している雰囲気ゲームなんだからスマホで遊ぶのが一番良くね?という発想に至って、ゲームはゲーム機で遊ぶものという固定概念が凝り固まっている俺の中からそんな発想が湧いて来た事に驚きつつも奇跡的に降りてきた天啓に従って実に久しぶりにスマホでゲームを購入した。
操作性としても体験性としても間違いなくスマホで遊ぶ事にフィットしたゲームで、とても面白かった。
・【ストレンジャーオブパラダイス ファイナルファンタジー オリジン 】

ハードコアに寄ったFFのアクション。
FFのボスやアビリティを活用した世界観なのでFF信者である俺としては入り込みやすいし、アクションも中々作り込まれていてハードコアらしい駆け引きがあるが、ハクスラ過ぎるゲームバランスが俺に合わず。
何回も言ってるけど、俺はアイテムがジャラジャラ落ちるゲームが好きじゃないのよね。ひたすらミッションを回転させる事を重視したシステム的な作りのゲームならまだしも、RPGみたいな体験性があるゲームでハクスラをされると凄く冷めてしまう。
・【シャドーウォリアー3】◯

主観視点でひたすら突き進むハイスピードアクション。
殆どやっている事は「ドゥーム」と同じ。ドゥームの方が圧倒的にアクションは面白いが、あれよりも簡単で、ボリュームも短く、面倒くさいアスレチック要素もないので、勢いを保ったまま全力で突っ走る爽快感はあった。
・【eBASEALLパワフルプロ野球2022】

スワローズが万年最下位だった数年前までは俺のストレスの捌け口としてこのゲームがサンドバッグの役目を果たしてくれたが、今ではすっかりスワローズは強豪チームとなり、パワプロを起動する機会も少なくなってしまった。
・【トライアングルストラテジー】◯

スクエニのシミュレーションRPG。
仲間に着目したシステムが面白い。一人一人に役目があって活躍できるバトルが楽しいし、仲間の投票によって今後の方針を決めるというストーリーの進め方も新鮮だった。
それだけあって仲間の主張がそれぞれ強い。自己中心的だったり、非人道的な事を平気で言ってくる。でも間違いだとは言えない。それぞれの主張が自分の正義に沿って筋が通っているから。
立場や目的によって何が正しいかは変わるわけで、この世に絶対に正しいと呼べるものなんて存在しない。じゃあ何を信じれば良いのか、という問いに対して、だからこそ自分自身を信じろ、とこのゲームは答えている。
「正しさ」を自分の都合に合わせて分かりやすく固定化しようとするものは多いが、それとは一線を画したこのゲームのストーリーとシステムは一見の価値がある。
・【夜廻三】

夜廻の新作。ストーリーが凄く気になるんだけど、アクションが難しくてギブアップ。
その難しさが細かいハンドリングから来るものであんまりゲームとして面白くないから困る。
・【アンパッキング】◯

ダンボールから荷物を出して、それを部屋に配置するゲーム。
最初はレイアウトのスコアでも計るゲームなのかなと思ったら、デザイン性を追求するのではなく、荷物の配置にある程度の正解・間違いが設けられたパズルゲームだった。
明確にこの場所に置いてねという判定はなく、ある程度使いやすさを考えながら配置すればほぼ正解。
そうしているうちに荷物には持ち主が存在し、ダンボールの中には色んな歴史が詰まっているのだと自然と思いを馳せる事ができて、なかなか上手い仕組みだなと思った。
またPS5のコントローラーの振動をフル活用しているゲームの一つであり、何百種類という荷物に固有の置いた感触の振動が設定されているだけでなく、置いた場所や皿の枚数でも振動が細かく変わる芸の細かさでビックリした。振動マニアの人は絶対にやるべきゲーム。
・【春ゆきてレトロチカ】◯

スクエニの新作。ストーリーを全部実写のドラマとして見せてくれるアドベンチャーゲーム。
実写のクオリティは申し分ないし、ちゃんとゲームらしく推理もさせてくれる。仮説を作るパートは面倒くさいが、新しい事をやろうという意欲は感じる。
スクエニは売れ線の大作だけでなく、あまり売り上げが見込め無さそうな小規模なゲームも積極的に作ってくれるから嬉しいよね。
・【ドントスターヴ トゥギャザー】

サバイバルアドベンチャー、ドントスターヴを友達と一緒に遊べるよというゲーム。
なかなか面白かったけど、回線の問題で切断されまくって頓挫した。スイッチにデフォルトで有線刺せるようにして欲しいよね。
・【カードシャーク】

トランプのイカサマをテーマにしたゲーム。
題材がユニークだから最初は新鮮で面白い。でもルールやマーキングしたカードを覚えるという暗記の一点に集約されたゲーム性が途中から辛くなってやめた。
・【ルーパーズ】◯

同じ一日をループするテキストアドベンチャーゲーム。
俺は結構なADVマニアだけど、そのジャンルで有名はKEYブランドのゲームを遊んだのは初めて。面白かったね。
・【エレックス2】

SFを舞台にしたオープンワールド。かなり手厳しい世界で、チマチマと育成しながらスローペースに進んでいく事が求められる地味なゲーム。
俺はオープンワールドはサバイバル的な生活感が欲しいと思うタチなので、こういうゲームバランスは好きな筈なのに、実際やってみると面倒くさくて放り投げてしまうという自己矛盾。
結局俺は根本的に根気が無くて飽きやすいんだから、分かりやすい面白さや爽快感が得られないと長続きしないことをいい加減理解してゲーム選びしないとね。
そう言いながらも頭の中では、「リアリティ」がとても輝いて素晴らしいものに見えてしまうから、また性懲りも無く面倒くさそうなゲームを買ってしまうんだろうな。
・【オモリ】◯

自分の殻に閉じこもった内向的なストーリー、というのはキャラクターの見た目からして分かることだけど、ここまで陰湿で残酷なオチが待っているとは思わなかった。ちょっと衝撃的。
最終的には救いがあるけど、救いがあってはダメだろと思いたくなるほど胸糞悪い秘密が隠されている。
・【AIソムニウムファイル ニルヴァーナイニシアチブ】◯

ゲームはいつでもリセットできるし、分岐があっても簡単に選び直せる。
でもそれはあくまでもプレイヤーから見た視点であって、ゲームの中のキャラクターは、やり直しの効かない自分の人生を懸命に生きているんだ、という事がよく伝わるストーリーだった。
・【ポータル】◯

初代ポータルをいつか遊んでみたいという夢は叶ったけど、別に2だけでも充分だったかなと思ってしまった切なさ。
・【ポータル2】◯

久しぶりにポータル2をプレイ。今遊んでも最高に面白いゲームだった。
・【ノスタルジックトレイン】◯

田舎の素朴な風景が流れる中でやけに陰湿なストーリーを追いかけていくアドベンチャーゲーム。映像は綺麗だった。
・【マターフォール】◯

スクロールアクション。エフェクトが派手で爽快。
右スティックを傾けて銃を操作する操作性が俺の手に負担かかりまくりで、右手が死にそうになった。
・【ABZU】◯

海がとっても綺麗でした。
・【デリバーアスザムーン】◯

PS4版はシャトルを発射するシーンで100%フリーズしたが、最近配信されたPS5版にアップグレードしたらその問題が解決されてちゃんと遊べた。面白かった。
・【ゲットイーブン】◯

サスペンススリラー。色々と予想外な展開が起こって面白かった。
・【ジャーニー トゥザサベージプラネット】◯

オープンワールドなのに8時間もあれば終わるが、その数時間に面白さがギュっと詰まっている。
オープンワールドにありがちなボリューム感を出すための惰性や作業感がなく、充分な自由度や探索を味わいながらも中弛みのない勢いのあるスペクタクルな展開を楽しめる。とても面白かった。
・【Stray】◯

俺は猫より犬派です。
・【ブライトメモリーインフィニット】◯

映像がインディーズにしては凄いねというだけで他は平凡なアクションゲーム。
・【ライブアライブ】◯

複数の主人公の物語が詰め込まれたオムニバスRPG。SFCの名作として名高いゲーム。
主人公が複数いると聞くと育成とか面倒くさいなぁと思って俺は割と敬遠してしまうけど、このゲームは主人公によって世界観もジャンルもシステムも全く違うものが詰め込まれていて、最後はそれぞれのストーリーが繋がった熱い展開を見せてくれるし、オムニバス形式にしかできない魅力が沢山あって面白かった。
中には数合わせだろって章もあったが、幕末編とかは一本のソフトとして成立しているレベルの凄い作り込み。
これだけの内容量と密度をスーパーファミコンの時代に実現しているのは凄いね。
・【アノニマスコード】◯

化学アドベンチャーの新作。7年近く待たされてようやく発売された待望のゲームだが期待に応えてくれたかは微妙。
テンポの良さと爽やかな主人公によるアッサリとした展開が今作の特徴だから、これぐらいのボリュームとサブカル成分で丁度いいと言えばそうだけど、待たされ過ぎたこともあって物足りなさは否めない。
・【ゼノブレイド3】◯

ゼノブレイドの新作。
戦闘もフィールドも行き詰まる要素はなくゴールまで障害なしに導いてくれるし、バトルに至っては殆ど必殺技とパーティ作りとAIによって勝敗が決まるのであまりにも手応えがなく白熱しないが、ストーリーと演出に見所ありまくりで俺は大満足だった。
・【アパシー 鳴神学園七不思議】◯

学校であった怖い話シリーズの新作。
3000万文字数だの500以上のエンディングだのあまりにも過剰なボリュームを謳っていて、いやいや数が大きければ良いってもんじゃないだろと思ったけど、このゲームに関しては物量は正義だった。
膨大な数の短編が収録されており、キャラクターの人格はコロコロ変わるし、オチは唐突だし、脈絡もなければ支離滅裂だが、根底にあるのは「鳴神学園」という一つの世界であって、そこには確かな繋がりがあり、110名以上の登場人物が織りなす壮大なアパシーワールドに引き込まれてしまった。
殆どパラレルワールドのようなもので整合性は欠片もないし矛盾だらけではあるものの、好き放題にキャラを動かしているからこそ、予測不能で何が起こるか分からない怪しい魅力が宿っている。
・【デジモンサヴァイヴ】

デジモンのゲームでありながら、バトルや育成は添え物でがっつりとストーリーがメイン。
それだけあってストーリーの期待が出来そうだなと思ったし、実際気になる感じの展開だった。でも色々あってクリアーできてない。
・【Way of the Hunter】

オープンワールドで動物をハンティングするゲーム。
動物の生態や反応、探し方、銃の挙動など、リアルを意識した作りでかなり現実感があるが、リアルすぎて色々と面倒くさい。でもリアルだから達成感がある。でもリアルすぎて取っ付きが悪くダレる。でもリアルだから没入できる。でもリアルすぎてテンポが悪く根気が続かない。
要するに見方によって良し悪しは変わるよねという話だが、一つ言えるのは、このゲームはリアリティに振り切っていて、コンセプトをちゃんとやり切ったゲームであるということ。
・【ホーボー タフライフ】

ホームレスになってサバイバルするゲーム。
一人だと全くやる気が出ないほど面倒くさくて地味で作業的な内容だが、オンラインに対応しているので、知り合いと遊べばそれなりに楽しい。
・【RPGタイム!ライトの伝説】◯

小学生のケンタ君が頑張って作ったお手製のRPGを放課後に遊ばせて貰うという世界観のゲーム。
ダンボールで作られたフィールド、手書きのマップ、マンガ調のカットで展開するストーリー、お手製のインターフェース、パラパラ漫画によるアニメーションなど、目に見えるあらゆる部分が身近にあるものを工作して作られたもので、その手作り感溢れる世界をハイクオリティな映像で魅力を引き出している。
それだけでも素晴らしいゲームだと言えるが、次々と新しいネタを披露してくれる作り込みや王道と見せかけてちょっと捻りを加えた演出など、単なる1発ネタの出落ちゲーという枠に収まらないセンスのある展開がとても楽しかった。
・【ソウルハッカーズ2】◯

ソウルハッカーズの新作。女神転生やペルソナよりも低予算で作った結果、体験性が無くなってアトラスのノウハウだけが浮き彫りになりましたよ、という感じのゲーム。
とにかくテンポが良いし、目的と達成が次々と繰り返される育成のループが心地良く、悪魔合体とダンジョン探索をひたすら高速回転させる流れには中毒性があるけど、いつものノウハウをゴリ押ししているだけというか、あまりにもシステム化され過ぎていてゲームとしては無機質に感じてしまう。
ちゃんとしたメインストーリーやキャラクターも存在するけど、ゲームプレイとストーリーが分離しているように感じられるので全く話の熱量が伝わらない。
安定した心地の良い決まり切った流れを繰り返すだけでなく、困難やイレギュラーや思い通りに行かない事が発生する、予想を超えた何かがゲームにはあって欲しいなと思う。
・【ローラードローム】◯

ローラースケートに乗ったキャラクターがバトルを繰り広げるアリーナ型のアクションゲーム。
グラインドやエアーなどカッコいいトリックを決めながら戦うのが見栄えるし、インスタ映えするクールなアクションを決めないとリロードできないというシステムがこのゲームのコンセプトを強固にしている。
が、オプションから無限弾薬やダメージ無効などのチートが簡単に出来てしまうので、やる気が一気に無くなった。
せめてそのオプションはクリアーしてから選べるようにしろよと思う。
・【インスクリプション】◯

一応カードゲーム。その裏には大きな秘密が隠されている。
もっと面倒くさい内容をイメージしていたが、意外とカジュアルだし、楽しみやすかった。
・【タイニーキン】◯

カジュアルなピクミン。ピクミンは色々考える必要があったのに対し、これは適当に投げるだけでピクミンらしき謎の生命体が各々勝手に判断して色々やってくれる。
歯応えはないが、アクションは軽快だし、現実的な部屋の中でピクミン的なパズルが出来るというだけで楽しい。
・【メイドインアビス 闇を目指した連星】◯

巨大な穴の中を冒険するメイドインアビスがゲーム化。原作と同じく描写は生々しいし、死が当たり前にある厳しい環境も難易度として落とし込まれている。
割と本格的なサバイバルをしていて中々面白いなと思ったけど、最初のストーリーモードだけでもうお腹いっぱいになってしまった。
本番はストーリーをクリアーしてから解禁されるアビスモードなのは重々承知だが、ストーリーモードだけでマップの30%くらいは探索する事が出来てしまい、中途半端に知識がある状態でまた一から仕切り直して潜り直す、というのが何となく乗り気になれなかった。
最初からアビスモードを選べるようにして欲しかったね。何も分からない手探りの状態でアビス踏破を目指したかった。
ちなみに今ではアップデートによって最初からアビスモードを遊べるらしい。
・【ティメジア】◯

ハードコアアクション。SEKIROのシステムをかなりそのまま取り入れてるが、アクションの手触りが良くて、結構本格的なコンバットを楽しめる。
でもラスボス戦で敵を殴る度にBGMがリセットされて延々と音楽の最初の部分だけ流れるというバグはどうにかした方が良いと思う。
・【勇気の決断 海苔】◯

度肝を抜かれた。本当に。100円もするけど買ってその目で確かめてほしいレベル。
こんなゲームでも世の中に出せてしまうんだから、商品だからと言ってかしこまらず勢いとノリでゲーム作りすれば良いんだよと感じられるところがあり、自分のゲームを遊んで欲しいと願って日々頑張っている人たちには、タイトル通り「勇気」を与えてくれる存在になるかも知れない。
・【ハードスペース シップブレイカー】

宇宙空間を漂いながら宇宙船を解体するゲーム。
レーザーで細かく切り分けする繊細さ、大きな塊を高炉に投げ込む大胆さ、順番にパーツを解体する効率性など、色んな要素があってゲームプレイにメリハリがある。
ちなみに日本語には対応していない。でもチュートリアルが手厚いので意外と何とかなった。
・【ディオフィールドクロニクル】◯

スクエニの新作。ジャンルはリアルタイムストラテジー。
スクエニらしく派手さはあるけど、最初から最後まで同じやり方で攻略が可能で、RTSとしての面白さはあまりなかった。
・【スパイダーヘック】◯

蜘蛛がライトセーバー的なソードをぶん回すアクションゲーム。
曲芸的なアクションがテクニカルだし、見栄えるし、白熱する。最初は凄く面白かった。でも単調なのですぐ飽きる。
・【ヴァルキリーエリュシオン】◯

地味。アクションも見栄えもキャラクターも演出もステージも全部そこそこ。
まとまっているだけで、目を引く部分がない。ヴァルキリーというブランド以外、このゲームならではというものがない。
破綻はしてないし手抜きでもないが、普通の平凡なアクションゲームという域を出なかった。
・【Tunic】◯

あらゆる情報を手探りで見つけ出すリアルで面倒な冒険が出来ると聞いて、例によって俺はこのゲームを買ってしまったけど、これは最後まで楽しめた。
確かに情報が薄くまさかレベル上げの仕組みまで説明無しとは思わなかったが、プレイヤーを突き放しているように見えて放置はしていない。探索に動線があったり、ゲーム展開に起伏があったり、分かりやすいヒントが散りばめられていたり、ストーリ性もあったり。プレイヤーが諦めないように、飽きないように、ちゃんと工夫や調整が凝らされている。
プレイヤー自身がゲームを解いているという臨場感を大事にしながらも、さりげなくゲーム側が引っ張ってくれている。こういうバランスで作ってくれると面倒くさいゲームでも最後まで頑張ろうという気持ちになれるので有り難い。
・【Fuled up】◯

宇宙船の中で発生するイレギュラーに対処するオーバークック的なパーティーゲーム。
一人では全く面白くないが、協力が必須なのでフレンドと遊べばそれなりに楽しかった。
・【フォーリングアウト】

夫婦を操作してダンジョンを突破するスクロールアクション。スペランキーにかなり似てる。
クオリティは高いが、これも一人で遊ぶのはシンドい。マルチで遊ぶ分には面白かった。
・【一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう】◯

健気な女の子が何回も死ぬテキストアドベンチャー。女の子が健気だなぁという印象しか残ってない。
・【ゴッサムナイツ】◯

バットマンの新作。4人のヒーローが主人公となるがバットマンの能力を四分割しただけで一人一人のアクションの底が浅く、それ以前にそもそも肉弾戦のシステムが簡略化されていて、ステルスもコンバットも退屈だった。
・【ベヨネッタ3】◯

相変わらずアクションが面白いし、クリアーまでグイグイ引っ張ってくれるスペクタクルな展開も見ものだが、前作と変わらずベヨネッタさんのキャラクターが大人しくて残念。
・【ソニック フロンティア】◯

ソニックがオープンワールドゲーム化。とりあえず何でもオープンワールドにしておけという風潮があるけど、間延びしてないし、ボリュームもあるし、何より広大な大地を高速に駆け回るのが楽しい。
オープンワールドは、ソニックのゲーム性と純粋に相性が良くてハマってる。
・【ゴッドオブウォー ラグナロク】◯

ゴッドオブウォーの続編。アクションが面白いし、探索が凝ってるし、サブクエストのクオリティが寄り道の域を超えてるし、グラフィックが凄いし、ストーリーもキャラの成長が感じられて続編らしい感慨深さがある。
相変わらず凄い完成度だけど、俺は前作で割とお腹いっぱいだったので、あまり変わり映えしない今作は早い段階で飽きが来た。
・【グッドバイワールド】◯

ゲーム作りに思いを馳せるクリエイターに焦点を当てたアドベンチャーゲーム。
ものづくりは誰か一人でも感動させる事ができたらそれだけで価値があるけど、それはそれとして、ビジネスではそんなロマンは許されないから現実は厳しいよねという、ものづくりを仕事にすることによる葛藤が描かれている。
そういう現実と理想のぶつかり合いは色んなストーリーで見るのでそこまで目新しくもないが、最後の仕掛けはゲームらしい見せ方で印象に残った。
・【マウントアンドブレイド2 バナーロード】

大陸統一を目指す戦争ストラテジー。
盤上で駒を動かすという大局的な視点で表現されがちなジャンルだが、このゲームは実際に一人の主人公を動かしてアクション要素のあるバトルも取り入れながら臨場感たっぷりに体験できるのだから凄い。
でも、すぐに挫折した。取っ付きが悪いから。地味なキャラクター。ぎこちないアクション。手触りの悪いインターフェース。虚無な演出。分かりにくいルール。中々得られない成功体験。
地味だし、面倒くさいし、コツを掴みにくい。長く遊べば遊ぶほど面白そうだというオーラはひしひしと感じるけど、分かりやすい楽しさ、爽快感、成功した感触がないので根気が続かない。
このゲームに限らず、頭の中では地味で難解でリアルなゲームほど面白そうに見えるけど、実際にやってみると面倒くさいという感情が先に来る。
結局俺が好きなのは、分かりやすくて派手でエンタメしているゲームであり、その性に合わせてゲーム選びをするべきなのに、でもたまに、サブノーティカとか、アウトワードとか、古くはデモンズソウル、フォールアウト3など、頭の中の理想と一致してくれるゲームと稀に出会うことがあるから、やっぱり追い求めてしまうんだよな。
・【ポケットモンスターバイオレット】◯

オープンワールド化したポケモン。めちゃくちゃハマった。
・【milk inside a bag of milk inside a bag of milk】◯

意味不明。だけど何となく言いたい事は伝わってくるというゲーム。
・【milk outside a bag of milk outside a bag of milk】◯

やっぱり意味不明。だけどやっぱり何となく言いたい事は伝わってくる。
・【ガングレイヴゴア】

令和の時代にガングレイヴがPS2時代のゲーム感覚を引っ提げて復活。
大味なアクションを細かいタイミングで制御するという、PS2の時代を彷彿とさせる大雑把で理不尽な難易度は確かに懐かしいけどさ、イライラするだけだから再現しなくていいっす。
途中でコントローラーぶん投げてやめた。
・【シロナガス島への帰還】◯

謎の孤島で起こる殺人事件に挑むテキストアドベンチャー。
本編も良かったけど、そのあと解禁される後日談のギャグが冴えまくっていて特に面白かった。
・【マリオ+ラビッツ ギャラクシーバトル】

マリオとラビッツでシミュレーションするゲーム。
マリオ的なアクションとシミュレーションRPGの戦略性が割と噛み合っていて面白かった。
・【ハローネイバー2】

お隣さんの謎を暴くステルスアドベンチャー。
いやー、ステルスしながら謎解きするのはキツいって。しかも謎解きというか、単なる仕掛け探しだし。
持ち運べるアイテムが極端に少なくて、仕方ないから余分なアイテムを捨てようにも投げるしかボタンがなく、案の定投げ捨てた音で家主に気付かれるとか、理不尽すぎるだろ。
・【Ship of fools】◯

持ち運び可能な大砲を移動させながら船上で戦うアクションゲーム。
協力プレイ可能。役割分担が重要なので誰かと遊ぶと面白い。ローグライクなので死んだらリセットされるが、1プレイがコンパクトだし、毎回違った展開が待っているので新鮮に楽しめた。
・【魔法使いの夜】

現在プレイ中。魔法使いである少女との出会いを描いたテキストアドベンチャー。
月姫とは違ってリマスターだけど絵の枚数とクオリティが凄くて、タイプムーンのゲームの作り込みを改めて思い知った。
・【カリストプロトコル】◯

デッドスペースのスタッフによるサバイバルホラー。
デッドスペースと基本は変わらないが、同作よりも近接戦に力を入れており、積極的に立ち向かう姿勢がアクション型ホラーの激しさを引き立てていて凄く良かった。
・【クライシスコア ファイナルファンタジー7 リユニオン)◯

FF7の前日譚であるクライシスコアのリマスター。
人の生き死にがピークにあるストーリーだが、RPGは何でもありの世界だからあんまりそこでは感動できない。
でも、主人公の生き様がカッコ良いし、前向きになれる良い言葉が多いし、綺麗に本編にも繋がっているし、まだまだ続くFF7サーガを100%楽しむにはやっぱり外せないゲームである。
・【ハーヴェステラ】

現在プレイ中。スクエニの牧場物語。
一つのゲームをクリアーまで一気に遊び倒すというプレイスタイルの俺も、このゲームはのんびりチマチマと遊んでいる。それが凄く楽しい。
おわり。合計81本。
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