物足りない



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PS4、スイッチのテキストアドベンチャーゲーム。開発はMAGES.。

化学アドベンチャーの新作。内容としては「シュタインズゲート」「カオスチャイルド」などの同シリーズと比較してネチネチした内向性や回りくどい人間関係や独りよがりな主張などサブカル的な成分が控え目で、正統派寄りだった「ロボティクスノーツ 」よりも更に描写を簡略化させてテンポを重視し、爽やかに前向きで分かりやすいサクサクしたストーリー展開が特徴。実際、15時間くらいで終わった。

方向性的には「ロボティクスノーツ」と同じで、新規層に向けた取り組みが目立つ内容なのだが、まぁ物足りないよね。結局のところ俺は、今までの内向的でネチネチとした面倒くさいところに惹かれていたんだから。
最初は何年も待たされた新作という待望感と、それに応えてくれる壮大なスケールとハイテクな世界観にワクワクしたけど、あまりにもアッサリしたまま終わってしまって拍子抜けだった。

まぁでも、このゲームはそういう方向性なのだから仕方ない。
ボリュームも今までと比べて3分の1くらいとその点でも物足りないが、くどかった過去作と比較してあらゆる部分でアッサリしているこのゲームのテイスト的にはこれぐらいの内容量が丁度いいのだろう。
また、大衆に向けただけあって映像面ではそれなりに力が入っていて、テキストアドベンチャーの中では上位レベルのアニメーションで演出してくれるのは良いところ。

物足りないの一言だけど、これが直近のシリーズ作である「カオスチャイルド」の2年後ぐらいに発売されたゲームだったら、すんなりと受け入れることが出来たかも知れない。
8年も待たされた、というのが余計なハードルになってしまった感は大いにある。