にっき



・エレックス2

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オープンワールドRPG。エルデンリングの後遺症が抜けて、そろそろ面倒くさいゲームを遊びたい気分になってきたので、待機させていたエレックス2をプレイ開始。
このゲームの特徴は、難しいこと。まだ序盤も序盤だけど出会う敵の半分くらいが2、3発で主人公を倒せる殺傷能力を持っているうえに20発以上の攻撃を耐えられる防御力を備えている。
一方でRPG成分がかなり強いため、レベルを上げたり装備を整えたり仲間を連れたりという強化をすることで大分難易度は和らぐ。この強敵を倒すために探索して育成しようというサイクルが楽しい。
オープンワールドは自由すぎるが故に目的がふんわりとしたものになりがちでモチベーションを保ち辛いという個人的な傾向があるが、このゲームは敵が強いから探索して良い装備やアイテムや仲間を探そう、という動機を持ちながら冒険できるのが良い。
しかもエレックス2には、ジェットパックで飛翔できるという大きなインパクトがある。「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」があらゆる崖をクライミングできて自由な探索ルートが構築できるのが革命だと言われていたけど、それ以上にこのゲームは快適かつ自由な移動ができてしまう。
ジェットパックも最初はかなり性能がショボくてあんまり飛翔できないが、強化することが可能でどんどん飛行距離を伸ばせるようになっている。
敵が強かったり自分が非力だったり機能が貧弱だったりと、とにかく最初は不便で面倒くさいが、少しずつ成長させていくRPG的な楽しみがとても濃いゲームである。オープンワールドという仕組みとこの地道なRPGバランスの相性はかなり良い。
あんまり聞いたことがないメーカーが作っているがクオリティは中々のもので、映像はそこそこ綺麗だし、マップや街は探索のしがいがあるし、文章量も多いし、世界観のスケールもある。オープンワールドとして申し分ない作り込み。
ただ、今のところ戦闘が全く面白くない。まだ銃火器や魔法と言った要素が使えてないので分からないところもあるけど、敵も自分も動きがハリボテすぎてアクションの面白さが感じ取れるような内容ではない。正直この部分はかなりモチベーションに影響してる。


・デリバーアスザムーン

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新しくなったプレイステーション+のフリープレイの中で一番気になったゲーム。
資源が乏しくなった地球。コロニー化した月からのエネルギー供給によってその問題を凌いでいたが、突如としてそのパイプラインがストップし、応答も途絶え、地球は再び危機に陥った。という設定。
主人公が地球から月へシャトルに乗って出発するところから始まる出だしにテンションが上がりまくり。シャトル内の計器も触らせてくれてるサービス精神っぷりで、スロットルを引いてジェットが噴射し、いざ月へ!とボルテージが最高潮に達したところでフリーズ。ゲームを一度終了してやり直すが、またフリーズ。それが3回続いた。
このゲームを諦めきれない俺はアプリを削除してダウンロードし直し、もう一度シャトルに乗ってスロットルを引いてジェットが噴射したところで、やっぱりフリーズ。
流石にもう良いです。


・マターフォール

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プレイステーション+。「リターナル」の制作会社が作っている横スクロールシューティング。
いくつかフリプのゲームを触ってみたけど、大量のストックの中から自由に選んで遊べるという緩い制約の中でゲームをプレイすると、RPG要素が強いゲームは他のゲームに意識が持っていかれがちで長続きしないが、こういうアクションゴリ押しのゲームは操作に集中しなければいけないので楽しめた。
ただ右スティックを傾けることで銃撃するという操作性が手に負担かかりまくりで、硬すぎるボス戦が辛かった。


・カードシャーク

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18世紀フランスを舞台にトランプのイカサマをテーマにしたアドベンチャーゲーム。
トランプのイカサマ、という題材に惹かれて買ってみた。実際やってみるとイカサマを活用して相手を出し抜くというシステムが斬新で面白かったけど、それは最初だけ。
とにかく難しすぎる。難しいというのがアクション性だったり機転だったり試行錯誤でどうにかなるものなら良いんだけど、このゲームはトリックのルールやマーキングしたカードを覚えるというその一点に難しさが集約した暗記ゲーなので、あんまりゲーム的な楽しさを感じ取れなくて俺は無理だった。


・聖地X

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"夫の輝夫に愛想をつかして兄が住んでいる韓国の別荘にやってきた要の前に、日本に残してきたはずの夫が現れて、一悶着あった末に別荘に軟禁する。
しかしある事が気になったので輝夫のスマホに電話をかけてみると、何故か軟禁しているはずの彼が応答し、そして日本に居ると言うのであった。"

ドッペルゲンガー現象というホラー的なジャンルの設定を軸にしているけど、ホラーというほど大袈裟でアトラクション的な内容ではなく、むしろかなり地味なトーンだが、それ故にストーリーは地に足が着いていてメッセージ性があった。それでいてドッペルゲンガー現象は興味を惹いてくれるシステムなので物語の展開装置として良い働きをしている。
良いね、こういうファンタジーな仕組みを教訓に仕立てあげる寓話的なストーリーは。刺激があるし、メッセージも分かりやすく伝わってくる。好きよ。


・スクリーム

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「スクリーム」シリーズ大好きだけど、最近になって新作が出ていたことに気が付いた。
相変わらず殺人鬼の素人感が素敵。手際は悪いが、反撃されながらも泥臭く必死に人を殺そうとする姿勢にゾクっとくる。
メタ的な要素を使いまくって何とか新しさと伝統さを両立させた新作を作ろうとしている取り組みも見所があった。


・フロッグ

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"主人公のグレッグは妻の不倫問題に頭を悩ませていたが、追い打ちをかけるように自宅では不可解な怪奇現象が起こるのであった"

これは良くできたストーリーですね。重層的な物語の仕掛けがものの見事に決まってる。無理に繋げたような不自然さもない。しかも複雑ではなく分かりやすい。とても面白かった。


・ベターコールソウル

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ふぅ。とりあえずひと段落。少しインターバルをあけて、7月から最終シーズンの後半へ。
主人公の元同僚に対する陰湿な嫌がらせが見ていて不快だったのではやく決着してくれないかなぁと思っていたが、そのパートは完全に終わったので良かった。
ここから先は主人公にとって地獄の幕開けだろうけどね。


・ヤクルトスワローズ

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祝!交流戦優勝!