変わらないで



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プレイステーション+が6月からパワーアップ。マルチプレイ使用権や毎月数タイトル配信されるフリープレイなどの特典があった従来モデルだけでなく、更なる追加料金を払うことで上位のプランへ加入できるようになった。
主な注目点はフリーで遊べるゲームラインナップの大幅な拡大で、少量の月額支払いだけで数百にのぼる多くのゲームにアクセスできる。
ネットフリックスやapple musicなど、映像作品や音楽は既にサブスクリプションが一般的になり、ゲームもマイクロソフトが数年前からゲームパスと呼ばれるサブスク型の会員サービスで成功していたが、ソニーも追随する形となった。ついにゲームにもサブスクリプションの流れが来てしまったかという感じ。

個人的に、ゲームのサブスクリプションは大反対です。ザッピング形式で手軽にゲームにアクセスできるという敷居の低さは、ゲームに集中しにくいから。
俺自身、PS+のフリープレイで配信されたゲームを無料だからと少し触ってみるが、ちょっと遊んで気に留まる内容じゃなかったらすぐ次のゲームへ気持ちが向いてしまう、というパターンによく陥る。そのゲームに対してお金を払ってないから、何の未練もなく切り捨てる事が出来てしまう。
コンシューマーで売られているようなゲームは、根気が求められるものが多い。面倒くさいシステムだったり、難解なパズルだったり、やたらと強い敵だったり、訳が分からないストーリーだったり。最初は取っ付き難くて反比例的に面白くなる傾向があり、ある程度ゲームに対して寛容的な姿勢が求められる。
加えて、ゲームは映画と違って終わるまでが長い。しかも自動で進むものではなく、自分の手で道を切り開いていく必要がある。ゲームを遊ぶという行為は結構パワーを使う。
「そのゲームが遊びたいから、お金を払ってそのゲームを買う」というある種の制約がなくなってしまったら、気持ちを持続させるのは難しいジャンルだと俺は思う。
特に怖いのは、サブスクリプションがゲームの流通を独占するような事があった場合、ザッピングの特性に合わせて爽快感やユーザービリティだけに偏った安易なゲームばっかり作られたり、フリーでアクセスされても商売しやすいように持続的な課金を求めてくるゲームが増えたり、というビジネスライクなゲームが幅を利かせてくる気がしてならないこと。
ゲームのスタイルというのは売り方に大きく左右されるので、今までコンシューマーのゲームが、複雑なシステムや面倒くさい仕組みをユーザーに強いたりというチャレンジが出来たのも、最初にお金を払って買って貰うというビジネスモデルのおかげで出来た側面が大いにあると思う。
故に、ゲームを矮小化しかねないサブスクリプションは、正直流行ってほしくない。オプションに留まる程度の存在なら問題ないが、この売り方が一般的になるのは凄く困る。

そんなことを言いながら、俺は初日からプレイステーション+の最上位であるプレミアムの会員です。一般化して欲しくないけど、俺は使います。だってどう考えてもコスパが良いもん。サブスクリプションというのはヘビーユーザーであればあるほどお得。
カタログを見てみたら、気になったけど遊んでないゲームが結構あった。結局のところ商品は手にとって貰うまでが一番大変だろうから、遊んで貰えるキッカケ作りになるのはサブスクの良いところ。
以下、プレミアムで遊べる範囲で気になるゲーム。順番は目に付いた順。


・マーベル スパイダーマン マイルズモラレス

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マイルズモラレスが主人公であるスパイダーマンのゲーム。
PS5のローンチで発売されたゲームなので、映像のクオリティは凄そう。ストーリー軸であっさり終わるゲームだからサブスクと合ってるし、気になる。


・アサシンクリード ヴァルハラ

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アサシンクリードの新作。直近のシリーズ作品と比べると的を絞った作りに見えるので買うか迷ったが、アサシンクリードにあまり良い思い出が無いので結局保留したままだった。
サブスクでやりたいタイプのゲームではないけど、気になるゲームなのは間違いない。


・マフィア3 ディフィニティブエディション

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マフィア社会を生き抜くオープンワールドゲーム。ストーリーが繋がってないなら気になる。


・スナイパーエリート4

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スナイパーライフルで敵を狙撃することに特化したシューティングゲーム。
今まで触れた事がないシリーズなので気になる。


・ワーウルフ ジアポカリプス

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狼になったりならなかったりするアドベンチャーゲーム。ちょっと気になる。


・ジャーニートゥザサベージプラネット

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優先ゲーム、その1。未知の生命体に溢れた島でサバイバルするアドベンチャーゲーム。めちゃくちゃ気になる。


・フロストパンク

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1886年のイギリスを舞台にしたストラテジーゲーム。極寒の環境ならではの街づくりが求められる。
あまりやったことのないジャンルなので気になる。


・コールオブクトゥルフ

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クトゥルフ神話の世界観を舞台にしたアドベンチャーゲーム。
サスペンス調の雰囲気が好きなので気になる。


・サージ2

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機械生命体と戦うハードコアアクション。好きなジャンルなので気になる。


・リトルビッグワークショップ

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テーブルの上で小人を働かせて小さな工場を盛り立てるミニチュアサイズの運営ゲーム。
自動でサイクルが循環して社会が成り立つ様を眺めるゲームをやりたいなと思いながらもあまり手を出してこなかったが、そういうリアルタイムストラテジーの魅力が詰まってそう。気になる。


・フェードトゥサイレンス

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サバイバルハードコアゲーム。バグが多いらしいが、気になる。


・ロックオブエイジス メイク&ブレイク

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巨大な顔面岩を転がして障害物を薙ぎ倒していくゲーム。
みんなで遊ぶと面白そうなので気になる。フレンドとゲームを揃えやすいのもサブスクの良いところ。


・デリバーアスザムーン

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優先ゲーム、その2。コロニー化された月で起きた事件を調査するSFアドベンチャー。
何故このゲームの存在に今まで気が付かなかったのか分からないくらい気になる。


・バッドノース

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敵の軍隊から島を守るタワーディフェンス。タワーディフェンスは複雑で忙しいイメージがあるが、このゲームは見た目からしてシンプルにまとまってそう。気になる。


・アイアムデッド

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優先ゲーム、その3。死後の世界を舞台にしたパズルアドベンチャーゲーム。
ストーリーと世界観を軸にコンパクトにまとまったゲームは好みなのでとても気になる。


・スターリンク バトルフォーアトラス スタンダードエディション

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オープンワールドフライトシューティングゲーム。戦闘機に乗るタイプのゲームでオープンワールドという組み合わせはあまりないので気になる。


・パイルアップ!ボックスバイボックス

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ダンボールがジャンプするアクションゲーム。複数人で遊ぶと色んな解き方が生まれるというヒューマンフォールフラット的な遊び方ができる。ちょっと気になる。


・レリクタ

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優先ゲーム、その4。磁力と重力を駆使する主観視点パズルアドベンチャー。
主観視点のパズルゲームは良い思い出が多い。気になる。


・妖怪学園Y ワイワイ学園生活

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妖怪ウォッチの世界観で学園生活するゲーム。閉じた世界の中で色んな事が起こるというシチュエーションが好きなので気になる。