ちょうどいい



引き続き、新しいプレイステーション+の話。フリープレイのカタログを見ると、新旧合わせて色んなタイトルがあり、せっかくなので遊んだことがあるゲーム全てに触れていきます。順番は目に付いた順。


・デモンズソウル

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フロムソフトウェアのハードコアゲームが復活する契機となった「デモンズソウル」のPS5リメイク版。
ゲーム内容は殆ど変わらないがグラフィックは完全に作り直し。ハイエンドに特化しているだけあってフロムの最新作である「エルデンリング」よりも映像に関してはクオリティが高い。
ゲームとしての特徴は、面クリアー型なのでテンポが良いこと。難易度も後継作品と比較すると控え目。フロムのダークファンタジーが気になる人はとりあえずこれからやっとけば良いと思う。


・ゴーストオブツシマ ディレクターズカット

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モンゴル帝国による対馬への侵攻(文永の役)を題材にしたアクションアドベンチャー。
映像のクオリティが凄いし、画面に集中させるインターフェースが工夫されてるし、ロックオンなどの補正を排除した刀の斬り合いは緊張感がある。
ゲームっぽさを抑えたリアリティ重視の作りだが、オープンワールドを軸にした遊びは探索やサブクエストや隠されたボスなどゲーム的な楽しさが満載。特にオープンワールドでは軽視されがちな「ボス戦」に力が入ってるのが個人的には嬉しかった。
おまけにストーリーまで面白いから隙がない。侍をテーマとしながら「武士道精神」に対して無闇に賛美せず疑問も投げかけるストーリーは大変興味深かった。


・レッドデッドリデンプション2

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西部劇を舞台にした超リアルなゲーム。このゲームのリアルさに対する拘りは尋常じゃない。
映像のクオリティは言うまでもなく最高峰だが、注目はキャラの演技。主要キャラだけでなく、一回きりしか出て来ないようなモブキャラの所作まで固有の人間味が感じられる程に作り込まれているのは驚いた。
実際はテンプレートがあるのかも知れないけど、俺には切り貼りしているように見えない。全てのモーションがお手製で作られているんじゃないかと思わせるぐらい、あらゆる出来事がリアルに見えた。
馬に荷物を乗せる時に既に置いてあった物を押し上げてズラし、空いたスペースに物を収納するみたいな、そんな些細な表現までちゃんと映像として見せてくる。そういう作り込みが細部に渡るまで行き届いている。
普通のゲームならある程度キャラの動きは使い回すし、表現も簡略化しているが、開発のロックスターは全く妥協していない。細部にこそ魂は宿ると言うが、まさにこのゲームは小さなところを積み重ねて、嘘のないリアルな世界を作り上げている。
良く言われる事として「リアルだからゲームが面白くなるわけじゃない」という理屈があるが、このゲームはリアルだから面白いと断言できる。現実的な世界を作る、というコンセプトに対するこのゲームの本気度は本当に凄い。


・マーベル ガーディアンズオブギャラクシー

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ガーディアンズオブギャラクシーをゲーム化。原作通り、ひたすらキャラクターが喋り続けているのに、同じ事を殆ど言わないから凄い。
イベント性も優れている。チャプターごとに大きな出来事を見せてくれるので話に入っていきやすかった。


・マーベル スパイダーマン

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スパイダーマンのゲーム。スパイダーマン独自の蜘蛛の糸を利用したスイング移動は明らかにオープンワールドと噛み合っていて面白かった。


・リターナル

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死んだらリセットされるローグライク形式のシューティングゲーム。
死んだら終わりという緊張感は、最高にゲームを刺激的なものにしてくれる。同時にやり直しが面倒くさい仕様でもあるが、その感情をアクションの心地良さが上書きしてくれた。


・デスストランディング ディレクターズカット

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小島監督の最新作。監督の代表作である「メタルギア」も相当なストーリー寄りのゲームだったが、シリーズのしがらみから解放された今作は、今まで以上にあらゆる要素がストーリーへと繋がっている。
確かにムービーは長いが、それだけでは測れない、ゲーム体験から伝わる物語の熱がある。ゲームはストーリーを面白くできるんだよって、小島監督が改めて教えてくれた。


・ホライゾン ゼロドーン コンプリートエディション

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機械生命体との戦いを繰り広げるオープンワールドゲーム。
巨大なモンスターがたくさん出てくるというのが凄く俺好みだし、アクションも安易ではなく駆け引きができるし、かなり良く出来たゲームだけど他のゲームに気を取られてあまり楽しめず。


・ゴッドオブウォー

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ゴッドオブウォーと言えば、映像と演出が凄いだけでゲームとしては面白くないという、典型的な映像主義のゲームで、それは映像にリソースを割いているというよりは、「俺たちが見せたい絵を見て欲しい」という演出を重視するあまりカメラ視点をゲーム側がコントロールしていることに起因しているが、最新作である本作ではカメラを自由に動かせるアクションアドベンチャーと化していて普通にゲームとしても面白かった。
でも、「ゲームは映像よりも中身が大事っしょ」という論調を吹っ飛ばすほどの圧倒的な演出による映像を見せ付けていた勢いのあるゴッドオブウォーが少し懐かしい気もする。


ブラッドボーン

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何回もこのゲームについては喋ってるからもう良いよね。
とにかく「死闘感」に着目した宮崎氏のセンスには感服するし、その意図を完璧にコンセプトとして形に仕上げた一貫性のあるゲームデザインは本当に凄い。
しかもそのゲーム性は、エンタメとしての面白さ、爽快感と両立している。大傑作としか言いようがない。


・テラリア

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2D穴掘りゲーム。穴掘りとクラフトと探索のバランスが良い感じで面白かった記憶がある。
ただ久しぶりに遊んでみたら、操作性がめちゃくちゃ複雑で訳が分からなかった。


・コントロール アルティメットエディション

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超常現象をテーマにしているが、アクションにしても演出にしても世界観にしても意外と平凡でガッカリだった。


フォーオナー

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近接のコンバットに特化したオンラインアクションゲーム。
このゲームが発売されたのは5年前くらいか。まだこの頃は対戦ゲームをやる気力が俺にもあったんだね。


・ファイナルファンタジー15 ロイヤルエディション

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色んなゲームのストーリーを見てきたけど、複雑な境遇や強い想いや割り切れない葛藤に共感できるものは数あれど、楽しいこと、悲しいこと、辛いこと、そういう純粋で単純なキャラクターの感情が自分の事のように感じ取れるゲームというのは、FF15が初めてだった気がする。
ストーリーは端折られまくってるし、世界もスカスカだし、オープンワールドの自由進行は話のトーンと全く噛み合ってないが、色んな感情が込められた仲間との旅は、間違いなく特別な体験だった。


・オーバークック2

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ひたすら料理を作りまくるゲーム。ワンオペだと面白くないが、フレンドと遊ぶとめちゃくちゃ楽しい。


・デイズゴーン

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プレイヤーの主観性を重視しているオープンワールドのジャンルにしては珍しく、ストーリーが一本道で、主人公に明確な自我があるのがこのゲームの特徴。
プレイヤーが物語に介入できる余地はないが、それゆえに主人公の信念を強く感じ取れる。諦めずに愛する人を探し続ける主人公の姿にグッときた。


・バットマン アーカムナイト

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バットマンのゲームはいくつかあるけど、バットモービルが乗りたいならこれをやらない手はない。


・デトロイト ビカムヒューマン

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ストーリー軸のアドベンチャーゲーム。凄まじい量の分岐があるが、取って付けた展開ではなく自然にストーリーが流れ、しかも全て高品質なムービーで作られているのだから凄い。


・ワンダと巨像

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ワンダと巨像のフルリメイク。内容は殆ど変わらないけど、映像がめちゃくちゃ綺麗だった。


・フォールアウト4

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核戦争後の世紀末を舞台にしたオープンワールドRPG。
前作の「フォールアウト3」は、ゲーム的な味付けを極力排除した無秩序な空間に放り出して自由度によるプレイヤーの主観体験をゴリ押ししていたが、今作はある程度の演出やバランス調整を施してゲーム側から面白さを作るために手を加えている。極め付けに主人公が声付きで喋り、ストーリーにドラマを持たせようともしていた。
システムや世界観は殆ど変わらないが、シリーズの方向性に大きな変化をもたらす新作だった。これは同じくベセスダのオープンワールドRPGである、TESシリーズの「オブリビオン」から「スカイリム」にナンバリングが進んだ時にも見られた傾向である。
俺はゲームの面白さはゲーム側から発信して欲しいというプレイヤーなので、フォールアウト4やスカイリムの方が好みだけど、一方で、脚色やバランス調整といった手を加えずにイレギュラー満載の世界をありのままに体験させる「オブリビオン」や「フォールアウト3」の方が尖った独自の魅力があったのは間違いないので、良くも悪くもという感じではある。
まぁゲームの面白さというのは単純に足し算で計算できるものではないよね。


・フォールアウト76

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フォールアウトの世界をオンラインで遊ぼうというゲーム。
ただでさえ動作不良が多いシリーズなのにオンラインなんて無茶をしたせいで何が仕様で何がバグなのか見分けが付かないくらい挙動が不安定だったけど、面白かった。


・インファマス セカンドサン

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超能力を使って暴れまくるゲーム。PS4の序盤に発売されたゲームで映像は凄かった。あとはそこまで印象がない。


・リトルナイトメア

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ミニチュアサイズの小人が主人公のホラーアドベンチャー。
主人公にとっては箪笥の取手が梯子となり、棚から飛び出ている本が階段となり、そこにいる人間がクリーチャーとなる。普段身近にある存在がアスレチックと化したステージやパズルは面白かったし、貪欲で強欲な人間が怖かった。
俺はスイッチでこれをプレイしてあまりのロードの長さにDLCのパートを途中で断念したくらいだけど、プレステでやる分には問題ないのでオススメ。


・ホロウナイト ヴォイドハートエディション

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スクロールアクションRPG。値段のわりにボリュームが凄いらしい。
らしい、と言ってることから察して欲しいけど、途中でやめてる。「悪魔城ドラキュラ」が好きだからスクロールアクションRPGは結構手を出すけど、クリアーできない事が多いんだよな。


・ファークライ4

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ファークライ3だった。


・ファイナルファンタジー10 HDリマスター

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ゲームの進化がFFのやりたいことと一致していた頃のナンバリング。
等身大のキャラクターやボイスなどPS2のマシンパワーによって可能になった新しい演出は、FFというゲームのスタンダードを飛躍的に向上させた。そこを強調するために伝統的なRPG成分を犠牲にしてまでストーリー特化の一本道構造にしてしまうあたりが如何にもFFらしい。
RPGとしてはかなり歪な構造だが、ストーリーのクオリティが高いし、物語に合わせたゲーム進行は一体感があり、未だにストーリーゲームとしては最高峰。
今作によって、FFの核はあくまでも「ストーリー」と「キャラクター」であるという位置付けが明確になった。


・ファイナルファンタジー10-2 HDリマスター

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単体としては面白い。続編としてはトンチンカン。だけど、空気を読まないことに定評のあるFFスタッフが客のニーズを掴んだ続編なんか作れるわけがないので、当然の帰結ではある。
前作の素材を使っていつものナンバリングのノリでFFを作ったらこうなりましたという感じ。そういう意味で、とてもFFらしいゲームだった。


続く。