絶望日記



IMG_1197
>エルデンリング プレイ日記 その1

>エルデンリング プレイ日記 その2

>エルデンリング プレイ日記 その3

分からない。どうしてもマルギットの動きが分からない。
だってさ、さっきはそのタイミングでそんな攻撃しなかったじゃん。かと思えばいつもの流れでやってくる動きが来ない時もある。
傾向はあるが、確定じゃない。相手は考えている。こちらの動き、立ち位置に合わせて、的確な行動を選んでくる。ただし常に最適解というわけではなく、隙を見せることもある。
まるで生きているかのような気紛れっぷりに俺は大苦戦。何回やっても意表を突かれてしまう。どうしてもマルギットが理解しきれない。

IMG_1237
光る槌を出させるところまではそれなりの確率で行けるようになった。
まずはスーパージャンプからのスタンプ攻撃。これは毎回決まっているので心の準備も出来ている。最大の好機なので確実に避けてダメージを与える。
一段階目と比べて積極的に光る武器を絡めてくるのが二段階目の特徴で、光る槌に光るソードに光るナイフと光るシリーズのオンパレード。
光るソード二連撃からの杖突き刺し。いつもならここで攻撃が終わるはずなのに接近するとナイフでカウンター。体勢を崩されて続け様に槌で殴られる。吹っ飛んだところ追撃されてトドメ。死亡。

リトライ。
光るソード二連撃からのコンボは間合いを取っていると一回で打ち止めることもある。
離れているとナイフ投げからのジャンプというチャンス攻撃をしてくることが多いので、基本的に俺は下がりながら戦っている。
下がりすぎて壁際に追い詰められる。ソード→杖→ソード→杖の回転4連コンボを叩き込まれる。死亡。

IMG_1235
リトライ。
俺が一番対応できないのがこの回転4連コンボ。途中でワンテンポずらして武器を振ってくるのがキモすぎる。
最初の振りが速いのでこちらも焦ってローリングしちゃうからどうしても勢いでボタンを連打してしまうんだよな。そうなると3連撃目以降が避けきれない。
はい、またボタン連打しちゃいました。死亡。

リトライ。
2段階目以降は光るナイフのカウンター頻度も飛躍的に上がり、もはやまともに近付けない。というかひたすらラッシュしてくるからこちらは下がりっぱなしで接近できる機会が殆どない。
いやでも、杖を突き刺したあとに相手の動きが止まって、正面から近付くとナイフで反撃されるけど、横から接近すればカウンターされない事が多いな。これはチャンスかもしれん。
が、これも確定ではなくたまにカウンターしてくるから困る。もうなんなのコイツ。死亡。

IMG_1236
リトライ。
相変わらず3割くらいは一段階目で死にます。唐突な杖薙ぎ払いに反応できず。死亡。

リトライ。
どうも俺は後ろ向き思考すぎるんじゃないだろうか。死ぬ事を過剰に恐れて常に距離を取り、接近を躊躇っている。
ブラッドボーンが特に顕著だったが、失敗を怖がって下がるのではなく、一歩前に踏み込んでチャレンジしていくという前向きなメンタリティは、フロムのゲームでは良い方向に働く事が多い。そうだ。もっとポジティブに行こう!
という俺の思考を蹂躙するかのように光る剣でのカウンター。死亡。

リトライ。
結局さ、前向きな考え方は光る攻撃で潰される。あれがある限り、俺は後ろ向きにならざるを得ない。そういう奴なんだよなマルギットは。
もうかれこれマルギット戦だけで5時間近くやってる。どうすりゃ良いんだ。

IMG_1242
流石に同じ事を繰り返してばかりで進歩がないので装備やアイテムを見直す。
俺の根本にはアクションでボスに勝ちたいという気持ちがあるから、どうしてもRPG的な考え方がおざなりになってしまうんだよな。
うーん、でもウルトラCになってくれそうなものは見つからないなぁ。マルギット絶対殺すビームみたいな分かりやすいアイテムがあれば良いのに。
「グレート・エペ」という刺突系の武器が俺の目についた。試しに振ってみるとフェンシングのような突き刺す動きでモーションが小さい。
今まで「君主軍の大剣」を使っていたが、攻撃力もそこまで変わらないし、これは使えるんじゃないか?

IMG_1239
再挑戦。
意外とリーチが短くて今まで当たっていた距離感でも攻撃がスカる。もっと踏み込んでくれよ頼むから。
でも飛躍的に攻撃のスピードが上がっている。明らかにこちらの手数が増えた。
まぁでも、調子に乗りすぎて攻撃し続けていると光るシリーズで反撃されるんですけどね。死亡。

リトライ。
ほんと頼むからもっと踏み込んで攻撃してくれないかなぁ。腰が引けてるって。
いや、待て。戦技だ。戦技がある。戦技とは武器毎に装着されているもので、FPと呼ばれるゲージを消費することで出せる特殊攻撃。
君主軍の大剣の戦技は弱すぎて全く使いものにならず存在を忘れていたが、グレートエペの戦技は「貫通突き」という踏み込み攻撃。少し始動は遅いが、思いっきり踏み込んで攻撃するのでかなり離れた距離からでも届く。更にダメージも大きい。
使える。めちゃくちゃ使えるぞこれ。今までとにかく接近できなくて苦労していたが、これを利用すれば間合いを取りながら戦える!
まぁでも、結局光る剣で反撃されるんですけどね。死亡。

リトライ。
更にグレートエペには大きなメリットがある。なんとガードしながら攻撃できるのだ。隙をついても不意に尻尾や杖で反撃されることも多いが、ガードしていればそれも全部防げる。
まぁでも、結局光る剣は魔法攻撃だから貫通するんですけどね。死亡。

IMG_1240
リトライ。
ガードがかなり有効だと気付く。5時間以上マルギットとひたすら戦っているので流石に動きにも慣れてきた。反応できる攻撃は回避して、不意の攻撃は常に盾を構える事で防ぐ。
光る剣のカウンターは怖いが、戦技によってこちらから能動的に仕掛けられることも増えてきた。隙が見つからないなら、こじ開ければ良いんだ。やり方なんて幾らでもある。

IMG_1241
そして、ついに来た。とうとう相手の残り体力が1割というところまで追い詰めた。
あと数回攻撃を当てれば勝てる。いや、2回。多くて3回だろう。終わる。やっとこの地獄が終わるんだ。
途端に鼓動する俺のチキンハート。はやく楽になりたくていつもより余分に攻撃してしまう。どうしても冷静になれない。
攻撃してはいけないタイミングで武器を振ってしまう。あ、と思った時にはもう遅い。あの4連コンボ。気付いたら壁際に追い込められている。攻撃ではなく間合いを取らなければいけなかった。
なんとか耐えるが焦っている俺は死にたくないという感情に頭が支配され、すぐさま回復薬を飲もうとしてしまう。当然見逃してくれるはずもなくトドメの杖攻撃。死亡。
絶望に打ちひしがれる俺。

続く。
>エルデンリング プレイ日記 その5