リトライ日記



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エルデンリングのプレイ日記その1

嵐の麓の地下墓地から無事に生還。これでダンジョンを一つ制覇した訳だが、未だに俺は裸だし、レベルも1のまま。流石にそろそろ温もりが欲しい。
大樹を目指していたはずが大分逸れてしまったけど、今どこにいるんだろう?地図を見て確認するか。

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うん、印刷し忘れたのかってくらい真っ白な地図でよく分からないね。
地図に光のラインみたいなものが走っているけど、あれが一応目印らしいのでとりあえずそれに沿って進んでみよう。

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駐屯地のような場所に辿り着く。見回るように兵士が彷徨いている。良いよなお前らは身を守ってくれるものがあってさ。
ただでさえ手持ちに差があるのに、周りの兵士の数が多すぎる。祝福が見つかったので一旦そこで休むとする。

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うわ、ビックリした。なになに、なんなの君は?

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女の名はメリナ。主人公のレベルを上げる役割を果たすかわりに、黄金樹の麓まで連れて行って欲しいという取引を持ちかけられる。
連れて行くか断るかで選択肢が求められ、ここで断ったらどうなるんだろうと気になったけど、じゃあ永久にレベル1で頑張ってね♪と言われても困るので、連れて行くことにする。
連れて行くと言っても、普段エレナは雲隠れしているので、連れ歩いて守ったりする必要はない。

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待ちに待ったレベルアップの時間。俺の貯めに貯めた経験値がようやく火を吹くぜ。
まぁとりあえずは近接武器の装備で頻繁に求められる「筋力」と「技量」のパラメーターを重点的に上げていこうかな。未だに俺は初期装備だけどさ。

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更にメリナちゃんからビッグサプライズ。なんとお馬さんをくれた。名前はトレント。指笛を吹いたら瞬時に駆け付けてくれるお利口さん。

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でも今の俺に必要なのは馬よりも装備。おいお前、その着てるものくれよ。

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本当にくれました。ありがとう優しい人。ついに初めての装備をゲット。
このゲーム、装備が中々手に入らないのが凄く良い。打ち出の小槌の如くジャラジャラと装備が落ちまくるゲームが最近多いけどそういうのは装備に有り難みを感じられないので、本作のゲームバランスは凄く好み。
これぐらいのペースじゃないと新しい装備の発見にワクワクできない。

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周りの剣士から剥ぎ取った結果、だいぶ様になってきました。下半身はまだ生まれたままの状態だけど。
装備も揃ってきたことだし、そろそろ先に進むとしよう。

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関所の前にてヤバそうな奴を発見。成長しきった大きなトロール。お腹に穴があいていて内臓が抉り取られているように見えるけど、大丈夫?
トロールのお腹を心配していたら弓矢が飛んできた。後ろに4人ほど弓矢兵がいて、俺に目掛けて一斉射撃してきやがった。
いや、何で俺なんだよ。俺よりも差し迫ってヤバそうな奴が目の前にいるだろうが。ここは俺と協力しよう、な?
誰も話を聞いてくれず。死亡。

リトライ。
突破困難な難所。その手前で手に入る「馬」という新たな要素。
ははーん、ぼく分かっちゃいました。この場所はさっき手に入れた馬を試しに使ってみようという天からのメッセージなわけね。オーケーオーケー、じゃあ掌の上で踊ってあげるとしよう。

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馬の性能は思ったよりも凄かった。スピードはもちろんのこと、想像よりも小回りが効くし、二段ジャンプまで出来る。
馬の機動性に敵は全く追い付けない。調子に乗ってどんどん進む。馬のおかげで殆どの戦闘を回避できちゃった。

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そうは言っても、屋内では流石の馬も無力。ありがとう、ここまで来たらもう大丈夫。

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城門から続く通路を抜けると目の前に城が。もしかしてこれがヴァレーが言ってた当面の目的地である「ストームヴィル城」か?
馬のおかげで思ったより速く着いたね。

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なんか出て来た。エルデンリングを求める者はここで消えて貰うだってさ。
良いだろう。お前はエルデンリングを守りたいのだろうけど、俺はエルデンリングが欲しい。分かり合えないなら、戦うしかない。

・VS忌み鬼、マルギット

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まず目に付くのが右手に持つ長い杖。あれが武器だと思って間違いない。
とりあえず間合いを取る。やはり杖を振り回してくる。思ったよりもリーチが長い。反応できない。死亡。

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リトライ。
下からのかち上げ。来ると分かっているのに避けられない。タイミングがワンテンポずれる。
マルギットが大ジャンプ。後ろに回避するか、前に踏み込むか迷う。迷ってる間に直撃。死亡。

リトライ。
なんとなく攻撃の打ち止めが分かる。相手の攻撃がちゃんと終わってからこっちのターンに入る事を心掛ける。これは鉄則。
打ち止めだと思って接近したら左手から光る剣が出現。避けようと思ったが、始動が速くて間に合わない。
ダメージは大きくないが体勢が崩され、そのまま杖のコンボ。死亡。

リトライ。
いや、ちょっと待って。攻撃が終わったと思って近付くとほぼ確実に光る剣が出て来て隙を潰してくるんだが。いつ攻撃すれば良いの?
マルギットが思いっきり杖を振りかぶっている。まだ来ない。まだ来ない。我慢できずローリングしてしまう。ローリングが終わったあとに振り下ろし。直撃。死亡。

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リトライ。
さっき光る剣が出たタイミングで今度は出て来ない。ランダムなのか他の何か要因があるのか分からんが一定じゃない動きをされるのが一番困る。
傾向としては、間合いを取ると光る剣を投げ付けてきて、そのあと大ジャンプという流れが多い。
このジャンプ攻撃は避けやすいうえに、着地後に確実な隙がある。このタイミングでは光る剣も出して来ない。
とはいえ、都合よくジャンプ攻撃ばかりしてくれるわけもなく、基本はにじり寄って杖を振り回してくる。
マルギットのプレッシャーに押されて下がっていたらそのまま崖から落ちた。死亡。

リトライ。
うーん。ちょっとこれはガードが欲しいなぁ。まだ盾を持ってなかったので商人から購入。なけなしの1500ルーンを消費してヒーターシールドをゲット。カタログによると物理ダメージは一応100%カットしてくれるらしい。
再挑戦。あー、なるほど。あの光る剣は魔法属性なのね。ガードがモノの見事に貫通してる。
おまけにマルギットの攻撃の勢いが強すぎて、盾があっさり弾かれた。のけぞったところをラッシュされる。死亡。

リトライ。
ガードするか回避するのか意識が中途半端になって立ち回りが悪くなる。死亡。

リトライ。
ダメだ。こいつにガードは有効じゃない。とりあえず避ける事に集中しよう。相手の攻撃に反応できないと話にならん。
杖を大きく振りかぶる攻撃は接近していると極限まで焦らしてくるのでタイミングが取りづらいが、離れていると振りかぶったまま突進して来て分かりやすいタイミングでそのまま振り下ろしてくるので避けやすい。
でもそのまま回転して連続で斬りつけて来るのは想定外だった。死亡。

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リトライ。
とにかく厄介なのが左手の光る剣。俺が見た限り、ジャンプと振りかぶり以外ではあらゆる攻撃の打ち止めタイミングで光る剣を出す可能性があるので、こちらの攻撃機会がことごとく潰される。
これが絶対に出るならまだ割り切れるけど、出して来ない時もあるからタチが悪い。光る剣に邪魔されず反撃できた時の成功体験に誘惑されてつい手が出てしまう。
はい、またリスクヘッジを無視して接近したら光る剣で反撃されました。そのまま杖の猛攻撃。死亡。

リトライ。
かれこれ2時間やってるが、未だに体力を4分の1すら削れない。今日も今日とて光る剣からの連打で餌食になる。死亡。

リトライ。
心を改める。光る剣の可能性があるタイミングではもう絶対に攻撃しません。
とにかくあの魔法剣が怖いので、基本的に間合いを取るよう心掛ける。光る剣を投げて来た。それは怖くない。そのままマルギットは大ジャンプ。数少ない反撃のチャンス。ここで確実にダメージを与える。
もう一つの好機は、振りかぶったままの突進攻撃。これも避けたあと確実に隙があるので攻撃できる。この2つの機会に反撃を絞って、あとはひたすら回避に徹する。
気付けば相手の体力は4割ほど削れている。かつてないほど順調だ。ようやく確率の高い立ち回りが分かった。あとはこれを繰り返すだけ。いける、いけるぞ!

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マルギットがなんかゴソゴソしている。左手から巨大な光る槌が登場。そのまま大ジャンプ。いつものタイミングでローリングしたらそのまま槌の下敷きに。死亡。
愕然とする俺。

続く。
エルデンリング プレイ日記 その3