裸日記



IMG_1150

ー永遠の女王マリカが君臨する狭間の地で、エルデンリングは砕けた。
マリカの血を継いだデミゴッドと呼ばれる子供たちはエルデンリングの破片を得たが、次第にその力に酔い狂い、破砕戦争を起こす。
蛮地の王ホーラー・ルー。輝ける金仮面。死衾の乙女フィア。忌まわしき糞喰い。百智卿ギデオン=オーフニール。
戦争によってデミゴッドは大いなる意志に見放された。祝福を失い死に切れぬ死者たちは、褪せ人となる。
祝福を取り戻すため、名もなき褪せ人は、エルデの王を目指すー

エルデンリングのプレイ日記を始めます。死に切れない身体になってしまった名もなきデミゴッドの褪せ人が、今回の主人公。
まずはキャラメイキング。ここでプレイスタイルの方向性が決まるので大事な時間である。
俺は基本的にフロムのダークファンタジーでは剣を使って戦いたいので戦士タイプのキャラを作りたい。
そこは明確だけど、近接タイプだけでも放浪騎士、剣士、勇者、侍、囚人、密使とかなりの種類があって迷う。
でも希望をもう一つ加えるなら甲冑をカチャカチャ言わせたスマートでカッコいい王道な騎士像を目指したいなという想いがあるので、そこに当てはまる「剣士」のベースを選ぶことにする。・・・したはずなのに。

IMG_1157
プレイ日記を書くために録画していた動画を見直したら驚愕した。何故か俺は何も持たない「素寒貧」の素性を選んでスタートしていたから。しかも俺は今の今までその事実に気が付かなかった。
こうなった理由はある。最初のこのパートでかなり細かくキャラのデザインをクリエイトできるのだが、そこに興味がない俺は適当に外見のベースだけ選んでさっさとゲームを始めようとしたのだけど、何故か何を選んでも女性になってしまうという現象が発生。更にどこを探しても性別を切り替えできる項目が見つからない。
結局このゲームでは「体型」というカテゴリーで男性の見た目になるか女性の見た目になるか決まるのだけど、そこに中々気が付けなくて適当に色んな項目を弄りまくっているうちに何とか男性キャラを作れたのでそのまま始めたら、結果的に素性が当初の「剣士」ではなく全く眼中にない「素寒貧」になってしまっていた。
まぁよく考えたら武器が棍棒で裸の時点でまるで剣士要素が無いのになんで今まで気が付かなかったって話だけど、ピュアなやたさんはなんの違和感もなくそのまま受け入れてゲームを遊んでいたのであった。
これも巡り合わせなのでこのキャラのままやっていきます。

IMG_1155
祝福を失い死ねない身体になってしまった主人公は礼拝堂で目覚める。

IMG_1160
外に出ると眩しい黄金の樹が遠くにそびえ立っているのが見える。
あれが祝福の源なんかな。

・VS接ぎ木の貴公子

IMG_1156
橋を渡った先にヤバそうな奴。身体のあちこちが継ぎ接ぎされた異形な存在。
アンバランスな身体を無理矢理接着させた複数の脚で支え、剣2本に盾持ちという腕のリソースを活かしたスタイルで攻めてくる。
スペックの差は明らかで、なすすべなくやられる。暗転。

IMG_1153
打ち捨てられた主人公は古びた廃墟で目覚める。なんか眠ってる間に謎の少女がエルデンリングを求めるのが君の目的だよと教えてくれたので、とりあえずそれを目指す事にする。

・リムグレイブ

IMG_1161
廃墟を抜けると広大な世界が広がっていた。ここは「リムグレイブ」。
で、どこにエルデンリングあるの?

IMG_1152
近くに人がいたので話しかけてみる。おーい、エルデンリングの場所教えて〜。
ヴァレーという男が言うには、祝福の光が褪せ人の向かうべき場所を導いてくれるらしい。そしてそれはまず、断崖の城「ストームヴィル」を指し示しているとのこと。
祝福は、ダークソウルで言うところの篝火のようなもの。チェックポイントであり、そこで回復することができる。
確かに祝福の場所からなんか細い光の筋が放たれているな。この方角に向かうのがとりあえずの正解か。

IMG_1162
でもね、俺は気になるの。最初に目覚めた場所から見えた黄金の大樹が、今ではかなり近くにあるのが。あそこに何かあるに決まってる。

・VSツリーガード

IMG_1151
と思って大樹を目指していたら、ヤバそうなやつに因縁付けられた。
馬に乗ってるし、装備もやたらと豪華。身体もデカい。一方の俺は素っ裸で先立つものと言えば右手の木の棒だけ。
だけど待って欲しい。主人公の中に宿っているのは、デモンズソウルから後のフロムソフトウェアのハードコアゲームは全て一人でクリアーしてきたやたさんである。経験値というものを見せてやろう。

IMG_1163
はい。この世は力です。力が全てなんです。RPGというジャンルは数字が優先されるので、その現実を教えてくれる。
まぁ飛び抜けたテクニックと狡猾な工夫があれば数字が貧弱でも突破できるのがフロムのゲームの面白いところだけどね。ひとまず今の俺ではそれは無理。

IMG_1159
だから迂回しまーす。広大なこのフィールドを利用しない手はない。
敵が強かったら倒すのではなく回避する。それが有効な手段として強調されているのがエルデンリングの大きな特徴。

・嵐の麓の地下墓

IMG_1165
迂回しすぎてよく分からないところに辿り着いた。なんか緑のちっこいゴブリンがいて鬱陶しい。
いや、鬱陶しいどころではない。こちらの攻撃をかわしまくって手が止まったところをゴリ押してくる。勢いに圧倒されてなすすべなくやられる。死亡。

リトライ。
祝福を失った褪せ人は死ねない。祝福の光のもとにまた生き返る。
ゴブリンと対峙。なんか後ろからナイフが飛んでくる。もう一匹ゴブリンがいた。死亡。

リトライ。
いや、ちょっと待って。このゴブリン強くね?俺の棍棒は空を切ってばかりで、相手はここぞとばかりに隙を突いてゴリ押ししてくる。
あー、盾が欲しいよー。手数が多い相手は回避だと効率が悪いって。受け止めてから反撃したい。
そうは言っても相手の身体は小さいのでリソースのゴリ押しができる。何回も攻撃を受ける羽目になったが回復薬をガブ飲みしながら何とか倒す。

IMG_1166
またゴブリンがいるが、今度は背を向けている。屈みながらゆっくり近付き、後ろからブッ刺す。一撃では仕留めきれなかったが、起き上がり直後に棍棒で殴る。倒れた。
あれだけ厄介だったゴブリンがこうもあっさり。ステルスの快感を覚えるやたさんであった。

IMG_1167
狭い通路に燃え広がる炎。炎は時間が経つと引いていく。お決まりの仕掛けか。
とりあえず壁の出っ張りになっているところに隠れてみる。普通に焼ける。死亡。

リトライ。
流石にこの出っ張りの幅では炎を防げないか。
じゃあどうするの?炎の間隔がかなり短いので引いたあとにすぐダッシュというのは難しそうに見えるんだけど。
でも他にやれることも思いつかないし、一か八か炎が引いたタイミングで走ってみるか。
よし、じゃあちゃんとタイミングを見極めて。炎が引き始めた瞬間でダッシュ。曲がり角発見。次の炎が来る前にそこに滑り込む。
曲がり角の先でも炎が噴射されていて勢い余った俺はそこに突っ込んで死亡。これ絶対狙ってるだろ。

リトライ。
今度はちゃんと気をつけて曲がり角に入る。落ち着いたあと、炎が噴射している場所の奥へ。
やっぱり装置があった。タワー式の噴射装置で、攻撃したら地面に引っ込んでいった。めでたしめでたし。
上からゴブリンが降ってきて奇襲を受ける。死亡。ため息が出る。

リトライ。
良かった。流石に仕掛けはリセットされてなかった。じゃあ楽で良い。
ゴブリンの対処法も分かってきた。あいつらとはやり取りしちゃダメ。とにかく攻撃を当ててひたすら押し倒す。やるか、やられるかの精神で挑むようにしたらかなり簡単になった。
奥にあったレバーを引くと重い扉が動く音が。その扉の先に靄が張っている。これボス来るじゃん。

・VS還樹の番犬

IMG_1168
やっぱりボスがいた。ゴブリンの超脚長いバージョン。垂直に構えている槍を空手チョップのようにそのまま振り下ろしてくる攻撃が唐突すぎて全く反応できず。死亡。

リトライ。
今思ったんだけど、どうやってレベルを上げるの?俺の経験値がさっきから無駄に消えまくってるんだけど。いつもなら巫女がレベルを上げてくれるが見当たらないし。
そういえばヴァレーが「いまのお前は巫女無しだ」とか言ってたっけ。何か条件があるのか?
そもそも武器も防具もアクセサリーも一つも手に入らない。未だに俺は裸一貫なんだが。

再挑戦。
最初は振り下ろし攻撃に面食らったが、来ると分かっていたら大したことなかった。意外と簡単に避けられる。
炎も吐いてきたりしたが、仕掛けの炎に比べると勢いは弱い。
棍棒で殴り続けてあっさり倒す。弱かった。
ボスを倒したんだし、これで流石に何か新しい装備を貰えるだろうと思ったら、よく分からない魔術師を召喚する権利(しかも使い捨て・・・だと思ったら何回も使えた)を貰えただけだった。
まだ俺は裸である。

続く。
>エルデンリング プレイ日記 その2