ざっかん



・ゼノブレイド3(スイッチ)

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ゼノブレイドの新作。ゼノブレイドはジャパニーズRPG特有の押しの強いストーリーに加えてフィールドの作り込みに対しても強みを持っているシリーズで、2作目の「ゼノブレイドクロス」まではストーリー重視で行くのか自由度重視で行くのか揺れ動いていたが、
3作目の「ゼノブレイド2 」では油マシマシのストーリーゲームに戻っていて、本作でもやたらとキャラがカッコ付けているので、どうやらゼノブレイドはこっちの方向性で行くみたいね。俺としては有り難い話。
結局のところ日本のRPGはアニメや漫画的なノリが強いので映像の効果は非常に大きなものがあるが、実際そこに力を注ぎ込めるゲームとなるとかなり限られている。
未だに紙芝居や立ち絵で話を進めているゲームも多く、リソースの問題は仕方のない事だから割り切っているけど、やっぱりどうしても物足りない気持ちにはなる。そんな中でゼノブレイドは演出に金をかけて作れる希少な大作RPG。
ゼノブレイド2は確かムービーだけで15時間近くもあったっけ。だいぶ前からムービーは賛美されなくなっているけど、未だに日本のゲームの垂れ流し映像は長い。
でも仕方ないよね。だってムービーは演出としては最強のツールなんだから。キャラをカッコ良く見せるための手段としては効果的なのは間違いない。キャラを軸にしたストーリーならどんどん使うべき。

ストーリー以外の楽しみが強いのもゼノブレイドの魅力で、戦闘は手応えがあるし、システムでも新しい事をやってくれるし、フィールドのクオリティは言わずもがなで、とにかくこのシリーズは見どころが多い。今作も期待してる。
9月発売予定。


・ソウルハッカーズ2(PS5、PS4、XboxX、XboxOne)

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25年ぶりとなるソウルハッカーズの新作。女神転生から派生したアトラスのRPG。
前作のソウルハッカーズについては何も知らないけど、アトラスのRPG作りは洗練されているので今作も気持ち良く遊べるんだろうなとは思う。
少し前までのアトラスのゲームは、世界観はユニークだからとりあえず手を出すけど実際遊んでみると古臭くて面倒臭いから取っ付きにくいというパターンが多かった。
しかし今では圧倒的なテンポと操作感を兼ね備えた「ペルソナ5」 によってその印象は覆され、最近ではアトラスの硬派さを象徴するゲームである女神転生までもが快適性を達成するというカジュアルな方向に進化していて、とにかく近年の同社はユーザービリティというところに力を入れている。
昨年発売された「真女神転生5」は、まさにアトラスのノウハウが結実されたようなゲームで、遊びやすさを追求しながらいつもの高難度や硬派な世界観は維持するという素晴らしい出来だった。
ただ、ノウハウが完成されていてユーザービリティに力を入れているゲームはどうしても予定調和に感じられるところがあるのは事実。不親切で面倒くさいゲームの方がプレイヤーの体験が生っぽくなるので得体の知れない面白さというのが宿り、そこがかつてのアトラスのRPGの魅力でもあった。
今作も相変わらずのプレスターンを軸にした戦闘だし、キャサリンを彷彿とさせるコミュニケーションなど、ゲーム内容的には新しい事をやっているというよりはアトラスお得意の手法というイメージがある。
尖ったところを見せてくれるとしたら恐らくストーリーの部分。アトラスのゲームにしては珍しく主人公が喋るタイプなようで、物語の主張はかなり強そう。
8月25日発売予定。


・春ゆきてレトロチカ(PS5、PS4、スイッチ)

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スクエニの新作。実写を使ったミステリーアドベンチャーゲーム。ある一家の100年に渡る不可解な事件を解くというストーリー。
実写ADVと言えばチュンソフトが「街」「428」という素晴らしい作品を世に出していたが、同作はゲームとしての観点から見ればそこまで実写である意味が無かったのに対し、今作は映像の中に全ての手掛かりが隠されていてそれを探し出すというゲーム性があって誤魔化しの効かない実写だからこそ出来る仕組みとなっている。
スクエニの新規タイトルは「クワイエットマン」や「レフトアライブ」、「バランワンダーワールド」など物議を醸すゲームの比率がやたらと高いけど、多くが既存のタイトルで埋め尽くされたコンシューマー業界の中で、新しいゲームというのはそれだけでワクワクするものがあるので当然買います。
5月12日発売予定。


・ループエイト(PS4、XboxOne、スイッチ)

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高校生が主人公のジュブナイルRPG。周りとの人間関係を築いていきながら「ケガイ」と呼ばれる脅威に立ち向かう。
田舎町での高校生活や他者との関わり合いを重視した日常パートと、ケガイとの戦いを中心にした非日常パートで展開されるというアドベンチャーとRPGの組み合わせで、要するにペルソナっぽい。
ペルソナよりもプレイヤーの選択というところに力を入れているようで、なんかゲームに埋め込まれた独自のAIがプレイヤーの選択に対して事細かに反応し、キャラの心境やイベントが常に変化していくらしい。よく分からないけど凄い。
AIによる変化というのは、人間関係の部分で細かな違いがありますよという事なのか、メインストーリーも大きく変わってくるのか、どこまで影響してくるのか気になる。
流石にAIで機械的に作られた物語に感動できるとは思えないので、前者の範囲で収まってほしいが。そもそも俺はストーリーの分岐自体が好きじゃないけど。
いずれにしても気になるので買います。
2022年発売予定。


・シャドーウォーリアー3(PS4、XboxOne)

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主人公が忍者の主観視点アクションゲーム。敵の勢いやアクションのアグレッシブさが「ドゥーム」っぽい。忍者らしくグラップルによる立体的な移動が可能でドゥームよりもテクニカルというイメージ。
明らかに俺好みのゲームで、このタイトルの存在を知ってからずっと日本で出してくれと願っていたが、ある日突然PSストアに登場したので、どうやら出てくれるようです。嬉しい。
発売日は未定だけど、ストアの場所から推測するに多分海外と同日の3月1日に発売される気がする。
そうだとすると3月だけで買いたいゲームが13本になるのでいよいよヤバい。


・ポータル コンパニオンコレクション(スイッチ)

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初代と2のポータルがリマスターでスイッチに登場。初代ポータルを遊ぶことが許されなかった俺に訪れた最大のチャンス。逃すわけにはいかない。
俺は「ポータル2」が大好きで、あのゲームが終わったあとすぐに初代ポータルもやらねば!と思って調べたら360でしか発売されてなかったので指を咥える事しかできず、XboxOneのハードを手に入れた時にはこれでついにポータルが遊べると喜んだが何故かストアで購入手続きが上手くいかなくて結局縁がないまま10年以上経った。
ポータル2からもう10年か。結局、全然新作を出してくれないね。まぁ何回も新作を出すようなシステムでは無いけど。
ポータル2はゲームシステムも斬新だが、主観視点を活かしたストーリー体験も素晴らしくて、リアルな視点で物語を体験するというのはこんなに迫力があるのかと思わせてくれる初めてのゲームだった。ムービーなどを押し出したストーリーとはまた違う味わいがあって、俺に大きなインパクトを与えた。
このリマスターにはその思い出のポータル2も同梱されているので、またやり直したい。
2022年発売予定。


・ライブアライブ(スイッチ)

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スクエニの名作である「ライブアライブ」が2D-HDを活用してリメイク。
名作と言ってみたけど、ライブアライブは名前しか知りません。調べてみた感じ、時代が異なる複数の主人公によって構成されたオムニバス形式のゲームっぽいね。
スクエニだからとりあえず買うけど、内容以前に2DRPGが受け付けない体質になっているので楽しめるのか疑問。
7月22日発売予定。


・クロノクロス ラジカルドリーマーズエディション(PS4、XboxOne、スイッチ)

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クロノクロスのリマスター。名作という話はよく聞くがこれも評判しか知らない。俺はスクエニの大ファンだけど、昔のスクエニのゲームはFFとドラクエ以外殆ど遊んだ事がない。
初代PSのゲームのリマスターなので映像は古臭いが、「殺された未来が、復讐に来る」というキャッチコピーが興味を引くし、スクエニらしいチャレンジ精神に溢れたゲーム内容に見えるので気になる。
4月7日配信予定。


・フロントミッション ザファースト リメイク(スイッチ)

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初代フロントミッションのフルリメイク。映像は作り直され、追加要素もあるらしい。多分買う。
それにしても最近のニンテンドーダイレクトでもスクエニは目立っていた。スクエニのゲーム作りにおける積極性は贔屓目を抜きにしても凄い。
PS3世代の頃は全然新作を出してくれなくて不満ばかり言ってたけど、ここまで様変わりするとは。これもMMOやソシャゲのおかげで経営が安定しているからなんだろうね。
新規タイトルや休眠中だったシリーズの新作も積極的に出してくれるし、めちゃくちゃ金をかけた大作にもチャレンジしてくれるし、今の時代でもオフライン重視でストーリーに力を入れたゲームを作ってくれるし、ここ数年のスクエニは俺にとって都合が良い事ばかりしてくれる。
夏発売予定。


・Wanted Dead(PS5、XboxX.S)

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ソレイユの新作アクションゲーム。PVを一目見て「デビルズサード」っぽいなと思った。
デビルズサードはソレイユと合併したヴァルハラゲームスタジオ開発のアクションゲームで、開発が長期化したりパブリッシャーが倒産したりハードが変更されたりして紆余曲折があり、明らかにその混迷がゲームのクオリティに現れてしまっていた。
内容的にも売り上げ的にもデビルズサードは成功したとは言い難いが、その精神を受け継ぐゲームをまた作っているあたり開発スタッフの相当な思い入れを感じる。今作で未練を晴らせると良いね。
2022年発売予定。


・風のクロノア1&2アンコール(PS5、PS4、XboxX.S、XboxOne、スイッチ)

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めっきり減ってしまった3Dアスレチックアクションゲーム、風のクロノアのリマスター。やったことないから気になる。わっふー。
スイッチ版は7月22日発売予定。


・星のカービィ ディスカバリー(スイッチ)

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3月発売で気になるゲーム、その1。カービィが大変な事になってた。
3月25日発売予定。


・忘れられた都市 The Forgotten city(PS5、PS4)

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3月発売で気になるゲーム、その2。2000年前のある1日を繰り返し、真実を突き止めるゲーム。延期した結果、よりによってこんな時期に。
3月3日発売予定。


・リレイヤー(PS5、PS4)

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3月発売で気になるゲーム、その3。ロボットシミュレーションゲーム。このゲームは延期してもしなくても時期が悪かった。
3月24日発売予定。