ゲームの意味が弱い



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PS5、PS4、XboxX.S、XboxOne、スイッチのアドベンチャーゲーム。開発はBeethoven&Dinosaur。

ギターが大好きな17歳の青年が、宇宙からやって来た謎の人物に招待されてスペース規模のコンサートを行うチャンスを得るというあらすじ。

ゲームとしては面白くない。スティックを右に傾けてたまにジャンプしているだけで何とかなるアクションが単純すぎるし、音楽を題材にしていながらそれを活かしたゲームプレイが決められたボタンを順番に押して演奏するという程度で貧弱すぎる。ギターを鳴らすと背景で大きな賑わいが発生するのは良い仕掛けだが、それもあんまりバリエーションが無い。
映像は綺麗で、色んな惑星を回るからアートワークがユニークな上に変なエイリアンがいっぱい出てくるのも楽しいが、とにかくゲームをやってる感じが殆ど無いので、もう少し「演奏する」という部分をゲーム性として落とし込んで欲しかった。

ストーリーは目立っている。オマケではなくこのゲームのメイン。
俺はやりたいことをやるんだー、というテーマで、そうは言いながらも世の中がそう簡単には許してくれない現実と、自分自身の弱さが前に進む事を邪魔する葛藤など、個人的な事情に迫った物語になっている。
ストーリーの為にゲームが作られているという設計なので、話は入ってきやすい。演奏のシーンは分かりやすくカタルシスがある。

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ストーリーありきの作りなのでゲーム部分が薄くなるのは理解できるけど、流石にゲームとしての工夫が弱すぎる。
駆け引きとかは要らないから、もっと演奏するという行為がドラマチックに感じられるものが欲しかったな。