・スカーレットネクサス


クリアーしました。詳しくはまた後で書くとして、異能力者によるアクションというアニメ的なバトルシーンを日本の新規タイトルとは思えないほど高品質かつ滑らかな映像で体験出来て面白かったです。
ただ、ムービーや会話時にずっと「スキップ」のボタンが表示されるのはやめて欲しいなと思いました。目障りなので。
ムービーは邪険に扱われがちだけど、そういうカッコ良い演出を魅せたいというゲームなんだから、もっと自信を持って見せたいものを押し付けてくれて良いんだよ。


・カリギュラ2


現在プレイ中。心の空白を何かに熱狂することで埋め合わせようとするオタクの心理をテーマにしたRPG。
戦闘が作業だし、映像はチープだし、ダンジョンは構造が単調なくせに長ったらしくて面倒だけど、ストーリーが面白いから遊び続けられる。
ここまで個人的な問題にズカズカと踏み込んでくるRPGは中々ないので、狭くて現実的で身近な話が好きな人にはオススメ。


・A Hat in Time


マリオです。完全に。3Dマリオを独自に作りましたよというアクションゲーム。
なんだけど、世界観や演出が全くマリオらしくなくて、殺人事件が起こったり、マフィアのアジトに潜入したり、ステルスが求められたりと、アクションだけ触って「なにこれただのマリオじゃん」と思っていたら意表を付かれるような展開が発生しまくる。
しかも表面的ではなく、結構ガッツリとゲームプレイに反映されているので、根っこはマリオだけれど、全く違うゲームのような感覚で楽しめる。
アクションやギミックの作り込み、気持ち良さも本家に劣らないし、かなり見所があるゲーム。


・樹海村


「犬鳴村」に続く都市伝説をテーマにしたホラー映画。
これ、ホラーと言って良いのかな。犬鳴村は怖がらせようとしていたけど、この映画にはあんまりその気がないようで、演出や演技は控え目だし、音楽も地味で、長回しも多く静かな展開がひたすら続く。
しかしそれだけあって、ストーリーは実直に伝わってきた。
ホラーとしては物足りないけど、それなりに刺激がありつつ、地に足の着いた家族の物語が描かれていたので、面白かった。


・ザグラッジ 死霊の屋敷


ハリウッド版呪怨の新作。
清く正しいホラー映画としか言いようがない。いやもう清々しいくらい。不自然で作為的で仰々しい、とても分かりやすい単純なホラー。
つまるところテンプレートなので見飽きた展開が多かったけど、最後の伽耶子に引き摺られていくシーンは迫力があって、そこは良かった。


・罪の声


日本の未解決事件である「グリコ・森永事件」をモチーフにした映画。
いやこれ、怖い。下手なホラー映画よりもよっぽど背筋が冷たくなった。
子供の声で録音された音声、キツネ目の男、ノイズがかった過去の記憶。事実をそのまま並び立てているだけなのに、不気味で仕方なかった。キツネ目の男が無表情で走り迫ってくるシーンとか泣きそうになるほど怖い。

ストーリーも良かったね。子供の人生を巻き込んでまで大事件に関わった理由が「奮い立ったから」というのがとても印象に残った。
とても自分勝手だし、ただの自己満足でしかないけど、それは言い換えると感情的であり、人間味がある。他のどの作為的に作られた感動シーンよりも訴えかけてくるものがあって、全く共感はできないけどこの映画の中で一番「熱量」を感じるシーンだった。


・ナイトウォッチャー


"自閉症を抱えコミュニケーションに難があるホテル受付の「バート」は、部屋に監視カメラを設置して宿泊客の様子を眺めながら人とのやり取りを学ぼうとしていたが、ある日映像をチェックすると女性が暴行される姿が飛び込んで来た"

シチュエーションが特徴的なので、そこをゴリ押ししたサスペンス映画なのかなと思ったけど、想像以上にストーリーに重きが置かれていて、自閉症を抱える人の葛藤が伝わる切ないラブストーリーだった。面白かった。


・パーフェクション


ネットフリックス。普通の映画なら最後のオチになりそうな山場を4回くらい詰め込んでどんでん返ししまくる映画。
なのにストーリーが自然に繋がっているように見えるから凄い。無理矢理どんでん返しを作っているのではなく、ちゃんと一つの流れが出来ていて綺麗に収まっていた。


・リーシーの物語


Apple TVプラス。スティーブンキングが原作のドラマ。5話まで見た。
最近ドラマやアニメなどを最後まで見るのが大変だけど、AppleTVプラス制作のドラマは終わりまで見届けられることが多い。このリーシーの物語も最後まで見れそう。
あんまり話は興味引かれないけど、小説家である主人公の夫に執着するファンの男がヤバい奴すぎて、そこが面白くて見てる。


・ゴジラS.P シンギュラポイント


ゴジラのアニメ。最後まで見た。
よく分からなかったけど、面白かった。