安定

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32勝25敗7分の勝率.561。首位と6ゲーム差の同率2位。

・中軸の役割を果たす村上と山田

・塩見のポテンシャル

・青木が復調

・長打が少なく物足りない外国人野手

・5番に座る打者が軒並み打てない

・川端様

・小川のエースっぷり

・200勝も夢物語ではない石川の奮闘

・高橋まで台頭し、今までは何だったのかと思うくらい先発陣が分厚い

・近藤の離脱。石山が絶不調。中継ぎ陣に綻びが

・安定した今野。一発病の清水。豪腕のマクガフ

・神がかり的な梅野の火消し

ヤクルト名物と言えば大型連敗であり、昨年も一昨年も序盤は首位争いするほど調子が良かったのにいつの間にか圧倒的な最下位に落ちているほど急激に勝てなくなるのがこのチームの常なので、いつそれが起こるのかとスワローズファンは戦々恐々としながら日々を送らなきゃいけないんだけど、先発が安定しているとこんなに平和なペナントシーズンを過ごせるんだね。
まだ前半も終わってないが、怪我人続出などよっぽどの事がない限り、今年は最低でもAクラス争いは出来ると断言できる。いつもの大失速が起きる可能性は低い。野手がそれなりに点を獲得して、先発が踏ん張って、中継ぎが押さえ込む。そういう王道の勝ち方が出来てるから。
今までのヤクルトはそういう安定した野球が全く出来なかった。スワローズは終盤に粘り強いチームで逆転勝ちで勝利を拾う事が多く、最近では2018年にAクラスに入ったけど、その時も異常なほど負け試合をひっくり返していた。
だけど、そういう勝ち方は狙って出来るものじゃない。プロ野球は長期的な戦いが求められるわけで、安定した勝ち方ができないと長続きしない。たまたま2018年は最後まで勢いが持続してAクラスに入ったけど、そのあとの2年間は5位すら雲の上の最下位に終わってる。
これが野球の怖いところ。どんなに弱いチームでも1年間だけならそれなりの成績を残すことがあるんだよな。だけど2年、3年と長続きすることはない。結局、勢い頼みの野球ではなく、確率の高い野球ができないと本当に成長したとは言えない。
今年のヤクルトは、確実に成長している。序盤から先取点を取って試合をコントロールするという理想的な流れを作れていることが多い。その立役者は紛れもなく先発陣。
もうずーっとこのチームは先発陣が課題だと指摘され、実際本拠地が神宮であることを踏まえても先発の成績は見るに耐えないものだったが、今年は何が起こったんだというぐらい劇的に改善されてる。まさか高橋までローテ争いに加わってくるとは夢にも思わなかった。
今年のヤクルトは優勝した2015年以降の中では間違いなく一番強い。戦力的には優勝した年よりも充実してるんじゃないかと思うくらい。
阪神が強いので今年の優勝は厳しいかも知れないが、こういうシーズンを積み重ねていけば間違いなくヤクルトは優勝争いができるチームになる。
2017年に勝率.319というプロとしての最低ラインにすら立ていない最悪の成績を残し、たまたま2018年にAクラスに入ったあとは2年連続ぶっちぎりの最下位と全く反省も成長も見えない数年間を見てきたけど、意気込みが伺えた昨年のチーム作りから始まって今の状態と、ようやくスワローズが強いチームになるために前に進み始めていて本当に嬉しい。
とりあえずこの記事がフラグにならないように、また突発的な大失速が発生しないことを祈る。