にっき



・バイオミュータント

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「バイオミュータントは、卓越したオープンワールドRPGであると自負している。広大なフィールド、テクニカルなバトル、感動的なストーリー、様々なガジェット、奥が深いクラフト、獣人による見たことのない世界。たくさんの遊びを詰め込んだ、とても魅力的な世界を築きあげたのだ。だけど、彼らは気付いていなかった。いずれの要素もそれほど煮詰め切れておらず浅いプレイ体験しか生み出せていないことに。もしかすると彼らは充分にそのことを承知していたのかも知れないが、いずれにしても、問題は浮き彫りのまま商品化されてしまっている。しかしこのバイオミュータントの最大の違和感は、まるで理解し難いナレーションであり、獣人たちの言葉すら第三者から伝えられるような表現がされる会話シーンはプレイヤーにストーリーの没入を妨げるだけでなく・・・」
というような遠回しで分かりにくいナレーションがある意味で最大の見所であるバイオミュータント。
獣人の言葉をオートマトンと呼ばれるデバイスが翻訳して伝えているという体裁を取っているため、ただの会話も上記のような回りくどい冗長な感じで表現されていて、ナショナルジオグラフィック的というか、中々に他のゲームにはない雰囲気を作っている。
個人的には、アリ。人間の世界とは違うという空気感を高めてくれる演出になっているし、様々な部族と触れ合うことによるコミュニケーションの難しさも感じ取れる。
ただ、何を言ってるのか分かりにくいのは間違いないので、普通に考えたらナシだろうなぁ。実際、評判は良くなく、ナレーションを抑えるオプションがアップデートで来るようだね。

明確にナシなのは、近接攻撃の地味さ。あまりにも爽快感がない。理由は明白で、単純に攻撃時のエフェクトに迫力が無いから。効果音が弱すぎて全く手応えがない。
戦闘自体はテクニカルかつ色んな手段があるから結構楽しいんだよな。まぁ敵の動きが単調だから突き抜けて面白いとは言えないけど、オープンワールドのアクションとしては上位クラスの戦闘ができる。
本当に効果音。ここさえどうにかしてくれたら多分印象は一気に変わる。それぐらいエフェクトの地味さがバトルをつまらなくしているので、どうにかして欲しい。
と思ったら、これもアップデートで改善されるらしいね。正直ここはテストプレイして何とも感じないのかなと思うくらい効果音が弱いので、最初から何とかして欲しかったな。そのせいでプレイを中断してしまったほどだし。

このゲームの最大の魅力はマップ。驚くほど好奇心を刺激されるオープンワールドが広がっている。何かあるんじゃないかと期待させて、実際に行ってみるときちんと期待に応えてくれるマップデザインが素晴らしい。
オープンワールドゲームをプレイしていると、無意味に広いだけだったり、テンプレートの切り貼りだったりして、レベルデザインに起伏がないから結局自由に動けるだけで単調な冒険にしかならないということが良くあるけど、このゲームはそれを感じさせない。印象的なボスや今までのプレイスタイルを一新させるようなガジェットも続々と登場して、単調になりがちなオープンワールドらしからぬ波乱万丈な冒険が広がっていてとても興味を惹かれる内容だった。
ただ、どうにも地味というか、控え目というか、リアル志向というか、盛り上がりに欠けるところがあって、素材は凄く良いのに中々楽しいと感じ取りにくい。
バトルのエフェクトだけではなく、全体的に演出が弱いんだよな。面白いものを、これはこんなに面白いんだと見せる強調が弱い。
確かにリアルな冒険を目指した「アウトワード」や主観視点を徹底した「フォールアウト」「スカイリム」のようなオープンワールドなら意図的な演出は野暮だが、バイオミュータントは印象的な敵とのバトルやドラマチック(風)なストーリーなど、作り手側が計算した面白いものを積極的に発信しようとするタイプのゲーム。
そういうゲームはオープンワールドだったとしてもゲーム側から面白さを強調して欲しい。自由度があるからってプレイヤーに感じ取り方を任せるのではなく、これはこんなに面白いんだよと発信して欲しい。そこが弱いのがこのゲームで一番残念なところ。
とは言え、まだまだ発展途上感がありありのゲームなので、今後のアップデートでどんどん良くなる予感はする。とりあえずバトルのエフェクトが改善されたというアップデートが早くコンシューマーにも来て欲しい。


・ノックアウトシティ

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3vs3でドッジボールをするオンラインアクションゲーム。5月末までは無料で遊べた。
少しやってみたけど、面白かった。何故なら俺が勝てるから。スプラトゥーンやオーバーウォッチもそうだったけど、新規タイトルの最初の頃はみんな慣れてないから大体勝てる。だから凄く楽しい。
だけど段々時間が経つと付いて行けなくなるのがいつものパターンなので、無料期間が終わるタイミング(今も一定レベルまでは無料で遊べるらしいが)でやめるのがちょうど良いかなと思った。


・シライサン

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まーたスイーツ向けのジャパニーズホラー(笑)なんだろうなぁと思って期待せずに見たら、想像の100倍面白かった。
リング的なストーリーというか、ホラーに翻弄されるだけでなく、いかにして怪異から生き残るかという登場人物の足掻きを感じ取れる内容になっている。
よくホラー映画に対して「ただビックリさせてるだけで怖いとは違うじゃん」みたいな批判があり、それを見るたびに「ビックリ以外で怖いホラー映画なんて和洋問わず殆ど無いだろ」と思ってたけど、これは確かにビックリに頼ってなかったし、それでいて怖かった。
単純に恐怖の対象である「シライサン」がとてつもなく不気味。見た目もチープさや作りもの感がなくて良かったが、動きで不穏な感じを表現してるのが特に怖い。
シライサンの特徴は、作中でも言及されていたが自己顕示欲が強いこと。目を背けると襲ってくるが、目を合わせている間は何もしてこない。目を離した瞬間に消えていて、後ろを振り向くとドーンみたいな怖がらせ方をしてくるホラーとは真逆のやり方。
「映画一本分の時間、シライサンと向き合わなきゃいけないんだ」という台詞が印象的だったけど、その通り、主人公たちはひたすら恐怖の対象と向き合い続けることになる。その間シライサンは顔をこっちに向けているだけで突っ立っていて、そのシーンが怖いんだけど滑稽で面白かった。
こういうただ張り詰めてるだけでなく、ちょっと間の抜けた余裕を感じさせるホラーは個人的に好き。よく見るとシライサンも少し可愛げがある。が、最後のクライマックスシーンはとびきり不気味で、見せるところはちゃんと見せてくる。
ストーリーも細かい描写が伏線として効いていて割と良く考えられてるし、全てをはっきりと明かすことはせず思わせぶりなシーンだけ散りばめて謎を残しているのも良い見せ方だと思う。
あんまり考察とか好きじゃないけど、ホラー映画はちょっとよく分からない程度に収まっている方が余韻が感じられて良い。
ワーワーキャーキャーさせることだけが狙いの安易なホラーではなく、シライサンの設定を軸に綺麗にまとまった良いホラー映画でした。


・ジャスティスリーグ ザックスナイダーカット

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DCコミックのヒーローが集合したワーナー版のアベンジャーズ。元は2時間で終わったジャスティスリーグだが、ザックスナイダー監督の編集によって4時間27分に倍増されたディレクターズカット版。
それだけあってストーリーは強化されてるけど、とにかく悪役であるステッペンウルフの境遇が居た堪れず、終始そこが気になって仕方なかった。
上司は無能で横暴だし、ヒーロー6人に対して雑魚以外の加勢がなく孤独な戦いを強いられるし、にも関わらず本人はボスに対して健気に忠実で、最期はリンチまがいの仕打ちを受けた挙句上司に頭を踏み潰されるという悲惨な終わり方。あまりにも切ない。
それにしても最後のドキュメンタリーを除いても本編だけで4時間はあり、そこがウリのディレクターズカットではあるけど普通にダレたので、長くても3時間くらいで良いかなと思いました。


・キングコング

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ピータージャクソンによるキングコングのリメイク。この映画が好き過ぎてもう3回は見てる。
この映画も3時間以上あるけど、全く集中力が途切れなかった。むしろもっと見せてくれという気持ちが収まらない。ドラマもアクションも超一級の傑作。
結局、好きな映画であればどんなに上映時間が長くても問題が無いんだなと思いました。ジャスティスリーグはバットマン以外のDCヒーローにあんまり思い入れがないし、そもそもそんなにヒーロー映画が趣味じゃないので、そこまで好きになれなかったのかも知れない。


・パペットマスター

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人形が大暴れするチャッピー的な映画。グロ過ぎてちょっと引いた。