今まで感想を書いたゲームの遍歴を辿りながら、ブログや遊んできたゲームについて振り返っていこうシリーズ。
だいぶ間が空いちゃったが、もうすぐ終わりそうなので最後まで頑張る。
リンクを貼ってるので、一部のゲームだけ触れていきます。


【2019年】
2019年5月、突然、何の予兆もなく、アクセス数が落ち始める。
まーたGoogleさんの気紛れで検索で引っ掛かりにくくなってるのかぁと、どうせ一ヶ月くらいで戻るだろうと余裕をこいてたら、結局1年以上も落ち続けた。
今までの頑張りが無になるレベルで下がり続け、ブログをやめることすら考えたが、とりあえずその年の10月を迎えれば10年続けたことになるのでそこまでは頑張ろうと思った。


・ケイデンスオブハイラル クリプトオブネクロダンサー feat. ゼルダの伝説 75点

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・ブラッドステインド リチュアルオブザナイト 85点☆☆

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悪魔城ドラキュラのプロデューサーを長く務めた五十嵐氏が、ドラキュラの新作を作りたいという想いからコナミをやめて独立し、一からスタートして完成させた本作。
そうして作り上げたブラッドステインドの中身は、世界観も、キャラクターも、システムも、ゲームバランスも、完全に悪魔城ドラキュラそのもの。違うのはタイトルだけ。
このゲームにおいて、マンネリとか、変化がないとか、オリジナリティが皆無とか、そんな事を言うのはあまりにも野暮。ブラッドステインドは、最高のドラキュラを目指して作られたゲームなんだから。
ドラキュラの新作を作りたくて仕方ない一人の男によって企画が立ち上がり、キックスターターでドラキュラファンの力を借りて制作資金を集めた、まさしくドラキュラのためだけに作られた新作。
しかもクオリティはシリーズの中で比較しても間違いなくトップクラス。最高のドラキュラを作るんだ、というスタッフの執念を感じるとてつもなくクオリティの高いドラキュラに仕上がっていた。
もうドラキュラの新作は出ないと諦めかけていたが、五十嵐氏が最高の結果で応えてくれた。


・東京クロノス 75点☆

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・AI:ソムニウムファイル 80点☆

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ADVと言えば大体ジャンルが固まっている。サブカルだったり、萌えだったり、個人の主張だったり。プレイヤーが抱えている空白を埋めようとするものが多く、特定の人に向けてストーリーを作る傾向にある。ADVというのはかなり濃いゲームユーザーしか買わないジャンルなので当然のことではある。
一方でこのゲームは、ゲームのストーリーで殆どテーマにされることがない「家族愛」というところに焦点が当てられている。
家族は、大多数の人が持っている。ゲームやアニメというのは空想を描く時に効果を発揮するのでわざわざ家族を題材にする必要がなく、こうしたテーマは実写で描いた方が相性が良い。
しかし、AIソムニウムファイルは、ADVという特定の人間しか買わないジャンルでありながら、誰もが受け止められる物語を描こうとした。
今作は、サブカルも尖ったイデオロギーも刺激的な官能物も独りよがりな主張も抑えられ、純粋なストーリーの面白さで勝負している。そしてその物語は、多くの人が受け止めやすい普遍的な愛で包まれている。
万人向けよりも特定の層にメッセージを込めた方が刺さった時の感動の度合いが大きいのは間違いないが、そうした作品は誰もが楽しめるわけではない。このゲームからは、特定の層に偏りすぎているADVというジャンルに一石を投じたいという意図が読み取れる。
分かる人だけ分かれば良いではなく、このゲームを遊んでくれたユーザーの全てが前向きな気持ちになって欲しい。独りよがりではなく、誰もが受け止められる愛を届けたい。そんな想いが伝わってくる。
ゲームのタイトル通り、愛に溢れた物語だった。


・アストラルチェイン 90点☆☆

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「ベヨネッタ」のスタイリッシュなアクション、「ワンダフル101」の戦略性、「ニーア・オートマタ」のRPG成分、「メタルギアライジング」の自由切断など、プラチナゲームズがこれまで作りあげてきたゲームのあらゆるエッセンスを取り込み、更に今作独自の斬新なゲームシステムを絡めながら、それらが全く破綻なく単純な足し算で面白さとして昇華されているアクションゲームの傑作。
新規タイトルでありながら、アクションもストーリーも世界観も探索もゲームシステムも全てが驚くほど作り込まれている。単純にボリュームはベヨネッタ2の3倍はあるが、薄っぺらさはまるで感じない。
アクションは言うまでもなく最高で、RPGとしての面白さも充分。新鮮さもある。ボリュームも申し分ない。ゲームバランスも幅広い。
面白いゲームをやりたいならとりあえずこれを買っとけというぐらいの一作。


・コードヴェイン 75点

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優しいダークソウル。ソウルライクと呼ばれるハードコアRPGは、少なからず「クリアーできるものならやってみろ」とプレイヤーの心を折ろうとしてくるものが多いが、このゲームはそうしたジャンルを下敷きにしながら、その裏には如何にしてプレイヤーがクリアーできるようにするか、という調整を施している。
常に仲間が協力してくれるバディシステム、強力なスキル、いつでも切り替え可能で失敗のない育成システム。
ソウルライクは意表を突いた突発的な死が多いが、このゲームは仲間が蘇生させてくれるのでイレギュラーなゲームオーバーをリカバリーしてくれるし、スキルがかなり強力なので敵とのコンバットでゴリ押せるし、育成システムも柔軟で複数のビルドをかけ持ちできる。
アクションゲームというよりはRPG寄りのゲームバランスで、プレイヤーに対する保険が多く用意されているので時間をかけて遊び続けていれば誰でもクリアーできるようになっている。
ここまでユーザーに対して優しいのは、バンダイナムコの社風もあるだろうけど、ストーリーを最後まで見て欲しいんだろうなと思った。
ストーリーへの力の入れ具合は相当なもので、かなり演出しているし、掘り下げもしている。でも、あまりにも善良すぎるキャラばかりで全く面白くなかった。


・Observation 65点

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・魂斗羅 ローグコープス 65点

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・デス ストランディング 90点☆☆☆

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コナミを退社し、独立した小島監督による一作目。監督の代表作であるメタルギアの頃からストーリー重視のゲームであったが、今作はそれ以上。
メタルギアというブランドやステルスというジャンルの束縛から解き放たれた完全新作であるデスストランディングは、全てがストーリーのために作られている。根幹にあるのは、ゲームではなくストーリー。
今のゲームは、自由度やクリエイトなど、プレイヤー主観が求められるので、作り手から一方的に発信されるストーリーが軸となったゲームは受け入れられないことも多いが、そんなことはお構いなしとばかりにひたすら小島監督の演説が続く。
なのに、押し付けがましく感じない。何故ならゲームで体験ができるから。誰かの教訓や言葉としてメッセージを伝えられるとどうしても一方的に感じられるが、ゲームは自分が主人公になって物語を体験できる。「絆の大切さ」を徹底的にシステムとしてゲームとして落とし込んだ今作は、ゲーム体験として監督のメッセージが伝わるようになっている。
正直ストーリーは複雑すぎて細部まで理解できなかったけど、俺は感動した。ストーリーでもなく、言葉でもなく、自分の旅路を通して「繋がり」というテーマを感じ取ることができたから。
相変わらずムービーは長いが、全く気にならない。グラフィック、演技、カメラワーク、演出、全てにおいてクオリティがゲーム史上最高レベル。これを見るためだけに金を払っても良いぐらい。


・ポケットモンスター ソード 70点

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・十三機兵防衛圏 70点

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・ダークピクチャー マンオブメダン 55点

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・コントロール 70点

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【2020年】
相変わらずアクセス数は低調だが、風前の灯だったブログへの熱量が蘇る。単純にブログを書くというのはやっぱり楽しいなと思ったから。
Googleが拾ってくれないのもそりゃそうだよ。最近のGoogleは賢くて、読者にとって有益かどうかを判断して検索の優先順位を決めているらしいが、こんな自分のことしか書いてないブログに有益性なんてあるわけがない。
しかしそれが俺がブログでやりたいことなんだから仕方ない。もう割り切った。前半はここ数年ないレベルでモチベーションが高かった。



・龍が如く7 光と闇の行方 75点

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・サブノーティカ 85点☆☆☆

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サブノーティカについてはかなり色々書いてきたので割愛で。
俺の性格上、地味なゲームは中々好きになれないが、サブノーティカは最高のゲームだった。


・バイオハザード RE:3 80点

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・ドゥーム エターナル 80点☆☆

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・ファイナルファンタジー7リメイク 90点☆☆☆

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この記事を書き上げるために休みを3日潰しました。
こんなことしたって1円たりとも貰えないのにね。あんなに頑張ったのにアクセス数も過去最高だった隻狼の3分の1くらいで、割とショックだった。
でも満足した。自分の気持ちを深掘りする、というのがこのブログでもっとも大事にしていること。FFについてはずっとブログで書き続けてきた題材であり、このゲームほど自分の気持ちを掘り下げてきたものは無かったけど、ようやくモヤモヤしていたものが消えた。
10年以上FFの感想を書き続けて、やっと、自分の気持ちが分かった。何故俺は、ここまでFFが好きで好きで仕方ないのか。
FFの「果てしない夢を追い求め続ける」姿勢に惹かれているのだと、ようやく気付いた。

FFには色んな特徴がある。常に最先端の映像技術を追求したり、評価された仕組みをあっさり取り止めて新機軸を押し出したり、ユーザーの需要よりも作り手のやりたいことを優先したり。
そうした普通のシリーズ作品ではあり得ないFFの取り組みを、俺はチャレンジスピリッツがあるだの、媚びずに筋が通っているだの、普通じゃないゲームを作ろうとしているだの、色んな言い回しで褒めてきたけど、もっと単純だった。
結局のところFFの精神とは「誰も見たことがない凄いゲームを作るんだ」という、あまりにも純粋すぎる創作へのロマンにあった。
そしてそのFFの野心が、妥協なきそのままの形で表現されたのがFF7リメイク。
最近のFFは、作り手がやりたいこと、ユーザーが求めること、限られたリソースの中で出来ること、その狭間で板挟みになり、中途半端に理想を追い求めてやり切れずに終わっているというパターンが多かった。
だけど、今作はやりきっている。7のリメイクとか関係なしに、FFの集大成と言っても過言ではない。ストーリーゲームへの拘り。ひたすら理想を追求しようとする野心。変化を恐れないチャレンジスピリッツ。最新技術への取り組み。
FFがやりたかったことが、あまりにも巨大な形で表現されていて、俺は本当に嬉しかった。

今まで1000を超えるゲームを遊んできたけど、これが自分にとって一番最高のゲームです、と言えるものはない。
一つの理想を突き詰めた作品はそれなりにあるが、ゲーマーの理想が全て詰まった夢のようなゲーム、というものにまだ出会ったことがないから。
俺はゲームオタクとしていつかそういうゲームが遊べたら良いなとずっと夢見ているが、それを叶えてくれる位置に一番近いのがファイナルファンタジーシリーズだと思っている。
ヴェルサスとか本当に期待してたんだけどね。ついに俺の夢を叶えてくれるゲームが出るんじゃないかって。でも結局、幻想に終わった。
だけどFF7リメイクは、幻想でもファンタジーでもなく、完結したら夢が現実になると、実際にプレイして本気で思った。
FFは、夢を見せてくれるゲーム。FF7リメイクは、この先の夢が膨らむ、最高の序章だった。


続く。次が多分ラスト。