夢がいっぱい




ふぃー。龍が如く7がようやく終わったー。45時間くらいか。6が20時間足らずで終わったのに今回はボリューム満点でしたね。
ストーリーは話の流れがめちゃくちゃ過ぎて白ける部分も多かったけど、最後は感動しちゃった。新しい主人公の春日は本当に良いやつ。やっぱり龍が如くは面白いっすね。

さーて、次は何のゲームやるかなー。と言ってみるが、そんなにやるゲームがない。
今年はほんとゲーム買ってない。新作がとにかく少ないから全然ゲームが買えない。旧作のテキストゲームばかりやってる。
読み物ゲームも好きだけど、龍が如くが終わってから1週間くらい文字を読んでばっかりだから流石にキャラを動かしたくなってきた。
はぁー、ゲームやりてーなー。ゲームゲーム。何でも良いからゲームがやりたい。

と欲求が溜まってきたので、予定になかったけど「ドリームズ ユニバース」を買ってきた。
ドリームズとは、ユーザーがゲームを制作して、それをオンラインで全世界のユーザーに共有することができるというクリエイトゲーム。キャッチコピーは「ないなら作っちゃえ」
ドリームズはリトルビッグプラネットの製作チームが開発しており、LBPは2Dスクロールがメインでキャラもデフォルトされてたので作れるものにかなり制約があったけど、これはもう何でもあり。
3DもRPGもFPSもムービーゲーも何でも作れちゃう。
ドリームズという一つのゲームの中に全世界のユーザーが作った何千という作品が詰め込まれているわけで、ゲームに飢えている今の俺にあまりにもクリティカルだ。
よーし、遊びまくるぞー。

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さっそくドリームズの世界へ。
何者かがずっとこちらを見ている気味の悪い空間が拠点となる。

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ネットサーフィンならぬ、ドリームサーフィン。さーて、何を遊ぼっかなー。

・『P.T.』
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とりあえず目に付いたのがこれ。小島監督がサイレントヒルズのプロモーションのために製作したホラーゲームがドリームズで再現。
不明瞭なクリアー条件とガチのホラー演出で当時はかなり話題になったが、そのあと小島監督がコナミを去って、その影響か知らないがサイレントヒルズは開発中止となり、P.T.も臭いものに蓋をするように配信停止となった。
そんな伝説のP.T.がドリームズで復活。勿論そっくりそのままというわけではないけど、かなりクオリティは高かった。ザラついた映像の質感や音の響き具合など、雰囲気たっぷり。

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なんかいる・・・。
いやごめん、この写真分かりにくいね。扉の前になんか黒い影がいるの。

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女の人は流石にマイルドになってるけど、演出や間の取り方が原作そのままなのでかなり迫力があった。
不明瞭なクリアー条件もそのままで、プレイヤーの些細な行動で変化するギミックや謎解きも再現。エンディングも2つある。
いやー、これは凄い。初っ端からこんなにレベルが高いものを見せられるとハードルが上がっちゃうね。


・『Full Beech breakfast』
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完全に実写。
・・・おわり。ただ凄いグラフィックのベーコンエッグを眺めるだけのビジュアル作品だった。


・『おかえり ゲーム』
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ヒヨコでアスレチックを突破するゲーム。
ヒヨコが可愛い。ギミックやアクションはそんなに・・・だけど、とにかくヒヨコが可愛いので問題なし。


・『Vecta Majoris』
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ふぇー。映像すげー。ヌルヌル動くのもすげー。

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主観視点もある。
敵船体との激しいドッグファイトや、宇宙ステーションの狭い骨組みの隙間を船体を反転させて潜り抜けるということも可能で、フライトアクションの見せ場がひと通り体験できて面白かった。


・『エンカウンター』
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ドリームズで活動している人は殆ど外人なわけで、今作はストーリー要素が強いゲームもたくさんあるけど、会話やテキストは基本的に英語で表示されるから全く分からない。
この辺りはどうしようもない事だけど、言葉の問題のせいでこのゲームの魅力が30%くらい減少してるのは否めない。


・『プロメテウス』
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ドリームズで一番「いいね!」されているゲーム。
かなり本格的な作りのFPSで、シューティングゲームで出来ることはひと通り詰め込まれている。
でも、あんまり本格的なゲームは求めてないのよね。もっとオリジナリティに溢れたゲームを遊びたい。


・『Please Hug Me』
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ただ、温もりが欲しかった。それだけなのに。

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近付こうとするとみんな離れてしまう。

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誰も僕を愛してくれない。


・『Resident Evil:Classic』
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結構本格的なバイオハザード。
動かしにくいラジコン操作や足りない弾薬もそのまま再現されてた。


・『アートの夢』
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ドリームズの開発チームがこのゲームのツールを使って製作した作品。
それだけあって、やはりクオリティは段違いに凄い。いやほんと、マジでこんなゲーム作れちゃうの?
ツールとしての可能性を見せ付けてくれるのは勿論のこと、ストーリーも「人間の無限の可能性」をテーマに描いていて、クリエイトする人を勇気付ける内容になっていた。


・『赤鬼 akaoni』
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結構な数のゲームをプレイしたけど、一番面白かったのがこれ。
ダークソウルや隻狼のような剣戟のコンバットに特化したアクションゲームで、攻撃のタイミングと回避の見極めを明確に求められるゲームバランスが絶妙だった。攻撃を避けるのが気持ち良い。
敵のモーションも結構豊富で、単調さを感じないのも凄い。


・『ボールワールドアドベンチャー!パート1』
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ボールを転がしてアスレチックを突破するゲーム。
よくある題材だけど、こういうゲームは一定のクオリティを出しやすいからクリエイトと相性が良いよね。
ボリュームも凄いし、純粋に面白かった。


・『Jumpsouls』
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ゲームのタイトル通り、ソウルシリーズ並みに死にまくるスクロールアクション。
大胆さと繊細さが求められるメリハリが面白い。
絶妙に分かりにくい嫌がらせをしてきて初見殺しが発生しまくるが、チェックポイントが豊富なのでストレスにならず笑って済ませられるのも良い。


・『FF7 Dreamake TGS』
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FF7リメイクについて殆ど情報を入れないようにしているのでどんな戦闘システムになるのか全く知らないけど、もしこのゲームが7リメイクの戦闘をそのまま再現しているのだとすれば、めちゃくちゃ期待できる。
そう思わせるほど、ほんとによく出来てる。感動した。


他にも色んなゲームを遊んだ。
クオリティが高かったり面白いゲームもあれば、そうでないゲームもあったけど、共通して言えるのは、どのゲームも夢と希望と愛情に溢れている、ということ。
「あぁ、人が作っているんだなぁ」と感じさせてくれるゲームばかりだった。
発売されたばかりなのでまだまだゲームも増えていくだろうし、これからも楽しみですね。