いつもの日本一クオリティ




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PS4とスイッチの謎解きアドベンチャーゲーム。開発は日本一ソフトウェア。

一枚絵やムービーに実写を活用したアドベンチャーゲーム。
実写によってどうなったかと言うと、ホラーの陳腐さや謎解きの子供騙し具合、ストーリーの薄っぺらさなど、全てのショボくれた感じがパワーアップ。とにかく安っぽく見えて仕方ない。
謎解きと言い、ホラーと言い、遊園地が夏の特別企画でやってる子供向けのアトラクションみたいなハリボテ感が漂ってるが、逆に言えば、重苦しいガチホラーではないので気軽に楽しむ分には良いかもしれない。この突き詰められたチープさは味があると言えなくもない。

ボリュームは5時間ほど。ゲームオーバーの種類は多いが、分岐は少ない。
謎解きとしてもテキストノベルとしてもやりごたえは無く、ホラーもお遊びレベル。
これが2000円のダウンロードタイトルではなく、7000円ものフルプライスで売り付けてくるのだから日本一ソフトウェアは相変わらずだとしか言いようがない。
俺はパッケージタイトルの大作感が好きだからフルプライスのゲームを積極的に買っていきたいと思っているし、内容が伴っていればボリュームも気にしないが、日本一は明らかにミニサイズでまとめられるだろってゲームをフルプライスにしてくるからタチが悪い。
でもたまに、ルフランや魔女と百騎兵のような良いゲームを作ってくるから買ってしまうんだけどね。