何とかならない

ゴールデンウィークが始まったので本腰を入れてゲームをする。
ある程度進めていたゴッドオブウォーと戦場のヴァルキュリアが好印象なので、それから消化していくかと見せかけて、一番印象が薄いデスエンドリクエストを先に終わらせてしまう。
GOWもヴァルキュリアも面倒くさいんだよね。その点、デスエンドリクエストは何も考えなくてもサクサク進むから楽。まぁ割と邪魔は入るけど、駆け引きという意味での面倒さはないので、頭を使わない分手軽である。
けど、楽なだけでそんなに面白くない。やっぱりゲームはある程度は面倒に出来てた方が面白いよ、間違いなく。
娯楽に疲れたくない人が多くなっている世の中だから、極力面倒な事を排除する傾向にあるけど、それを突き詰めるとゲームはただの暇つぶしになってしまう。そんなの寂しい。と言いながら、今の俺自身がまさにその娯楽に疲れたくない人なんだけど。
いやでもゴッドオブウォー面白いね。今までは単なるスペクタクル神話バトルショーだったのに、アクションだったり探索だったりカスタマイズだったりと奥が深くなって、それはある意味で考える必要があるということで面倒だけど、だからこそゲームとして面白い。
なにやら最近アベンジャーズがやたらと盛り上がっていて、観るつもりなかったけど話題になっているものは気になって仕方ないミーハーな俺は映画館に走る事にした。
ミーハーと言っても、今年上映されたブラックパンサーを除いて、アベンジャーズプロジェクトのマーベル作品は全部観てるんだけど、今作はそんなブラックパンサーの要素がやたらと目立っていて誰だよコイツらと思いながら観る羽目になった。
そんなことよりも、終始漂うどうせ何とかなるんだろ感が気になって仕方ない。
都合が良いというか、生温いというか、どんなにピンチでも相手の驕りだったり詰めの甘さだったりで生き延びて何とかなってるのが気に食わない。もっと容赦なく殺しに行けよと言いたい。己の野望に本気になれよ熱くなれよと言いたい。
ヒーロー陣営にしても大局が見れない温い奴らばかり。仲間想いのように見えるが、単なる展開のための都合なのが丸分かりで白ける。
まぁエンタメ作品はご都合主義だからこそエンタメであるわけだけど、それにしても今作はヒーロー側にしても悪役側にしても生温いことばかりやっていて冷めてしまう。映像やアクションは本当に凄いんだけど、観ていて白熱しない。
最後は何とかならずに巷で言われている衝撃的な展開になるが、どうせこれも次の作品で何とかなって無かった事になるんだろ?と邪推してしまう自分がいて、いまいち衝撃度が伝わって来ない。直前にあからさまにリセットを予感させる描写があって、その気持ちを加速させる。
そういうわけで、悪とのバトルに徹した今作は、終始漂う何とかなるんだろ感によって緊張感がなく、内輪で揉め合っていたのが面白かった前作より微妙だったなという印象。
でも、敵のボスが悲しみたっぷりに描かれていたのは良かった。
思想自体は生物が増えすぎたから限りある資源のために云々というよくある感じだけど、単純な勧善懲悪として見せる気はないらしく、彼の一方的な思想を信念として表現しようとしているのは良い感じ。
エンタメは最終的に何とかなるが、何とかならないのがヤクルトスワローズ。
4連敗中のスワローズ。今夜は先発が怪我で早々に降板。更に先制するが追いつかれる苦しい展開。しかし中継ぎが何とか踏ん張り、野手も奮起して追いつかれた直後に勝ち越し、近藤が2イニングを完璧に抑えて、終盤に秋吉と石山が捕まって逆転されてしまうも最後にチャンスを作り、一点差の9回2アウト満塁でバッターはメジャーから帰ってきた青木!!!!!!
・・・映画やドラマなら、間違いなく青木が逆転サヨナラ打を打って気持ち良く終わるはずなのにね。
残念ながらこれはリアルなスポーツであって、シチュエーションも演出もただの成り行き。現実は厳しい。

ゴールデンウィークが始まったので本腰を入れてゲームをする。
ある程度進めていたゴッドオブウォーと戦場のヴァルキュリアが好印象なので、それから消化していくかと見せかけて、一番印象が薄いデスエンドリクエストを先に終わらせてしまう。
GOWもヴァルキュリアも面倒くさいんだよね。その点、デスエンドリクエストは何も考えなくてもサクサク進むから楽。まぁ割と邪魔は入るけど、駆け引きという意味での面倒さはないので、頭を使わない分手軽である。
けど、楽なだけでそんなに面白くない。やっぱりゲームはある程度は面倒に出来てた方が面白いよ、間違いなく。
娯楽に疲れたくない人が多くなっている世の中だから、極力面倒な事を排除する傾向にあるけど、それを突き詰めるとゲームはただの暇つぶしになってしまう。そんなの寂しい。と言いながら、今の俺自身がまさにその娯楽に疲れたくない人なんだけど。
いやでもゴッドオブウォー面白いね。今までは単なるスペクタクル神話バトルショーだったのに、アクションだったり探索だったりカスタマイズだったりと奥が深くなって、それはある意味で考える必要があるということで面倒だけど、だからこそゲームとして面白い。
なにやら最近アベンジャーズがやたらと盛り上がっていて、観るつもりなかったけど話題になっているものは気になって仕方ないミーハーな俺は映画館に走る事にした。
ミーハーと言っても、今年上映されたブラックパンサーを除いて、アベンジャーズプロジェクトのマーベル作品は全部観てるんだけど、今作はそんなブラックパンサーの要素がやたらと目立っていて誰だよコイツらと思いながら観る羽目になった。
そんなことよりも、終始漂うどうせ何とかなるんだろ感が気になって仕方ない。
都合が良いというか、生温いというか、どんなにピンチでも相手の驕りだったり詰めの甘さだったりで生き延びて何とかなってるのが気に食わない。もっと容赦なく殺しに行けよと言いたい。己の野望に本気になれよ熱くなれよと言いたい。
ヒーロー陣営にしても大局が見れない温い奴らばかり。仲間想いのように見えるが、単なる展開のための都合なのが丸分かりで白ける。
まぁエンタメ作品はご都合主義だからこそエンタメであるわけだけど、それにしても今作はヒーロー側にしても悪役側にしても生温いことばかりやっていて冷めてしまう。映像やアクションは本当に凄いんだけど、観ていて白熱しない。
最後は何とかならずに巷で言われている衝撃的な展開になるが、どうせこれも次の作品で何とかなって無かった事になるんだろ?と邪推してしまう自分がいて、いまいち衝撃度が伝わって来ない。直前にあからさまにリセットを予感させる描写があって、その気持ちを加速させる。
そういうわけで、悪とのバトルに徹した今作は、終始漂う何とかなるんだろ感によって緊張感がなく、内輪で揉め合っていたのが面白かった前作より微妙だったなという印象。
でも、敵のボスが悲しみたっぷりに描かれていたのは良かった。
思想自体は生物が増えすぎたから限りある資源のために云々というよくある感じだけど、単純な勧善懲悪として見せる気はないらしく、彼の一方的な思想を信念として表現しようとしているのは良い感じ。
エンタメは最終的に何とかなるが、何とかならないのがヤクルトスワローズ。
4連敗中のスワローズ。今夜は先発が怪我で早々に降板。更に先制するが追いつかれる苦しい展開。しかし中継ぎが何とか踏ん張り、野手も奮起して追いつかれた直後に勝ち越し、近藤が2イニングを完璧に抑えて、終盤に秋吉と石山が捕まって逆転されてしまうも最後にチャンスを作り、一点差の9回2アウト満塁でバッターはメジャーから帰ってきた青木!!!!!!
・・・映画やドラマなら、間違いなく青木が逆転サヨナラ打を打って気持ち良く終わるはずなのにね。
残念ながらこれはリアルなスポーツであって、シチュエーションも演出もただの成り行き。現実は厳しい。
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