ずーっとARKやってる



image


ARKとは、オープンワールドで、恐竜がいて、手懐けることができて、クラフトができて、旧石器から最先端のテクノロジーまでカバーしていて、最大70人のオンラインも対応、という概要から想像できるそのままのゲームです。
詰め込み過ぎだろと思ったけど、まさか本当に一つの世界として完璧に機能しているとは思わなかった。大規模オンラインも社会として成立している。
そしてこのゲーム、一筋縄ではいかない。一寸先は闇。

〜ARKの足跡〜

最初、何をすべきかも操作も仕様も全く分からない。死にまくって嫌になる。

入れるサーバーがない。ようやく入れてもラグだらけで嫌になる。

フレンドと一緒に遊んでるけど出会うまでがとても大変で嫌になる。

ウリである恐竜の飼い慣らしまでハードルが高すぎることが分かってやっぱり嫌になる。

段々と操作や仕様が分かってくる。色々とクラフトを試し始める。

家を作り始める。

素材を集めている最中、何度も恐竜や他のプレイヤーに殺される。

素材が全く足りない。敵が強すぎる。一致団結することが必要だと皆が自覚し始める。

アイテムは共有し、敵は束になって倒す。協力プレイが明確に。面白くなってくる。

それなりの家が完成するが、強盗の襲撃に遭って壊滅する。一気に意気消沈。

新天地を開拓。心機一転。

徐々に拠点ができ始める。前回の反省を活かし、防衛を意識。

軌道に乗り始めたところでワイバーンに乗ったプレイヤーが襲撃。完全に崩壊。萎える。

立地を考える。他のプレイヤーが少なくて、素材が豊富で、狩りがしやすい場所を発見。

何をすべきか良いか目的がはっきりし、操作にも慣れ、攻略情報を共有し、効率的な動きが出来るようになる。

襲撃に備えた石の家が完成。素材集めも効率化し、サイクルが軌道に乗る。

ついに恐竜を手懐けることに成功。

完全オンラインなので、24時間ゲームは止まらない。
皆がゲームを起動していない間に何者かが侵入してまたも拠点は壊滅。ペットの恐竜も皆殺し。

静かな場所だったが突如として肉食の動物が繁殖し始め、採取集めが困難に。更にとあるユーザーが執拗に拠点周辺を荒らし回る。

妨害を受けながらも拠点復興。窪みだらけの環境を活かして完全要塞化。

それでも抜け穴を見つけてしつこく襲撃してくる野良プレイヤー。

拠点を捨てて新たに開拓することに。

イカダに乗って探検。崖に囲まれた良い立地を見つける。

第二の拠点を作りつつ、野良プレイヤーと果てしない闘争。

新しい拠点が完成しつつあったので、要塞を解体。野良プレイヤーに引っ越し場所を悟られないよう、痕跡を完全に消す。

新しい拠点に完全移住。まもなく、プテラノドンに乗ったプレイヤーが襲撃。

拉致があかなくなったので、仲間を増やすことに。チャットをしていた日本のユーザーとやり取りして同盟を組まないか提案。

俺たちのARKはこれからだ!


目的は至ってシンプル。ただ、生き延びる。それだけのゲーム。
だけど、次から次へと困難が立ちはだかって息つく暇もない。一難去ってまた一難。想像だにしない角度からやって来る障害も多く、先が見えない中で延々ともがき続けなければならない。
そんな全く予想がつかないイレギュラーな世界だからこそ、この世界でサバイバルしているという確かな実感がある。予定調和な世界では決して生まれないドラマがある。
困難を乗り越える度にちょっとずつ理解して、強くなって、団結する。拠点や装備という成果はリセットされることもあるけど、確実に積み上がっていくものがある。サバイバルの過程が本当に濃厚で面白い。

なるほどなー、これがオンラインの魅力ってやつかー。
今までオンラインと言っても協力モードやマルチ対戦とか、閉じた世界でのゲームしかやったことがなかったけど、ARKのような擬似世界で社会を作る系のゲームはネットの真の中毒性を醸し出していて恐ろしいな。今まさに、俺がそれに溺れつつあるのが怖い。この一週間、時間があればずーっとARKばっかりやってる。
でも、hackもやりたいし、アサシンクリードもやりたいし、オカルティックナインもやりたいし、ウルフェンシュタインもやりたいし、ゼノブレイドもやりたいし、地球防衛軍もやりたい。
一つのゲームをやりこむのも良いけど、やっぱり俺は色んなゲームに触れていきたい。