我慢
ここ数年、常に何本かやりたいゲームが待機状態だったのに、2ヶ月間ほとんど新作を買わずに過ごしていたら、ついに積みゲー(俺の積みゲーの定義は、クリアーまでやる気のあるゲーム)がなくなった。
と、言うわけで、PSプラスで現在無料配信中のメタルギア5を落として久しぶりに起動。
改めて見ても、序盤の展開と演出はタダならないオーラがあるなぁ。別にそんなに新しい事をやっているわけじゃないけど、見せ方をちょっと拘るだけで、ここまでユニークになるとは。他の大作アクションと比較して、メタルギアはやっぱり違うわぁーと思わせるものがある。
しかし、プロローグが終わってオープンワールドに放り出されてから、一気にやる気がなくなる。
大体俺が周回する場合は、ストーリーをもう一度体験したいか、難易度を上げてテクニックの向上を実感したいかのどちらかで、メタルギア5はどっちも当てはまらない。ストーリーはショボいし、難易度選択もない。
まぁメタルギアは最初の場面だけもう一度見たかったという気持ちが強いので、これくらいで良いや。
今月のPSプラスの本命はデッドライジング。こちらは100円で配信中。初代デッドライジングは未プレイなので即刻購入。あー、面白い。やっぱりデッドライジングは面白いわぁー。
ゲームプレイ自体は、ショッピングモールの中にあるものを駆使してゾンビパニックを切り抜ける、という大雑把な遊びが許容される自由度の高いもので、銃やバットはもちろん、木材やマネキンやキャッシャーやカートやぬいぐるみや皿やギターなど、あらゆるものが武器になるカオスな感じがゲームとして凄く楽しく、同時に、生き残るために何でも利用してみせる必死さがサバイバルの熱量を高めていて、とにかくゲームデザインが素晴らしい。
また、ただ自由なだけでなく、72時間という時間制限やレベルによるステータスのキツい縛り、かなり高めの難易度など、バランス自体はキツキツでゲームを引き締めているのが良い。
結果として、生き抜くにはどうすれば良いか工夫と思考が必要な、実にサバイバルの臨場感溢れるゲームに仕上がっている。思考停止の自由なんてつまらない。考える必要があるからこそ、自由度がゲーム性として活きてる。
最近のデッドライジングはひたすら遊びやすさ重視で縛りがゆるゆるだが、このシリーズはサバイバルが根底にある世界観なんだから、ゲームプレイだってこうじゃないと。どんなにリアルな映像で世界を作っても、ゲームプレイと世界観の方向性が一致しなければタダの偽物。その世界に入り込めない。
問題点はめっちゃある。まずNPCのAIが前代未聞レベルでアホ。生き残りを拠点まで連れて帰るのが基本的なサブクエストだけど、不可能だろと言いたくなる。このもどかしい感じが雰囲気を出してるのはあるが、こういうリアリティはいらない。流石にやる気をなくすレベル。
次に操作性が絶句する酷さ。シューティングのエイミングの速度とか遅すぎてまともに照準を合わせられない。回避アクションがスティック2回入力という暴発前提のコマンドなのも意味不明。
電話の間は無抵抗なのに会話がスキップできないし、その会話を聞かないとクエストが発生しない。マップを見ただけではどのクエストがどの位置にあるか分からない。補助効果などやたらと英語が多くて分かりにくいのに説明がない。などなど、頭おかしいんじゃないかって仕様がてんこ盛り。
難易度はかなり高いが、その大きな要因は、上にあげたプレイヤーに対する不親切な仕様によるもので、カプコンらしい調整方法だけど、同じやり方のバイオと違ってその仕様に意味を感じられないのでひたすらストレス。
でも、面白いんだよなー。どれだけ不満があっても、コンセプトが一貫としていて、その世界が本物だと感じさせられる臨場感があれば、のめり込める。
デッドライジングの不満点は、コンセプトを際立たせるために仕方なく、というものではないから、あんまりよろしくないけどね。
ヤクルトの今シーズン終了。球団史上最悪の96敗を記録し、球史に名を残すレベルで弱かった今年のスワローズ。
流石に能天気なフロントもそれは自覚しているようで、球団の生温さを指摘して不仲が報じられていた宮本をヘッドコーチに招聘したり、他球団で実績のある尾花・石井琢・河田にコーチとしてオファーを出す予定だったりと、まだ来るかは未定だが、上層部がチーム状況に危機感を持っているのは分かった。
来季の監督は内輪の小川で無難すぎる選択だと思ったが、将来、宮本が監督になるまでの繋ぎであるなら話は別で、泥を被る役回りなので可哀想ではあるけれど、監督や編成トップとしてずっとスワローズに関わってきた彼はその役目として最適と言える。
しかし、もう数年は我慢の年か。優勝争いなんて夢のまた夢。今までも大して強い時期はなかったのに、何やってたんだか。
とは言え、コーチ陣の面子を見るに、ここ十数年なかったレベルで、一から本気で強いチームを作ろうという意気込みが見えるので、今年の歴史的な敗北も無駄ではなかったかもな。
ここ数年、常に何本かやりたいゲームが待機状態だったのに、2ヶ月間ほとんど新作を買わずに過ごしていたら、ついに積みゲー(俺の積みゲーの定義は、クリアーまでやる気のあるゲーム)がなくなった。
と、言うわけで、PSプラスで現在無料配信中のメタルギア5を落として久しぶりに起動。
改めて見ても、序盤の展開と演出はタダならないオーラがあるなぁ。別にそんなに新しい事をやっているわけじゃないけど、見せ方をちょっと拘るだけで、ここまでユニークになるとは。他の大作アクションと比較して、メタルギアはやっぱり違うわぁーと思わせるものがある。
しかし、プロローグが終わってオープンワールドに放り出されてから、一気にやる気がなくなる。
大体俺が周回する場合は、ストーリーをもう一度体験したいか、難易度を上げてテクニックの向上を実感したいかのどちらかで、メタルギア5はどっちも当てはまらない。ストーリーはショボいし、難易度選択もない。
まぁメタルギアは最初の場面だけもう一度見たかったという気持ちが強いので、これくらいで良いや。
今月のPSプラスの本命はデッドライジング。こちらは100円で配信中。初代デッドライジングは未プレイなので即刻購入。あー、面白い。やっぱりデッドライジングは面白いわぁー。
ゲームプレイ自体は、ショッピングモールの中にあるものを駆使してゾンビパニックを切り抜ける、という大雑把な遊びが許容される自由度の高いもので、銃やバットはもちろん、木材やマネキンやキャッシャーやカートやぬいぐるみや皿やギターなど、あらゆるものが武器になるカオスな感じがゲームとして凄く楽しく、同時に、生き残るために何でも利用してみせる必死さがサバイバルの熱量を高めていて、とにかくゲームデザインが素晴らしい。
また、ただ自由なだけでなく、72時間という時間制限やレベルによるステータスのキツい縛り、かなり高めの難易度など、バランス自体はキツキツでゲームを引き締めているのが良い。
結果として、生き抜くにはどうすれば良いか工夫と思考が必要な、実にサバイバルの臨場感溢れるゲームに仕上がっている。思考停止の自由なんてつまらない。考える必要があるからこそ、自由度がゲーム性として活きてる。
最近のデッドライジングはひたすら遊びやすさ重視で縛りがゆるゆるだが、このシリーズはサバイバルが根底にある世界観なんだから、ゲームプレイだってこうじゃないと。どんなにリアルな映像で世界を作っても、ゲームプレイと世界観の方向性が一致しなければタダの偽物。その世界に入り込めない。
問題点はめっちゃある。まずNPCのAIが前代未聞レベルでアホ。生き残りを拠点まで連れて帰るのが基本的なサブクエストだけど、不可能だろと言いたくなる。このもどかしい感じが雰囲気を出してるのはあるが、こういうリアリティはいらない。流石にやる気をなくすレベル。
次に操作性が絶句する酷さ。シューティングのエイミングの速度とか遅すぎてまともに照準を合わせられない。回避アクションがスティック2回入力という暴発前提のコマンドなのも意味不明。
電話の間は無抵抗なのに会話がスキップできないし、その会話を聞かないとクエストが発生しない。マップを見ただけではどのクエストがどの位置にあるか分からない。補助効果などやたらと英語が多くて分かりにくいのに説明がない。などなど、頭おかしいんじゃないかって仕様がてんこ盛り。
難易度はかなり高いが、その大きな要因は、上にあげたプレイヤーに対する不親切な仕様によるもので、カプコンらしい調整方法だけど、同じやり方のバイオと違ってその仕様に意味を感じられないのでひたすらストレス。
でも、面白いんだよなー。どれだけ不満があっても、コンセプトが一貫としていて、その世界が本物だと感じさせられる臨場感があれば、のめり込める。
デッドライジングの不満点は、コンセプトを際立たせるために仕方なく、というものではないから、あんまりよろしくないけどね。
ヤクルトの今シーズン終了。球団史上最悪の96敗を記録し、球史に名を残すレベルで弱かった今年のスワローズ。
流石に能天気なフロントもそれは自覚しているようで、球団の生温さを指摘して不仲が報じられていた宮本をヘッドコーチに招聘したり、他球団で実績のある尾花・石井琢・河田にコーチとしてオファーを出す予定だったりと、まだ来るかは未定だが、上層部がチーム状況に危機感を持っているのは分かった。
来季の監督は内輪の小川で無難すぎる選択だと思ったが、将来、宮本が監督になるまでの繋ぎであるなら話は別で、泥を被る役回りなので可哀想ではあるけれど、監督や編成トップとしてずっとスワローズに関わってきた彼はその役目として最適と言える。
しかし、もう数年は我慢の年か。優勝争いなんて夢のまた夢。今までも大して強い時期はなかったのに、何やってたんだか。
とは言え、コーチ陣の面子を見るに、ここ十数年なかったレベルで、一から本気で強いチームを作ろうという意気込みが見えるので、今年の歴史的な敗北も無駄ではなかったかもな。
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