【ゲームの話】

・ドラゴンクエスト2

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PS4で配信されたやつ。
20数年ぶりのプレイだけど、始めた瞬間に脳内覚醒が起きて昔の思い出が蘇るんじゃないかとロマンチックな期待をしたが、全く何も思い出せず、寄り道王子は全く見つからないし、福引き券はどこで使えば良いか分からないし、船を手に入れてからひたすら彷徨ってた。はぁ、ここまで何も覚えてないもんなのか。
ゲームとしては、既にこの頃から徐々に盛り上がっていく感が凄い。仲間が加入して一気に戦いが楽になる安心感。鍵を手に入れて、今まで行けなかった場所を解放していく快感。船を手に入れた時のどこにでも行ける解放感。
縛りと解放。ドラクエは、本当にこのバランス感覚が優れている。ゲームバランスが優れていれば、時代が変わっても色褪せないんだよな。ゲーム体験にメリハリがあるから、今でも充分面白い。
まぁしかしランダムエンカウントはキツい。一歩動いただけでも出てくるし。今は大灯台で詰まってる。マップが複雑だし敵が極悪だしランダムエンカウントウザいしでかなりしんどい。クリアーできるかな。


・スプラトゥーン2

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やっぱりオンラインありきのゲームは、見知った人と遊ばないと続かないなぁ、でも知り合い誰もスイッチ持ってないし・・・と、軽く放置していたが、最近ついに友達がスイッチを手に入れてスプラ2も買ったので、早速一緒にやろうとしたらこれがかなり面倒くい。
普通のFPSやTPSはロビーかどこかでフレンドとパーティをまず組んで、そこからオンラインマッチに繋ぎ、一緒にチームを組んでそのまま戦える。
しかしスプラの場合、フレンドとパーティを組むことができず、フレンドが今いるマッチに参戦するという形でしか一緒にやる術がない。
だから一回マッチが終わって枠が空くまで待たなきゃいけないし、武器を変えようとするとマッチを抜けなきゃいけないのでその度に待ちぼうけを食らう。しかも普通にフレンドが敵チームに配分される。更にガチマッチではフレンドと組むことすらできない。
確かにこの仕様の方がマッチの回転は速くなるし、フレンドと戦うのも面白いが、CODやレインボーシックスだったら死ぬほど叩かれるだろう。しかし、何故だかスプラトゥーンなら仕方ないと思ってしまう。
小出しなコンテンツ。自由に選べないステージとルール。制限が多いフェス。排除されたチャット。記録されない成績。
スプラトゥーンのオンラインは、押し付けがましい。任天堂が想像する、理想のオンラインを実現するためにプレイヤーに対してかなり窮屈を強いている。
その理想とは、戦うのではなく楽しもう、というプレイヤーの純真な心に溢れた世界だ。
どうしてもマルチ対戦のゲームは殺伐とした空気になりがちだが、スプラトゥーンはライブ感を徹底的に出して、その場にいるという楽しさを大事にしている。勝利至上主義なんかやめて、ゲームを純粋に遊ぼう、その意図が細かいところまで滲み出て、それが世界観として一貫としている。
対戦は人との本気のバトルが楽しいというのは勿論あるが、そもそもオンラインは、人と人が触れ合えるというその感覚自体が面白いわけで、任天堂はとにかく純粋にゲームや人との繋がりを楽しんで欲しいわけだ。それは、任天堂が今までずっと貫いてきたゲームに対する美学でもある。
でも俺は、そんな任天堂の思いに反して全く勝てないことにイライラするのであった。前作は無双できたのに今作は猛者ばかりでほんと無理。


・ヒットマン

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今までのヒットマンはお遊びでした。これはガチの暗殺シミュレーターです。



【ネトフリ、アマプラの話】

ついにアマゾンプライム入っちゃった。意外とネトフリになくて気になるものが多い。

・スナックワールド

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と、言いながらアマプラでは配信されていないアニメ。2話まで見た。
レベルファイブのオリジナルアニメで、やる気があるのかないのか分からない主人公たちがカジュアルなノリでファンタジーをこなしていく。
旅人を見捨てる王様だったり、キャバ嬢な雰囲気のお姫様だったり、武器を手に入れる手段がコンビニのクジだったり、とりあえず仲間を囮にして様子をみる主人公だったり、開始早々白旗を振る仲間だったり、真面目にする気がなくて面白い。
でもゲームと一緒でなんかすぐ飽きてきた。


・徳山大五郎を誰が殺したのか

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ここからアマプラ。
ドラマ。3話まで見た。
女子高校のある教室で先生が死んでいた。誰が?何故?この場所で?という話。
引きのある設定なだけに先が気になる。意外と青春ドラマとしても頑張ってるっぽいし、期待。


・白夜行

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映画。原作は読んだことない。
え?なに?なんか言った?いや、もっとハッキリ喋れってお前。これほんとみんなボソボソ喋ってて全く聞き取れないんだが。仕方ねーから音量上げてもやっぱり聞こえないし、更に音量上げたら今度は急に爆発的な音が挟まって耳が死にそうになるし、なんだよこれ。
ストーリーは、愛する人のためなら僕何でもやりますどこまでも、というやつ。しかも女がかなりの悪いやつで、自分の都合の為にその男に強姦をさせるわ殺しをさせるわ、まぁ凄い。
しかし、しかし、こういう本気の純愛をテーマにしておきながら、ほとんど全く男と女の心理描写や、両者がやりとりしている場面がなく、第三者視点の事実を淡々と流しているだけという構成に驚いた。完全に観る側に解釈を委ねている。多分、原作の小説がそういうスタイルなんだろうね。
かなり面白かったけど、刑事さんの因縁は微妙。何こいついきなり親父ぶってんのって感じ。


・白夜行

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映画が興味深い作品だったのでドラマも見た。全話見た。
あら?映画と全くスタイルが違うな。普通に二人は会ってるし、男は葛藤しているし、女は男を愛している。映画版だとほぼ描写がなく、想像するしかなかった両者の感情や関係がストレートに描かれている。
特に、女のイメージがかなり違う。映画はただ男が女に尽くしているという事実しか見えなかったが、ドラマでは女も同じくらい心を捧げている。これがドラマ制作者の解釈ってことか。まぁ人によって答えは変わるわけだけど、ちょっと願望に溢れ過ぎてる感がある。

いつも通り、見せ方は安っぽい。日本のドラマの悪いところだが、分かりやすさ重視は程々にして貰いたい。回想の多様。大げさな演出。ストーリーありきの展開。陳腐に見えて仕方ない。
特に中盤は、意思と行動を積み重ねた結果の先にストーリーがあるのではなく、ストーリーありきで登場人物を動かしているから、唐突でわざとらしい感じがある。

ただ、単純にエンタメ性は映画より格段に上で、究極の愛の形を体現したような設定も相まって、恋愛ドラマとしてのカタルシスはかなりある。これよく夜の9時から放送できたよな。教会で暴れ回るし、強姦はするし、人は殺すし、育ての親も殺すし、死姦までやる。カケラも共感なんて出来ない。
しかし、純愛という綺麗な言葉では片付けられない、愛という表現すら生温い二人の凄まじい結び付きには、心を動かされた。
映画版では完全に浮いていた刑事も良い働きをしてる。

日本のドラマは見せ方が下手というか体質が大衆寄りすぎるけど、ちゃんと結末を決めて、1シーズンで話をまとめてくれるのは良いよね。積み重なった感情を爆発させてくれる、ドラマならではのカタルシスがある。
終盤は前のめりになって見入ってたな。最後の歩道橋のシーン、あそこは感動しちゃった。


・河童のクゥと夏休み

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映画。
ん?これ前に見たっけ?うーん。見たような、見てないような。いや、やっぱり見た気がする。あー、やっぱり見たみた。まぁいいか。面白いし。