やっぱり据え置き!



・コードヴェイン

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珍しくバンナムが完全新規で面白そうなものを作ってる。ハードは未定だけど、据え置きなのはほぼ確定。エンジンはアンリアル4だし、映像のクオリティも中々で、結構な大作なのは間違いないだろう。
それにしても、DSの登場以降、ずーっと降り坂だった据え置き機が、ここに来て調子が良い。コードヴェインのような、それなりに予算をかけた国産のオリジナルタイトルが据え置きで出るとは、少し前までは想像もしなかった。
海外はともかく、日本でのPS4はPS3の売り上げを遥かに下回ると普通に思ってた。かつてゲームの中心だった据え置き機は一部のオタクが遊ぶだけのマニア機に成り果て、国産タイトルは世界でも売れるほんの一部の大型ipを除いて企画が通らなくなり、コンシューマを賑わせたブランドタイトルはソーシャルゲームという名の集金システムとして利用される。
ネガティヴな観測ではなく、当たり前の流れとしてそうなるものだと漠然と思ってた。それほど日本は、ゲームは暇つぶしのための道具、子供の遊び、という認識が強い。
ゲームは暇つぶし?うん。まぁ確かに。だけどゲームの中には、人を本気にさせてくれるものもある。人を感動させてくれるものもある。人の心に一生刻まれるものもある。
映画や小説、ドラマや漫画と同じように、ゲームは人の心を動かす力がある。それは、暇つぶしや集金を目的として作られたゲームには絶対に宿らない。そして、最もプレイヤーの熱量をゲームに向ける環境を整えているのは、据え置き機だ。
もちろん、それがゲームにとって一番良い形とは言い切れない。ゲームの最大の特徴は個性であり、どんな媒体にも溶け込むゲームは色んな新しい遊びを作り出す。
携帯機には携帯機にしかできないゲームがあり、スマートフォンにはスマートフォンにしかできないゲームがある。世の中には色んなゲームがある。俺は据え置き至上主義だが、本当はハードに拘るのは馬鹿らしいことなんだよな。
しかし、時間は有限。俺は、据え置き機にしかできないゲームを応援したい。プレイヤーをゲームに集中させる。プレイヤーを本気でゲームに向かいあわせる。それが根幹としてある唯一のハードが据え置き機であり、俺はその方向性を支持する。

と、言うわけで、俺にとって今の据え置き機の流れは非常に良い。PS4はPS3を上回るペースで売れ続け、タイトルに関しても、大作はもちろん、中堅もあれば、過去ブランド復活や、予算をかけないアイディア勝負のゲームもあるし、新規タイトルもそこそこ出てる。コードヴェインのような予算をかけたオリジナルタイトルも企画が通るようになった。
しかもねー、PS4だけでなくニンテンドースイッチまでまさかの絶好調という。全く想像だにしなかったな。ゲームを買いに行く度にスイッチのコーナーをチラ見してるけど、いつ見ても品切れだもんな。在庫があるの見たことがない。予約して買って本当に良かった。まぁ据え置き機に位置付けて良いのか微妙なハードだけど。
ともかく、任天堂ハードは子供のゲームの入り口となるほぼ唯一の選択肢なので、将来のコンシューマ業界のためにも衰退して貰っては困る。WIIUが本当ダメダメだったからスイッチがコケたら据え置きから撤退するんじゃないかと思ったが、その心配はなさそうだな。良かった良かった。
コードヴェインは2018年発売予定。


・ザンキゼロ

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ダンガンロンパスタッフが作る新作ゲーム。
崩壊した地球で生き残った8人、か。また分かりやすいサバイバル設定だね。ダンガンロンパとしてやりたいことを、テキストアドベンチャーではなくRPGの新規タイトルとしてやるって感じか。
まぁダンガンロンパはもう新作作れないだろうからな。最新作であんな事やっちゃったからな。あれはダンガンロンパに限らず、ある意味で全ての創作を無意味にするやり方だから、もうこのチームが作る作品は絶対関わりたくねーよ、っていうユーザーがいてもおかしくないけどね。
というか、実際知り合いがそう言ってた。ユーザーを馬鹿にしてると本気で怒ってた。確かに、そう取られても仕方のないやり方だったが。
個人的には、あの展開はアリ。あのやり方だからこそ伝わる感動があったから。
モノを作るというのは、本物のような偽物を作るということ。なんだな。


・コールオブデューティー ワールドウォー2

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SFを続け過ぎてマンネリだったところにライバルのバトルフィールドが第1次世界大戦を舞台にし、それに比べてお前はどうなんだと熾烈な批判を浴びたコールオブデューティー。今回第二次世界大戦が舞台となるのは当然の流れだっただろう。
俺としては、コールオブデューティーの最大の魅力は、倒して倒されてという流れが異様な速さでサイクルするスピード感にあると思うので、世界観をSF化し、ジャンプやダッシュやブーストを駆使して敵を倒すというのはそのテンポを更に高速化させる役割を果たしていて、シリーズとして正しい進化を辿っていると思ったけどね。舞台が宇宙にまで飛んだのも突き抜けた感があったし。
まぁでも、インフィニットで流石にSFはやり切っただろうし、一旦昔に戻るのも良いかもね。昔に戻るということは、武器や装備はアナログになるということでもある。銃の性能は悪くなるだろうし、ジャンプやブーストももちろん使えなくなる。
と、なると、当然それに合わせて調整は必要になる。今までのようにとにかくテンポを高速化させる、という手法は使えなくなる。さてさてどうするのか。
既にキャンペーンモードは結構なシステム変更が告知されてる。体力の自動回復がなくなったり、弾薬も仲間と分けあえたり。
SFのCODは便利なシステムを駆使するスポーツ感覚のシューティングだったが、今作は不便さをあえて押し出してリアリズムを重視しているわけか。これは良い調整なんじゃないか。
ただ、CODのメインはキャンペーンではなくマルチだからな。これがどうなるか。バトルフィールド1は粗末な武器の性能がもどかしくてハマりきれなかったからなー。そのもどかしさをシステムとして昇華されてたら良かったけど、雰囲気以外に何もなかったし。
なんだかんだ買い続けてるCODだが、今作は惰性ではなく、明確に気になる。
11月3日発売予定。


・深夜廻

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夜廻が深夜廻にパワーアップ。ハードもPS4にパワーアップ。VITAでも出るけど。
しかし今年は日本一ソフトのゲームにやたらお世話になってるな。深夜廻含めて6本くらい買う計算。
8月24日発売予定。


・スターブラッドアリーナ

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VR。戦闘機に乗り、コクピット視点でドッグファイトするゲーム。ソニーが関わっているだけあって作りはかなり本格的。VRタイトルにしては珍しくパッケージも出るし、購入確定。VRは酔いが怖いから全部パッケージで出してくれ。
6月29日発売予定。


・ファーポイント

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VRって主観視点と相性が良いよね?主観視点と言えば、FPSだよね?VRでFPSやったら絶対楽しいよね?
と、誰もが考えそうだが、何故か今の今までVR専用のFPSタイトルは俺が知ってる限り見たことがなかった。
でも、ちゃんとソニーが作ってました。しかも敵が大型モンスターというのがそそる。ガン型のモーションコントローラまで作られており、かなりの気合の入りよう。もちろん、モーションコントローラ同梱版を買います。
6月22日発売予定。


・NEWみんなのゴルフ

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ゴルフは興味ないけど、みんゴルは好き。今回のメインはゴルフじゃなさそうだけど。
8月31日発売予定。


・2DARK

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連続殺人犯に誘拐された子供たちを救うステルスゲーム。ただのステルスではなく、アドベンチャーとしてストーリーも重視している。
設定がテレビドラマ臭いが、意外とこういうのはゲームではあまりない。気になる。
6月29日発売予定。


・ダークサイダーズ3

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色んな有名タイトルを良いとこ取りしたシリーズ。それだけにつまらなくはないが、特別面白くもなかった。今回はどうかな。


・映画の話

『少女』

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“人が死ぬ瞬間を見たくて見たくて見たくて仕方がない少女は、何とかして人が死ぬ瞬間を見ようと頑張るのでした”

という部分が原作ではストーリーの強力な推進力となっていたが、映画では抑え目。まぁ確かに、この話の本筋ではないが。
人が死ぬ瞬間を見たいというキャッチコピーは本当に単なるキャッチでしかなく、実際は清々しいまでの友情物語だが、原作と違って二人の少女の関係性が分かりにくいからイマイチ伝わって来ない。
本田翼演じる少女は、原作通り中二病極まっていて良かった。表面的には、何をしでかすか分からない底知れない不気味な少女、みたいな雰囲気を醸し出しているが、実際はただの中二病だからな、こいつ。本田翼の演技はかなり批判を浴びているが、ただの中二病キャラである事を理解すれば、中々的をついた演技をしている。

しかし、原作を知ってると、どうしても引っ張られちゃうな。端折られてるのが分かるから感動しにくい。尺が足りないから取捨選択が必要なのは仕方ないんだけどね。


・ヤクルトの話

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土壇場で逆転3ランを受けて負けた翌日に今度はスワローズの荒木がサヨナラ満塁ホームラーーーン!!!!!!!!
これを機にそろそろ波に乗って欲しいが。スワローズの取り柄は勢いなのに、今年は連勝がなさすぎる。やっと調子が上がってきたかなというタイミングでマズイ負けが非常に多い。
まぁ山田も復調してきたし、ここからだよね。