むきむき




仕事の休憩中、コンビニに行く。目当ては今日発売のジャンプG。うーん、Gどころか週刊のやつすら置いてないなー。
仕方ないので少し歩いて本屋さんまで行く。コミックのコーナーでジャンプの文字を見つける。これか?ジャンプなんて買うの15年ぶりくらいだから見分けがつかない。
いや、これは週刊だな。多分。俺が欲しいのは増刊号の方だ。
辺りを見回す。あったあった。表紙からだと分かりにくいけど、背表紙を見るとGの文字がデカデカとのってる。
手に取り、改めて、分厚いなーと実感。こんなの毎週買ってられないな。やっぱり俺はコミックスが良いや。
とは言え、今回はそういうわけにもいかない。友人の雑誌デビューとなる漫画は、このジャンプGでしか読めない。

目次を見る。下から3番目か。

知り合いの作品なんか、どうしたって作り手の顔が浮かんできて、あぁあいつここはこうしたかったんだろなー、これやりたかったんだろなー、みたいな感情ばかり湧くんだから、純粋に読めるわけないよねー。

と思ってたが、驚くほどすんなり入ってきた。なんというか、同人臭くない。もっとやりたいことや主張を押し付けてくるかと思ったのにそんなこともなく、あざとさはあるけどそれは王道の完成されたパターン化のそれで、なんか、凄くプロの作品だなぁという感じだった。絶対にこれを売るんだ、という意志を感じる。

約束どおり、ちゃんとアンケートハガキ出しとくか。
ハガキの裏面にはジャンプを買う頻度などの質問がある。これが15年ぶりのジャンプだけど、知り合いがアンケート出したというのがバレないように愛好家のフリをしとこう。うーん、俺って健気。

ヤクルトは讀賣にボロ負け。イライラする。