清涼剤



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PS4のアクションゲーム。開発はインソムニアック。

最近めっきり減ったよなー、こういうひたすら明るいゲーム。血生臭さとか、複雑なゲームシステムとか、陰鬱な世界観とか、臨場感溢れるリアリティだとか、そういった汚いものや面倒なものは一切存在しない。どこまでも純粋な主人公が繰り広げる冒険活劇は実に単純明快だし、アクションはひたすらにシンプルで爽快で大雑把だし、ボリュームもさっぱりしている。
しかし映像は息を呑むほどのクオリティで、明るく華やかな世界のボルテージは最高潮に。何というビジュアルの説得力。単純で良いじゃん!とにかく派手でゴージャスで楽しければ!というメッセージに満ち溢れている。アトラクション満載の鮮やかな世界で、思いのままに暴れ、飛び跳ね回るのが、それだけで面白い。楽しいってこういうことだよね!と、満面の笑顔でプレイヤーを迎えてくれる暖かなゲーム内容に、あぁ俺は今まで何て面倒くさい感情でゲームを遊んでいたんだ、と心を浄化される気持ちだった。

と、難易度イージーでやると大体そんな感想になるが、ノーマル以上だと歯応えありまくりで、段々と心の余裕がなくなってくる。
武器が非常に多く用意されていて、すぐ弾が尽きるから色々使ってねという感じなのに、直感的に装備を入れ替えることができない操作性が常にイライラするし、大雑把なゲームバランスの割りには回復アイテムの出現が少なくかなり正確なプレイを求められるので疲れる。やたらと行く手を阻む鍵を解除するパズルも異様に難易度が高く、早く先をやらせてくれよという感じ(自動解除は可能)
最初は難易度ノーマルでやっていたが、このゲームはイージーでやるべきだなと途中で察し、変更したのは正解だった。ラチェクラは清涼剤であってくれればそれで良い。

それにしても、映画同梱版を買ったが、ゲーム内のムービーが映画のものをそのまま切り貼りしていただけなのは、ちょっと残念だったな。ストーリーも取って付けたような最後以外は全く同じだし。