矜恃



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・ファイナルファンタジー15

いや、普通に考えてあり得ないでしょ。今年の据え置き機市場最大の目玉であり、日本のゲーム史でも例を見ないほど時間とお金をかけて作られている超大作が、残り46日まで数えた土壇場のタイミングで発売延期て。小売は間違いなく混乱するだろうし、会社の業績に大きな影響を及ぼすのも避けられない。
何より、前身であるヴェルサスから10年以上も待たせて、海外で大々的に開いたカンファレンスでようやくこの日に出すよと言っておきながら、すまんやっぱりもうちょっと待ってくれと平気で言いのけてしまう面の皮の厚さに感心する。
理由は今のままだと発売以降のアップデートでクオリティアップしないと納得のいく内容にならないらしく、ネットに繋げない人の事も考えて、出来るだけ仕上がった状態で発売したいからなんだとさ。いや、もう言ってる通りパッチ当てて対応すれば良いじゃん・・・スマホのテザリングでネットに繋げる今の時代にアップデートできない奴なんていないだろ・・・いや、いるだろうけど放っとけよ・・・他の奴なんてもうどうでも良いよ・・・俺さえ良ければそれで良いよ・・・

と、言うのが延期を知った直後の俺の感情だったが、冷静になって考えれば、上であげた大作故のしがらみを跳ね除けてまで、延期を決断してより良いものを作ろうとする姿勢は、クリエイターとしての覚悟が伝わってくる。
決められた予定までに仕上げるのがプロの仕事だと言われればその通りだが、間に合わなかったものはしょうがない。今では当たり前となっている発売初日のアップデートで取り繕うというやり方は、確かにネットに繋げない人を無視してるし、何よりこれは、不完全なものを世に出すという妥協だ。ビジネスである以上、どこかで折り合いは付けないといけないが、譲れない部分は絶対に守らなければならない。そこで折れてしまったら、全てが意味のないものになる。たとえ一度交わした約束すら破って、ボロクソに叩かれること覚悟で、突き通さなければならない。一番あってはならないのは、悔いが残るものを世に出してしまうことだ。自分たちが納得のいくものを、作り上げて欲しい。
流石に10年も待ってないが、プレイアブル映像を見て心を鷲掴みにされて以来、5年以上待たされた。2ヶ月くらい、どうってことない。
11月29日発売予定。


・メタルギアサバイヴ

メタルギアが唐突にゾンビゲーになってサバイバルすることに。MGS5の設定を引き継いでいるということは、イコール、素材やガジェットは使い回すという意味だろう。今のコナミが新しくハイエンドの大作を作るとは思えないし。
MGS5は、シミュレーター的なリアリティ溢れる潜入アクションと、ゲーム的な動線が仕込まれて戦略的に解いていくことが求められるレベルデザイン、その2つが調和する優れたオープンワールドゲーだったので、そのバランス感覚を意識して作られているのであれば、今作のサバイバルのゲームデザインはかなり活きると思う。マルチメインだから大雑把なゲームバランスになりそうな気もするけど、ステルスを軸としている以上はちゃんと調整してくれないとな。
それにしてもティザーのPVは、重度の小島信者が、小島がいないメタルギアはやっぱりダメだと火に油を注ぐ為に作ったんじゃないかと邪推してしまうほどセンスがない。
2017年発売予定。


・リトルナイトメア

分からん。ホラーテイストで、ちょっと雰囲気がバイオショックに似てるってこと以外良く分からん。分からんから買う。
2017年発売予定。


・ぷよぷよクロニクル

ぷよぷよがRPGに。パズルだけやるのも飽きるので他のジャンルと混ぜてくれると嬉しいよね。ぷよぷよ久しぶりにやりたいな。
12月8日発売予定。


・トゥモローチルドレン

オンラインで繋がり、他のプレイヤーと素材を集めたり、敵を倒したり、家を建てたりして街を発展させるゲーム。
βテストを少しやったが、素材や街が他のプレイヤーと共有財産として扱われ、苦労して採集してきた素材が大量の発電機製造につぎ込まれたり、アイテムを作るための装置の前で長蛇の列を作ったり、所狭しと並んだ発電機を誰も使ってなかったり、と、中々自分の思った通りに進まない感覚が如何にも社会という感じで面白かった。他のプレイヤーは特定のアクション以外では実体化せず透明扱いなので、ギチギチにコミュニケーションを取る必要はなく、刹那的な緩い繋がりのみで交わっていけば良いというのも気楽。しかし確かに一人一人の行動は町に影響を与えており、それぞれの意思が反映されて思わぬ形に街が変貌していくのだから個の力は侮れない。自分は、確かにこの街を支える一人なんだ、と実感することができる。
基本無料だからと躊躇ってたけど、課金して大量の素材を集めたり、強いピッケルを作ったりして自己顕示しなくても、適当に働いて適当に貢献して適当に街の一員として関わっているだけでも楽しいゲーム。
継続的な課金は際限がないからするつもりないけど、初めに売り出される2500円の建国者パックは買おう。ゲームはお金を払ってやってこそだからな。
9月7日配信予定。


・デッドライジング

デッドラシリーズが3を除いてPS4でも発売。
うーん、360専用だった初代は昔から気になってたけど、今更という気もする。3が退屈だったせいでやる気がなくなってしまった。
初代は時間制限が厳しくて、装備も現地調達のみで、ちゃんとサバイバルしてるゲームだって、分かってはいるんだけどね。
9月29日発売予定。


・ウィッチャー3 ゲームオブザイヤーズエディション

度重なるアップデートによって発売した時から大分変わったらしいねー。でも戦闘はつまらないままなんだろうなー。モンスターの迫力が全くなかったからなー。発売前はスカイリム並みのボリュームと自由度で、ドラゴンズドグマのようなモンスターと本格的な戦いができるという勝手な期待をしてたけど、実際に出てくるモンスターはちゃっちいのばかりで拍子抜けだった。
海外ゲームは物量と自由度を追求するのは良いけど、もっとハッタリも大事にして欲しいなー。
9月1日発売予定。


・映画の話

『イットフォローズ』

ずーっと追いかけてくる「それ」から逃げ続けるホラー映画。かと思ったら怖がらせるつもりはあまりないらしく、セックスをテーマにした青春映画だった。
セックスを求めてどこまででも追いかけて来る「それ」。回避するには、他の誰かにセックスをして呪いを移さなければならない。という、とにかくセックスセックスセックスという内容なのだが、でも私はあなたを愛してるからセックスできないよー、いや僕は君を愛してるからセックスしてよー、という、セックスのジレンマを比喩したような展開は面白い。性行為は時としてその人を縛る呪縛となる。ということなのだろう。


・ヤクルトの話

少し前まで野手タイトル12冠王だった打線の生命線でありスワローズの核である山田が離脱。それ以前に、川端、雄平、畠山が既に怪我で抜けており、打線の主力が4人いなくなっていよいよ面子が二軍じみてきたが、何故か途端に勝ち出してる。ここまで5カード連続勝ち越し中。次の首位広島にも勝てたら大したもの。
まぁ今は勢いだけで野球やってるからそんなに長続きしないだろうけどね。安定して勝つにはやっぱり力のある選手が必要。
というか、今の躍進の理由はキャッチャーを中村から西田に変えたことが大きい気がする。どうにもならなかった今年のスワローズ投手陣だが、西田がマスクを被るようになってから劇的に良くなった。いつの間にかチーム防御率も4点台に。経験は中村の方が圧倒的に上だが、ここまで明らかな差があると彼のリードに問題があったのではと思ってしまう。
とりあえずCSが見える圏内には追い上げて来た。スワローズは土壇場で強いチームだし、面白くなってきたね。