獣狩り日記。ネタバレ注意。聖職者の獣戦まで

夢から醒める。診療所。鍵のかかっていた扉が開いている。しかしそこを抜けて階段を上がった先の扉はまた閉まっていた。
「すいません。これ以上疫病を広げるわけにはいかないんです」
施錠の理由を教えてくれた彼女の名前はヨセフカ。この診療所の医者である。じゃああの髭のおっさんは誰だったんだ。
扉は開けてくれなかったが代わりに輸血液をくれた。血は狩人の糧となる。
例の場所へ。相変わらず獣が死体を貪っているが、その前を今度は堂々と横切ろうとする俺。当然相手は食事の邪魔をされて気に入らない。臨戦態勢に。おいおいまたやるのか。今度の俺は違うんだぜ。丁度良い、狩人の武器を試させて貰おう。
試す域にすらなかった。鉈を二回振っただけで獣は倒れた。手負いであるとは言え、タイマンなら敵じゃないな。
診療所を抜けるとヤーナムの市街地に。街路には獣の病に侵された人々が跋扈していた。まだ症状は浅いようで普通の人間と変わらない姿を保っている。これで襲ってさえ来なければ何も問題はないんだが。
獣憑きをあっさり斬り捨てていく。理性を失いただ闇雲に攻撃してくるだけなので相手にならない。獣化してから来やがれ。
中には知恵を使う奴もいた。盾を持って間合いを取ってくる。でも残念、粗末な木の盾では鉈の勢いを防げないのであった。
厄介なのは集団で固まっている連中だ。一人一人は雑魚でも集まるとそれなりの力にはなる。巨大な獣が火炙りされている周りを大量の獣憑き人が囲っており、そのまま突っ切るのは流石にマズいから迂回しようと思いちょっと上がったところの街路で戦っていたら普通に気付かれた。ゾロゾロと向かって来る。
まぁでも接近されなければ問題はない。鉈をトランスフォーム。くの字に曲がっていたノコギリ刃を真っ直ぐ固定。振りは遅くなるがリーチが飛躍的に伸びる。固まった相手には都合が良い。間合いを取ってなぎ払い。楽勝。
が、楽勝ムードは銃弾によって水を差された。遠距離攻撃か。烏合の衆だと思ったが集団戦のセオリーを分かっている奴がいるらしい。こちらも銃で反撃したいところだが短銃は威力が弱すぎる。一瞬怯ませるのが良いところ。ひとまず射線の死角に逃げ込むしかない。
と、荷台の影に隠れたところ犬が飛びかかってきた。こいつは獣の病が進行した人間ではなくれっきとしたワンコだな。動きに野性味がある。
そんな悠長な事を考えている場合ではなかった。犬に翻弄されてる間に周りを病み人で囲まれトドメに銃声。狩りの洗礼を浴びることに。
夢から醒める。厳密に言えば死ぬと夢に落ちてその中にある墓から現実に戻るわけだが、ランプの力によってその過程は省略される。
敵の配置は分かった。問題は銃野郎だがさっきはいきなり撃たれたから焦っただけ。冷静にそいつから倒していけば問題はない。あ、まだ銃持ってる奴いた。
夢から醒める。銃の視覚に入らない範囲で周りの病み人を誘き出し始末していく。邪魔してくる奴さえいなければこいつらはただの雑魚。
あとは銃持ちを残すのみ。諦めずに撃ってくるが実は意外と弾速が遅い。気を取られさえしなければ楽に避けられる。ふん、遠距離一辺倒か。フォローのないガンナーほど脆いものはない。この戦いで大量のアイテムを得る。
何か唸り声が聞こえる。声の方向に大扉を破壊する勢いで叩きまくっている男がいる。怖い。迂回すれば済む話なのに何故その大扉に固執してるんだ。大扉を壊す事に彼なりの意味があるのかもしれない。
扉を叩く事に夢中で隙だらけだが、俺の中の危険センサーがビンビンに反応中。ここは生かしておいてやろう。
地面に黒い物体がいる。カラスだった。丸々と太っている。ヤーナムでは餌に困ることがないようだ。しかし太り過ぎて飛べないらしく、地面を這っているのが哀れだ。と思ったら飛びかかってきた。必死に羽をバタバタさせて突っ込んで来る。鶏レベルの飛行能力はあるしい。バックステップで楽にかわし地面に着地したところを斬る。飛べればこんなことにはならなかったろうに。
目立ちはしないがヤーナムには普通の人間も住んでいる。ただ今宵は獣狩りのため殆どは家に閉じこもり中。基本的に狩人は歓迎されてないらしく、戸を叩いても誹謗中傷しか返って来ない。
中には助けを求めてくる人もいた。何処かに安全な場所はないのかと聞いてくる。うーん、夢の中は安全だけど一度死ぬ必要があるしなぁ。
知らないと答えると結局罵倒された。ヤーナムの住人は余裕がないな。それだけ死の恐怖が差し迫っているということか。
橋がある。あいつがいる。黒獣。それも二体。タイマンなら楽勝だけど二体同時はどうかな。度重なる連戦で手持ちの輸血パックは少ない。しかしここで夢オチするのは面倒が過ぎる。
一体ずつ誘き出したいが求愛してるのかってほど互いが離れない。気付かれたら間違いなく同時に来る。ならばこの状況を逆に利用してやろう。
先ほどふんだくった火炎瓶を装備。投げつける。燃え広がって二体共にダメージ。こちらに気付いたところまた火炎瓶。せこいがここで死ぬわけにはいかないんでね。一緒にくたばれ。
まだ橋は続いている。次は大男とカラス。カラスは問題ないが男は強そうだ。体格が良い。扉を叩いてた奴と同じ種類か。
銃を大男に向かって撃つ。大したダメージにはならないが誘き寄せるには充分。カラスから引き離してやる。
大男がこちらに気付いて向かって来る。ただ向かって来るだけではない。突進している。速い。が、俺は怯まない。銃で応戦。銃の最大の真価はカウンターにある。攻撃に合わせて当てる事で敵を跪かせる。
跪いた大男に向かって今度はこちらがダッシュで走り寄る。本領の攻撃を見せてやろう。内臓攻撃。跪いた敵の内臓をえぐる。一撃必殺というわけではないが引導を渡すには充分だ。起き上がったところ溜め攻撃でフィニッシュ。何だ、獣もこんなものか。想像の範疇内の奴しかいないな。
前言撤回。橋の奥に尋常ではない奴がいた。こいつはヤバい、と思った瞬間にはもう死んでいた。
いや大丈夫。初見だからビビっただけだ。落ち着いて行けば・・・やはりダメだ。単純に見た目がヤバい。明らかにデカすぎる。そして禍々しい。何があったら人間がこうなるんだ。獣の病は奥が深いな。
だが面白い。言ってみればこれは獣の病の権化との戦いだ。人間と獣、どちらが強いかハッキリさせようじゃないか。
今日はここまで。

夢から醒める。診療所。鍵のかかっていた扉が開いている。しかしそこを抜けて階段を上がった先の扉はまた閉まっていた。
「すいません。これ以上疫病を広げるわけにはいかないんです」
施錠の理由を教えてくれた彼女の名前はヨセフカ。この診療所の医者である。じゃああの髭のおっさんは誰だったんだ。
扉は開けてくれなかったが代わりに輸血液をくれた。血は狩人の糧となる。
例の場所へ。相変わらず獣が死体を貪っているが、その前を今度は堂々と横切ろうとする俺。当然相手は食事の邪魔をされて気に入らない。臨戦態勢に。おいおいまたやるのか。今度の俺は違うんだぜ。丁度良い、狩人の武器を試させて貰おう。
試す域にすらなかった。鉈を二回振っただけで獣は倒れた。手負いであるとは言え、タイマンなら敵じゃないな。
診療所を抜けるとヤーナムの市街地に。街路には獣の病に侵された人々が跋扈していた。まだ症状は浅いようで普通の人間と変わらない姿を保っている。これで襲ってさえ来なければ何も問題はないんだが。
獣憑きをあっさり斬り捨てていく。理性を失いただ闇雲に攻撃してくるだけなので相手にならない。獣化してから来やがれ。
中には知恵を使う奴もいた。盾を持って間合いを取ってくる。でも残念、粗末な木の盾では鉈の勢いを防げないのであった。
厄介なのは集団で固まっている連中だ。一人一人は雑魚でも集まるとそれなりの力にはなる。巨大な獣が火炙りされている周りを大量の獣憑き人が囲っており、そのまま突っ切るのは流石にマズいから迂回しようと思いちょっと上がったところの街路で戦っていたら普通に気付かれた。ゾロゾロと向かって来る。
まぁでも接近されなければ問題はない。鉈をトランスフォーム。くの字に曲がっていたノコギリ刃を真っ直ぐ固定。振りは遅くなるがリーチが飛躍的に伸びる。固まった相手には都合が良い。間合いを取ってなぎ払い。楽勝。
が、楽勝ムードは銃弾によって水を差された。遠距離攻撃か。烏合の衆だと思ったが集団戦のセオリーを分かっている奴がいるらしい。こちらも銃で反撃したいところだが短銃は威力が弱すぎる。一瞬怯ませるのが良いところ。ひとまず射線の死角に逃げ込むしかない。
と、荷台の影に隠れたところ犬が飛びかかってきた。こいつは獣の病が進行した人間ではなくれっきとしたワンコだな。動きに野性味がある。
そんな悠長な事を考えている場合ではなかった。犬に翻弄されてる間に周りを病み人で囲まれトドメに銃声。狩りの洗礼を浴びることに。
夢から醒める。厳密に言えば死ぬと夢に落ちてその中にある墓から現実に戻るわけだが、ランプの力によってその過程は省略される。
敵の配置は分かった。問題は銃野郎だがさっきはいきなり撃たれたから焦っただけ。冷静にそいつから倒していけば問題はない。あ、まだ銃持ってる奴いた。
夢から醒める。銃の視覚に入らない範囲で周りの病み人を誘き出し始末していく。邪魔してくる奴さえいなければこいつらはただの雑魚。
あとは銃持ちを残すのみ。諦めずに撃ってくるが実は意外と弾速が遅い。気を取られさえしなければ楽に避けられる。ふん、遠距離一辺倒か。フォローのないガンナーほど脆いものはない。この戦いで大量のアイテムを得る。
何か唸り声が聞こえる。声の方向に大扉を破壊する勢いで叩きまくっている男がいる。怖い。迂回すれば済む話なのに何故その大扉に固執してるんだ。大扉を壊す事に彼なりの意味があるのかもしれない。
扉を叩く事に夢中で隙だらけだが、俺の中の危険センサーがビンビンに反応中。ここは生かしておいてやろう。
地面に黒い物体がいる。カラスだった。丸々と太っている。ヤーナムでは餌に困ることがないようだ。しかし太り過ぎて飛べないらしく、地面を這っているのが哀れだ。と思ったら飛びかかってきた。必死に羽をバタバタさせて突っ込んで来る。鶏レベルの飛行能力はあるしい。バックステップで楽にかわし地面に着地したところを斬る。飛べればこんなことにはならなかったろうに。
目立ちはしないがヤーナムには普通の人間も住んでいる。ただ今宵は獣狩りのため殆どは家に閉じこもり中。基本的に狩人は歓迎されてないらしく、戸を叩いても誹謗中傷しか返って来ない。
中には助けを求めてくる人もいた。何処かに安全な場所はないのかと聞いてくる。うーん、夢の中は安全だけど一度死ぬ必要があるしなぁ。
知らないと答えると結局罵倒された。ヤーナムの住人は余裕がないな。それだけ死の恐怖が差し迫っているということか。
橋がある。あいつがいる。黒獣。それも二体。タイマンなら楽勝だけど二体同時はどうかな。度重なる連戦で手持ちの輸血パックは少ない。しかしここで夢オチするのは面倒が過ぎる。
一体ずつ誘き出したいが求愛してるのかってほど互いが離れない。気付かれたら間違いなく同時に来る。ならばこの状況を逆に利用してやろう。
先ほどふんだくった火炎瓶を装備。投げつける。燃え広がって二体共にダメージ。こちらに気付いたところまた火炎瓶。せこいがここで死ぬわけにはいかないんでね。一緒にくたばれ。
まだ橋は続いている。次は大男とカラス。カラスは問題ないが男は強そうだ。体格が良い。扉を叩いてた奴と同じ種類か。
銃を大男に向かって撃つ。大したダメージにはならないが誘き寄せるには充分。カラスから引き離してやる。
大男がこちらに気付いて向かって来る。ただ向かって来るだけではない。突進している。速い。が、俺は怯まない。銃で応戦。銃の最大の真価はカウンターにある。攻撃に合わせて当てる事で敵を跪かせる。
跪いた大男に向かって今度はこちらがダッシュで走り寄る。本領の攻撃を見せてやろう。内臓攻撃。跪いた敵の内臓をえぐる。一撃必殺というわけではないが引導を渡すには充分だ。起き上がったところ溜め攻撃でフィニッシュ。何だ、獣もこんなものか。想像の範疇内の奴しかいないな。
前言撤回。橋の奥に尋常ではない奴がいた。こいつはヤバい、と思った瞬間にはもう死んでいた。
いや大丈夫。初見だからビビっただけだ。落ち着いて行けば・・・やはりダメだ。単純に見た目がヤバい。明らかにデカすぎる。そして禍々しい。何があったら人間がこうなるんだ。獣の病は奥が深いな。
だが面白い。言ってみればこれは獣の病の権化との戦いだ。人間と獣、どちらが強いかハッキリさせようじゃないか。
今日はここまで。
コメント
コメント一覧 (4)
相変わらず敵の配置が嫌らしいですね。盾が無いからごり押しが出来ないし、回復に限りがあって死んだら始めに戻るのは嫌ですね。ボスもデカイって反則だろ!と思いました。ボス攻略頑張って下さい!!
集団でいるとこは京四朗さんと同じくバイオ4を思い出しましたw
言われてみればそうですね。確かにバイオ4の集落みたいな雰囲気が序盤はあります。
>盾がないならゴリ押し出来ないし
ところがそうでもないんですよね。リゲインシステムによってある程度のゴリ押しは許容されてます。ゴリ押しというか、攻めて勝機を得る、というのがこのゲームのミソで、そこら辺のところ次の日記で書いてますが、このゲームデザインは凄いものがありますね。
どうも。始めてしまいましたか。たっぷり狩られて下さい。