ゆくゲーム
今年はアーカイブスや無料でダウンロードしたゲーム(ちゃんとやったやつだけ)も含んでいます。
PS4
・キルゾーン シャドーフォール
俺の次世代ゲームライフ幕開けはこれ。
映像のクオリティはまさに新次元と呼ぶに相応しく最新ハードの力を垣間見たが、ゲームの中身はありがちなシューティングゲームだった。新機軸のファンネル要素は上手く機能していない。
・ナック
地味で平凡なアクションゲーム。世界観やキャラクターも没個性で本当に味気ない。言い換えればそれは、誰でも遊びやすいというコンセプトに忠実ということでもある。
攻撃して避けるというシンプルな駆け引きのみを求められるアクションは余計なことを考えさせず入り込みやすく、謎の中毒性があった。
・レゾガン
次世代を感じる横スクロールシューティングゲーム。
横スクシューティングの弱点である二次元の制約を円柱ステージというアイディアで見事に解消。どこまでもグルグルと自機を動かせるのが解放感あるし、視野が広がった事に伴いこれぐらい対応できるでしょと言わんばかりに敵のウェーブは激しいし、絶え間なく敵機が出現するのでテンポが良い。ループステージを活かしたギミックやボスも面白い。何より、敵との距離感が明確で直感的にプレイできる横スクロールならではの強みも全く損なわれていない。
既存のそのジャンルを覆すエポックな面白さと、伝統の強みを両立させ、見事に新しい道を切り開いた新時代の横シューティングゲーム。
・コントラスト
影を使って2Dと3Dの世界を行き来するゲーム。つまらなくはなかった。
・ストライダー飛竜
記憶に薄いがとりあえず退屈だった。
・バトルフィールド4
大規模戦争シューティングゲーム。
最大64人で繰り広げられるオンライン対戦はスケール満点。フィールドが広く目的地にたどり着くのが大変なため、チームや乗り物などを活用して如何にラインを押し上げていくかという戦い方が求められ、敵を倒す以外にも色々と活躍の道があるのが面白い。
・トゥームレイダー ディフィニティブエディション
昨年旧世代機で発売されたトゥームレイダーのフルHDリマスター版。既に限界突破してるだろうと思った映像水準を更に越えてきている。次世代機の力ってスゲーなと思った。
・メタルギアソリッド5 グラウンドゼロズ
5本編に繋がるプロローグ。
シームレスなフィールドを採用した事によるメタルギアの変化の一端が垣間見える。地形の連続性を利用したギミックを随所に仕込んで戦略のアプローチが格段に広がり、プレイヤーの遊び方次第でクリアーまでの過程が一変するようになっているのが面白い。更に今まで無類の強さを誇った麻酔銃が使い辛くなり、ステルスの必要性も増した。ステルスゲームとしては些か問題を抱えていたシリーズだったが、今作はそこが解決されてかなり楽しめるようになっている。
本編はこれの200倍のスケールと言うのだから、期待は高まるばかり。
・ナチュラルドクトリン
システムにしてもゲームバランスにしても嫌がらせとしか思えない方向で作られていてずっと弄ばれっ放しだった。中でも製作者に殺意が湧くほど手のひらで踊らされたのが最後の連戦。
このゲームはプルトン(MPみたいなもの)が命綱で、それは宝箱を開けることで補給できるのだが、最後に後戻りを断たれた上での連戦が始まってプルトン稼ぎが封じられてしまい、手持ちプルトンが少ないにも関わらずいつもの流れで不用意にセーブしてしまってその瞬間にしまったと気付くも時既に遅し。
もうダメだと思ったところで連戦2戦目の初っ端の位置にあからさまな感じで宝箱が2つあり、なーんだ流石にこのゲームでも連戦で詰まるのを回避させる配慮くらいはしてるのか、と思って意気揚々とオープンザ宝箱したら中から抽出できたプルトンは僅かに0.2で、プルトンいっぱいあると思った?ねぇ思っちゃったでしょ???とニヤついているスタッフの顔が浮かび、俺は荒れた。あぁ完全に救済措置だと思ってワクワクしながら開けたよバーカ!!!
かなり面倒くさくてややこしいことをやらされるが、実際は分かりにくいだけで要領さえ掴んでしまえばあまり深く考える必要はなく、意外とゲームの底が浅かったのは拍子抜け。
でも、新規タイトルらしい、勢いだけで突っ走ったようなエネルギッシュなパワーに満ちていて、そのノリにまんまと乗せられた。
・龍が如く 維新!
基本的にいつもの龍が如くだが、ストーリーは熱かった。自分なりの正義をぶつからせた戦いは、手に汗握るものがある。坂本竜馬が二人いるという設定がまた、話の筋としてもテーマを高める上でも上手く働いてシナリオを引き締めている。龍が如くシリーズは伝えたい事を前面に出し過ぎてストーリーラインがぶっ壊れる傾向にあったが、今回は上手くまとめてみせた。
とは言え最後の最後でいつもの癖が出ちゃってるけど、あそこだけパラレルとして見れば悪くない。
・ドントスターブ
木を採って、石を掘って、動物を狩って、焚き木を作ったり道具を組み立てたり料理をしたりして、一日を生き延びるサバイバルゲーム。
かなりリアル思考なサバイバルゲームで少しでも怠けてるとすぐに死んでしまうので、絶え間無く目的を持って行動しなければならないのが面白い。
でもただ生き延びるだけのゲームなのですぐ飽きる。
・インファマス セカンドサン
映像は進化したが、ゲーム内容は後退。前作はバリエーション豊かな敵とミッションで埋め尽くされていたのに、今作は一本調子にも程がある。
・トライアルズ フュージョン
バイクに乗ってひたすら死にまくるゲーム。誇張抜きで3秒に1回は死ねる。でも一瞬で蘇生できる。でもまた死ぬ。
死ぬこと自体がリズミカルなテンポを醸し出し、難しいけどやめられない。
・ウルフェンシュタイン ザ ニューオーダー
ほどほどに探索できて、ほどほどにステルスできて、ほどほどにシューティングが楽しい、ほどほどなFPS。だけどナチスに対する仕打ちはほどほどじゃ済まなかった。
普通すぎるシューティングゲームだが、完成度は高く安定して面白い。
・シーフ
とりあえず画面が暗すぎる。地図も分かりにくい。ただでさえ主観視点で視野が狭いんだからもうちょっとどうにかしろ。大して詰め込まれてないのにシームレスじゃないマップも不便。しかもロードがクソ長い。そしてステルスは単調。でも絶望的につまらないわけでもない。
面白くないけどネタにできるほどクソゲーでもないのは一番反応に困る。
・FIFA14
ワールドカップの勢いでカートにシュ〜トしてしまったが、サッカーゲームは覚えることが多すぎて面倒くさいことを忘れてた。存在も忘れることにした。
・ウォッチドッグス
ハッキングアクションゲーム。
題材からかなり期待を寄せていたゲームだが、一方で、UBIのことだからどうせハッキングは飾りなんだろなー、だってアサシンから暗殺を抜き取っちゃうUBIだもんなーと下げてみたりもして、期待半分不安半分の心境だったが、蓋を開けてみるとハッキングアクションはゲームの核としてバリバリ動いていて、しかもちゃんとハッキングしてる感もあって、ポジティブ方向の想像を超える面白さだった。やるじゃんUBI。
でもストーリーが恐ろしく退屈で、ミッションも味気なく、起伏が乏しいのは否めない。
・マーダード 魂の呼ぶ声
???・・・
・・・?
・・・・?!
!!・・??
・・・・・・
いや本当に、ちょっと何がしたかったのかよく分からないです。
ゴーストという設定は面白そう、というかそこに惹かれたのとスクエニだから買ったのだが、それを全く膨らませることなく、オリジナリティの薄いありきたりなストーリーと付け焼き刃なシステムで終わっていて、せっかくの新規タイトルなのに何をやりたくてこれを作ったのか本気で分からない。
結局のところ、ストーリーとゴーストシステム、どっちにも力を入れようとしたけど時間とお金がなくて中途半端に終わったっぽいな。
・P.T.
サイレントヒルズのプレイアブルティザー。
アクションやボリュームやストーリーや難易度バランスなど、お金を払って買って貰う製品の立場なら煮詰めて作らないといけないところこれは無料ゲームのため全て無視することができ、ゲームとしての体裁は整ってないがホラー部分に全振りしているため相当に怖いものに仕上がっている。
謎解きもめちゃくちゃで、まともにクリアーさせる気を感じないが、これも無料だからこそできるやり方。実際、何百万通りとあるだろうシチュエーションの中から答えを探すというのは突き抜けすぎていて楽しかった。クリアーするとこのゲームがサイレントヒルズの前座であると分かる仕組みも面白い。随所に小島監督らしいアイディアが光る一作。
小島監督、ギレルモデルトロ、ノーマンリーダスと、豪華な面子を揃えてかつてない意気込みで作っているサイレントヒルズも楽しみ。
・デスティニー
いやー、ネトゲですなー。単調で、冗長で、極端なバランス調整。見所は映像とスケールくらいしかなく、ハクスラとネットコミュニケーションに依存したゲームデザイン・バランスは間延びしてるだけであまりにも工夫がない。
ネトゲは未経験だったが、多分こんな感じなんだろなぁという想像に見事当てはまる内容だった。これからネトゲは絶対に手を出さないと明確に決心できたので、良い経験になった。
・エイリアン アイソレーション
エイリアンを本物に見せる、ただその一点のみを追求した、マジもんのエイリアンゲーム。
出てくるエイリアンはたったの一体のみで、倒せない上に見つかったらほぼゲームオーバーという凶悪な前提がまずあり、そこにパイプやダクトなどの見えない場所を移動するエイリアンの習性や、レーダーとしてはあまりに貧弱なモーショントラッカーなど、映画の設定を臨場感を高めるファクターとして有効活用。更にエイリアンの動きをランダムに組み上げ、パターンを覚えて突破するというゲーム的な手段を封じている。
そうして、いつどこからどうやって現れるか分からない強大なエイリアンに対し、モーションセンサーを何回も確認しながら脱出を図るという、現実さながらの泥臭い駆け引きと生の臨場感を備えた、エイリアンの怖さが本気で感じ取れる本物のエイリアンゲームが生まれた。
エイリアンが猛ダッシュで迫ってくる中でエレベーターに滑り込み、ボタンをめちゃくちゃに押してすんでのところで扉が閉まった、あの体験が未だに頭から離れない。
・サイコブレイク
バイオハザードの三上氏によるサバイバルホラーの新作。相変わらず緻密に計算されていて一辺倒な戦法にならないサバイバルアクションは見事。
ただしホラーは微妙で、見所がないわけではないが肩透かしだった。
・コールオブデューティー アドバンスドウォーフェア
かなり変わったCOD。マンネリ打破のために無理矢理取って付けたかに思われたSF要素はコアなシステムとして有機的に作用し、新鮮な面白さを提供しつつシリーズの魅力であるテンポの良さを助長。新機能のジャンプとブーストはかなり上手く取り入れられている。
でも本質的にはいつものCODなので、このシリーズに倦怠している俺はすぐ飽きた。
・アサシンクリード ユニティ
ちゃんとアサシンする必要は生まれたが、細かいところが洗練されてないのでステルスゲームとしてあまり面白くない。いい加減観光以外の部分も作り込んで欲しい。
・ドラゴンエイジ インクイジション
ハイファンタジーの絵作りは迫力満点だが、戦闘がつまらない。臨場感を削ってまでわざわざごちゃごちゃとした戦略風のシステムを取り入れているが、狙いが定まってないので掘り下げが薄っぺらい。これなら普通に臨場感だけを考えて作ってくれた方が良かった。やってることが中途半端。
インターフェースに至っては閉口せざるを得ない。
・プラントvsゾンビ ガーデンウォーフェア
経緯は分からないが植物とゾンビが争っているゲーム。いや、争っているというよりは戯れに近く、植物とゾンビのアクションやデザインがとてもポップかつ深刻な雰囲気が皆無で、アクションとしても大味かつ簡単に作られていてとても手軽に楽しめる。
でもちゃんと引き締めるところは引き締めて調整されており、ただカジュアルなだけでなくちゃんとゲームとしても面白い。
・シャドウオブモルドール
まだちょっとしかやってないので全貌は分からないが、かなり良さげな雰囲気がある。ネメシスシステムは想像以上に独創的で面白い。
PS3
・セインツロウ ザ サード
序盤でバグって進行不能になった。発売されてから何年も経ってるのに改善されてないとか舐めてる。
・ヒットマン HDトリロジー
何気ない日常の中で非日常と言う名の暗殺を起こすステルスゲーム。
日常を演出するNPCの行動やガジェットが暗殺のためのギミックとなっていてそれを上手く利用して暗殺が決まった時の快感たるや、このゲームでしか味わえないカタルシスがある。ローカライズされてないので英語版を買うしかなかったが、言葉が分からなくてもめちゃくちゃハマった。これは本当に面白い。
ただトリロジーとあるが、俺がプレイしたのはブラッドマネーだけ。他は英語が分からないと無理だった。
・ショートピース 月極蘭子のいちばん長い日
スピード感のあるスクロールアクションはまぁまぁ。世界観は唐突すぎて意味不明。唐突であることに意味も感じない。ただごった煮してるだけ。
ボリュームも極端に薄く、映画がバンドルされているとはいえたった2時間で終わるゲーム内容で定価6980円は流石にぼったくり。
・機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト
オンライン専用のガンダムゲーム。
無理。相手の動きが変態すぎて付いていけない。所詮は前作エクストリームバーサスのアッパーバージョン。もう殆どベテランしかいないのにペーペーの俺が入り込める余地があるわけなかった。
・影牢 ダークサイドプリンセス
敵を罠の連鎖に嵌めて興奮するゲーム。
思ったよりも細かいところが求められて、罠にかける快感よりも面倒くささの方が先だった。
・ダークソウル2
単なる焼き直しに収まらない、新たな挑戦をした新しいダークソウル。プレイヤーの選択というテーマに向かって確固として作られており、付け焼き刃でない筋の通った、芯のあるゲーム体験となっている。
何かに挑戦するということは、何かを手放すということであり、前作で良かった点が失われているところはあるが、今作にしかない魅力が確かにある。リスクのない挑戦などありはしない。
・魔都紅色遊撃隊
やりたいことがあるのは分かるが、投げやりで終わってる。作りを見るに予算も時間も少なかったことが伝わってくるが、限られたリソースの中で死力を尽くした形跡が見られない。
具体的に言うと、数合わせで終わってる存在感のないキャラクターはもう少し見せ場を作ろうと思えば作れたはずだろ。キャラクターとの馴れ合いを大事にしてるゲームだろこれは。なんで手を抜いたらダメなところで手抜きしてるんだよ。やる気を見せろよやる気を。完全な手抜きゲームだよこれ。妥協じゃなくて手抜き。妥協しちゃダメなところで手を抜いてるんだから。
別に何を作っても良いし、それが楽しめるかどうかは個人の趣向によるのだから、本気で作られたゲームなら退屈に終わっても合わなかっただけだから仕方ないなとしか思わないけど、手抜きってあんた。もう論外だね。
でも随所にセンスを感じるところはあるんだよな。だからこそ最後まで真剣に作って欲しかったよ。
・アルノサージュ
これ単体でやっても全然面白くなかった。戦闘は普通に退屈でやりごたえがなく、シナリオは結構面白そうなのだが前作ありきで作られていて全く説明なしにものすごい勢いで独自の設定を駆使して話が進むため全く付いていけず、結局すぐやめた。人の心に入り込んで内面を見ていく仕組みとか面白いんだけどね。キャラも殆ど引き継ぎで登場していて興味が湧かなかったから全くどうでも良かった。
どうやら何年もかけてシナリオ配信していた前作シェルノサージュのプレイが必須みたい。前作プレイ済みの人による今作のシナリオ評価が非常に高いので気にはなるが、シェルノサージュはやる気にならんなぁ。
前作ありきな作りを見るにかなり緻密にストーリー展開してるみたいだし、二作もかけて壮大な世界観と物語を構築しようという試みは大胆で良いね。
・リンボ
黒が映えるコントラストが見た目面白く、何となく情感もあって、魅力的な世界を作り上げている。謎解きも良くできてる。
・ブリー
GTAのハイスクール版。ロックスターが作ってるので本当に感覚はGTAそのまま。
でも主人公が高校生で、舞台も高校とその周辺の街ということで、その視点から捉えたところはユニークで面白い。
・コールオブデューティー ゴースト
なんかノリで買ってしまった。
始めた瞬間、あまりにも画面がボヤけて見えてビックリした。いやー、PS4買うまでは全く気にならなかったのになぁ。フルHDの恩恵は凄いなって思った。
・忌火起草
とてもチュンソフトらしい作りのサウンドノベル。その点の需要は満たしてくれるが、wiiの完全版に収録された解明編を見ないとストーリーが消化不良。PS3版でも配信しろよ。
・ぼくのなつやすみ3 北国編 小さなボクの大草原
やれることが少ないので懐古に浸るか収集に興味が持てないと厳しい。
・サイレントヒル4 ザ ルーム
部屋の中に閉じ込められるという設定がとても良かった。やたらと部屋から外の様子が覗き見ができて、そこでは普通の日常が流れていて、自分の部屋だけ異質な世界に切り離されたという感覚を加速させている。
ただ設定以外は微妙。あまり怖くはなかった。
・真流行り神
シリーズ4作目だが、いきなりチュンソフトのノベルゲーっぽい作りと化していた。一つのストーリーラインから複数の物語へと発展する形がそうなのだが、普通なら登場人物のキャラ付けは一貫性を持たせる必要があるがこれはそれぞれの物語がそれぞれの世界線で行われているという体で作られているため、ストーリー毎に全くキャラが違う顔を見せてくる。平気で死んだり裏切ったりしてきて、予想できない展開に満ちているのが面白かった。
ただあんまり怖くはなかった。18歳以上対象にしているくらいだからかなりホラーに力を注いだのだろうと思ったら、表現がグロいだけだった。
・ロストディメンション
展開がこじんまりとしがちなシミュレーション系RPGだが、どんでん返しがすぐ起こるゲームシステム・バランスとなっていて、スリル満点で愉快だった。人狼ゲーム的な仕組みとそれを活かしたストーリーも面白い。
作りはショボいがアイディアがとても光ってる。
・デッドスペース
これは最初にやってたら鮮烈だったろうなぁ。でも中身は劣化デッドスペース2でしかなく、初代だからそれはどうしようもないことなのだけど、デッドスペース2があまりにもサバイバルとシューターとホラー表現に優れた作品で全てにおいて初代を上回っているため、あえてこれをやる必要は全くなかった。
・悪魔城ドラキュラ ロードオブシャドウ2
ドラキュラらしさは微塵もないが、アクションは面白く、次々と出し惜しみなく現れるボス戦がこれまた楽しく、展開もストーリーも盛りだくさんのスペクタクルで、とにかくサービス精神満点だった。
設定も新規で作られたもので新生ドラキュラとして見たら悪くない。
・キングダムハーツ 2.5HDリマスター
ロクサスと下村神の音楽はやっぱり最高だな。
・実況パワフルプロ野球2014
ダメだ。結局すぐ飽きた。スポーツゲームは明確な目的が見つけにくいからもう買わない方が良いな。
・バイオハザード HDリマスター
普通に名作でした。
・シャイニング レゾナンス
全てにおいて既視感だらけ。ドラゴンの操作も歌システムもアクションも期待外れで終わってる。
・レッドファクション アルマゲドン
何でも壊せて何でも復元できるのが凄い。極力ストレスを省くよう作られているのでただひたすら爽快感だけがある。
でもやってることが代わり映えしないから飽きやすい。
WIIU
・マリオカート8
画面情報をタブレットに押し込んだり、タイムアタック以外でタイムの表示をなくしたり、アイテムによる逆転が抑え目になっていたりと、競争もほどほどに美しいコースを堪能して欲しいという、映像の優先順位が低い任天堂らしからぬ拘りが見えるが、結局作りはいつものマリオカートと変わらずパーティゲーム思考なため明らかにミスマッチしてる。映像を押したいなら、それに合わせたゲームデザインにしないとね。
まぁでも、マリオカートはマリオカートなので面白かった。
・ピクミン3
マリオカート買ったら付いてきた。
時間制限があって効率良く動かす必要のあった初代ピクミンと、時間制限はなくなって漠然としたがピクミンのバリエーションが増えてパズルの幅は広がったピクミン2を、ピクミン3は良いとこどり。無論面白かった。
・ゼルダ無双
ゼルダの要素がイマイチ噛み合ってない無双コラボ。爆弾投げまくったり弓矢バンバン撃ちまくれるのは愉快なんだけどね。無双のテンポとゼルダの謎解き的なステージ構成の組み合わせは微妙。何よりバグが多すぎる。
・ベヨネッタ2
ベヨネッタのキャラが薄れて初見はガッカリしたが、ウザかった仕掛けとミニゲームが一掃されてるためかなりテンポが良くなっている。元々ベヨネッタの回避に特化したアクション性は大好きなので、アクションだけに集中する二週目以降からはかなり楽しめた。
アクションのモーションは更にキレが増し、ボス戦も前作より良く動いて面白く、若干ヌルくなったきらいはあるがアクションゲームとして順当に進化してる。
・零 濡鴉ノ巫女
恐怖の対象としっかり向き合わせるカメラシステムはとても秀逸。一番怖い敵の攻撃の瞬間まで引きつけて写真を撮ると大ダメージなど、ホラーとしてもアクションとしても良く考えられてるなと思う。
そのカメラシステムをwiiuのゲームパッドでカメラとして見立てて使ったらこれはとんでもなく面白いことになるのではないかとワクワクしたが、多少臨場感はあったが基本的には面倒くさいだけだった。
・大乱闘スマッシュブラザーズforWIIU
知ってた。一人でやっても楽しくないのは知ってた。仕方ないじゃん。誰も付き合ってくれないんだもん。
でも、お正月の接待用に楽しめそうだから問題ない。
・進め!キノピオ隊長
一つ一つのステージに新しい仕掛けがあり、それをテーマに波を作って、一つ5分もあれば終わるコンパクトなステージにちゃんと起承転結を作っているのが凄い。
任天堂のアイディア力とそれを凝縮させる能力は流石としか言いようがない。
PSVITA
・塊魂 ノ・ビータ
塊が伸びるのが楽しい。VITAの操作性ともマッチしてる。あとは問題だらけだが、そこが重要だ。
・ぷよぷよテトリス
ぷよぷよもテトリスも大して知らない俺としてはコラボしたところで何の意味もないと分かった。ぷよぷよ同士で戦うのが一番面白かった。
・フリーダムウォーズ
いわゆる狩ゲーだが、他の同ジャンルが協力プレイを押してる割には単に仲間となら楽になるよというだけなのに対し、これはアクションの仕組みとしてちゃんと協力することが前提に作られている。それだけに当初はオンラインに対応してなかったのがね。痛いね。
操作性の悪さと設定を全く活かしてないストーリーもいただけない。
・絶対絶望少女 ダンガンロンパ アナザーエピソード
唐突にシューティングとかしたダンガンロンパ。だけどシューティングは作りが甘くて普通につまらない。
ストーリーは最後の最後で盛り上がるが、それまでは至極退屈。
3DS
・シアトリズム ファイナルファンタジー カーテンコール
FFの曲につられたけど、音ゲーは合わないなぁ。
・妖怪ウォッチ2 元祖
今年一番盛り上がったであろうコンテンツ。日野社長のビジネスの勝機を見出す慧眼は凄まじい。
街に妖怪が隠れているという設定にとても子供心をくすぐられて買ったが、大人心を揺さぶる演出も多く、盛りだくさんな戦闘も案外面白く、虫取りを彷彿とさせる妖怪の収集やコメディちっくな展開もユニークで、子供向けではあるが大人でも普通に楽しめる内容だった。
PC
・ラストレムナント
あるボス戦で行き詰まったので、20時間もかけてレベルを上げて仲間を集めて装備を強化してと頑張ったのに、それ以上にボスが強化されていて跳ね返された。
ラストレムナントはそんなゲームです。
据え置きのゲームは気になるやつ殆ど網羅したけど、総合的に見ると今年の新作はほんとパッとしなかったな。
PS4
・キルゾーン シャドーフォール
俺の次世代ゲームライフ幕開けはこれ。
映像のクオリティはまさに新次元と呼ぶに相応しく最新ハードの力を垣間見たが、ゲームの中身はありがちなシューティングゲームだった。新機軸のファンネル要素は上手く機能していない。
・ナック
地味で平凡なアクションゲーム。世界観やキャラクターも没個性で本当に味気ない。言い換えればそれは、誰でも遊びやすいというコンセプトに忠実ということでもある。
攻撃して避けるというシンプルな駆け引きのみを求められるアクションは余計なことを考えさせず入り込みやすく、謎の中毒性があった。
・レゾガン
次世代を感じる横スクロールシューティングゲーム。
横スクシューティングの弱点である二次元の制約を円柱ステージというアイディアで見事に解消。どこまでもグルグルと自機を動かせるのが解放感あるし、視野が広がった事に伴いこれぐらい対応できるでしょと言わんばかりに敵のウェーブは激しいし、絶え間なく敵機が出現するのでテンポが良い。ループステージを活かしたギミックやボスも面白い。何より、敵との距離感が明確で直感的にプレイできる横スクロールならではの強みも全く損なわれていない。
既存のそのジャンルを覆すエポックな面白さと、伝統の強みを両立させ、見事に新しい道を切り開いた新時代の横シューティングゲーム。
・コントラスト
影を使って2Dと3Dの世界を行き来するゲーム。つまらなくはなかった。
・ストライダー飛竜
記憶に薄いがとりあえず退屈だった。
・バトルフィールド4
大規模戦争シューティングゲーム。
最大64人で繰り広げられるオンライン対戦はスケール満点。フィールドが広く目的地にたどり着くのが大変なため、チームや乗り物などを活用して如何にラインを押し上げていくかという戦い方が求められ、敵を倒す以外にも色々と活躍の道があるのが面白い。
・トゥームレイダー ディフィニティブエディション
昨年旧世代機で発売されたトゥームレイダーのフルHDリマスター版。既に限界突破してるだろうと思った映像水準を更に越えてきている。次世代機の力ってスゲーなと思った。
・メタルギアソリッド5 グラウンドゼロズ
5本編に繋がるプロローグ。
シームレスなフィールドを採用した事によるメタルギアの変化の一端が垣間見える。地形の連続性を利用したギミックを随所に仕込んで戦略のアプローチが格段に広がり、プレイヤーの遊び方次第でクリアーまでの過程が一変するようになっているのが面白い。更に今まで無類の強さを誇った麻酔銃が使い辛くなり、ステルスの必要性も増した。ステルスゲームとしては些か問題を抱えていたシリーズだったが、今作はそこが解決されてかなり楽しめるようになっている。
本編はこれの200倍のスケールと言うのだから、期待は高まるばかり。
・ナチュラルドクトリン
システムにしてもゲームバランスにしても嫌がらせとしか思えない方向で作られていてずっと弄ばれっ放しだった。中でも製作者に殺意が湧くほど手のひらで踊らされたのが最後の連戦。
このゲームはプルトン(MPみたいなもの)が命綱で、それは宝箱を開けることで補給できるのだが、最後に後戻りを断たれた上での連戦が始まってプルトン稼ぎが封じられてしまい、手持ちプルトンが少ないにも関わらずいつもの流れで不用意にセーブしてしまってその瞬間にしまったと気付くも時既に遅し。
もうダメだと思ったところで連戦2戦目の初っ端の位置にあからさまな感じで宝箱が2つあり、なーんだ流石にこのゲームでも連戦で詰まるのを回避させる配慮くらいはしてるのか、と思って意気揚々とオープンザ宝箱したら中から抽出できたプルトンは僅かに0.2で、プルトンいっぱいあると思った?ねぇ思っちゃったでしょ???とニヤついているスタッフの顔が浮かび、俺は荒れた。あぁ完全に救済措置だと思ってワクワクしながら開けたよバーカ!!!
かなり面倒くさくてややこしいことをやらされるが、実際は分かりにくいだけで要領さえ掴んでしまえばあまり深く考える必要はなく、意外とゲームの底が浅かったのは拍子抜け。
でも、新規タイトルらしい、勢いだけで突っ走ったようなエネルギッシュなパワーに満ちていて、そのノリにまんまと乗せられた。
・龍が如く 維新!
基本的にいつもの龍が如くだが、ストーリーは熱かった。自分なりの正義をぶつからせた戦いは、手に汗握るものがある。坂本竜馬が二人いるという設定がまた、話の筋としてもテーマを高める上でも上手く働いてシナリオを引き締めている。龍が如くシリーズは伝えたい事を前面に出し過ぎてストーリーラインがぶっ壊れる傾向にあったが、今回は上手くまとめてみせた。
とは言え最後の最後でいつもの癖が出ちゃってるけど、あそこだけパラレルとして見れば悪くない。
・ドントスターブ
木を採って、石を掘って、動物を狩って、焚き木を作ったり道具を組み立てたり料理をしたりして、一日を生き延びるサバイバルゲーム。
かなりリアル思考なサバイバルゲームで少しでも怠けてるとすぐに死んでしまうので、絶え間無く目的を持って行動しなければならないのが面白い。
でもただ生き延びるだけのゲームなのですぐ飽きる。
・インファマス セカンドサン
映像は進化したが、ゲーム内容は後退。前作はバリエーション豊かな敵とミッションで埋め尽くされていたのに、今作は一本調子にも程がある。
・トライアルズ フュージョン
バイクに乗ってひたすら死にまくるゲーム。誇張抜きで3秒に1回は死ねる。でも一瞬で蘇生できる。でもまた死ぬ。
死ぬこと自体がリズミカルなテンポを醸し出し、難しいけどやめられない。
・ウルフェンシュタイン ザ ニューオーダー
ほどほどに探索できて、ほどほどにステルスできて、ほどほどにシューティングが楽しい、ほどほどなFPS。だけどナチスに対する仕打ちはほどほどじゃ済まなかった。
普通すぎるシューティングゲームだが、完成度は高く安定して面白い。
・シーフ
とりあえず画面が暗すぎる。地図も分かりにくい。ただでさえ主観視点で視野が狭いんだからもうちょっとどうにかしろ。大して詰め込まれてないのにシームレスじゃないマップも不便。しかもロードがクソ長い。そしてステルスは単調。でも絶望的につまらないわけでもない。
面白くないけどネタにできるほどクソゲーでもないのは一番反応に困る。
・FIFA14
ワールドカップの勢いでカートにシュ〜トしてしまったが、サッカーゲームは覚えることが多すぎて面倒くさいことを忘れてた。存在も忘れることにした。
・ウォッチドッグス
ハッキングアクションゲーム。
題材からかなり期待を寄せていたゲームだが、一方で、UBIのことだからどうせハッキングは飾りなんだろなー、だってアサシンから暗殺を抜き取っちゃうUBIだもんなーと下げてみたりもして、期待半分不安半分の心境だったが、蓋を開けてみるとハッキングアクションはゲームの核としてバリバリ動いていて、しかもちゃんとハッキングしてる感もあって、ポジティブ方向の想像を超える面白さだった。やるじゃんUBI。
でもストーリーが恐ろしく退屈で、ミッションも味気なく、起伏が乏しいのは否めない。
・マーダード 魂の呼ぶ声
???・・・
・・・?
・・・・?!
!!・・??
・・・・・・
いや本当に、ちょっと何がしたかったのかよく分からないです。
ゴーストという設定は面白そう、というかそこに惹かれたのとスクエニだから買ったのだが、それを全く膨らませることなく、オリジナリティの薄いありきたりなストーリーと付け焼き刃なシステムで終わっていて、せっかくの新規タイトルなのに何をやりたくてこれを作ったのか本気で分からない。
結局のところ、ストーリーとゴーストシステム、どっちにも力を入れようとしたけど時間とお金がなくて中途半端に終わったっぽいな。
・P.T.
サイレントヒルズのプレイアブルティザー。
アクションやボリュームやストーリーや難易度バランスなど、お金を払って買って貰う製品の立場なら煮詰めて作らないといけないところこれは無料ゲームのため全て無視することができ、ゲームとしての体裁は整ってないがホラー部分に全振りしているため相当に怖いものに仕上がっている。
謎解きもめちゃくちゃで、まともにクリアーさせる気を感じないが、これも無料だからこそできるやり方。実際、何百万通りとあるだろうシチュエーションの中から答えを探すというのは突き抜けすぎていて楽しかった。クリアーするとこのゲームがサイレントヒルズの前座であると分かる仕組みも面白い。随所に小島監督らしいアイディアが光る一作。
小島監督、ギレルモデルトロ、ノーマンリーダスと、豪華な面子を揃えてかつてない意気込みで作っているサイレントヒルズも楽しみ。
・デスティニー
いやー、ネトゲですなー。単調で、冗長で、極端なバランス調整。見所は映像とスケールくらいしかなく、ハクスラとネットコミュニケーションに依存したゲームデザイン・バランスは間延びしてるだけであまりにも工夫がない。
ネトゲは未経験だったが、多分こんな感じなんだろなぁという想像に見事当てはまる内容だった。これからネトゲは絶対に手を出さないと明確に決心できたので、良い経験になった。
・エイリアン アイソレーション
エイリアンを本物に見せる、ただその一点のみを追求した、マジもんのエイリアンゲーム。
出てくるエイリアンはたったの一体のみで、倒せない上に見つかったらほぼゲームオーバーという凶悪な前提がまずあり、そこにパイプやダクトなどの見えない場所を移動するエイリアンの習性や、レーダーとしてはあまりに貧弱なモーショントラッカーなど、映画の設定を臨場感を高めるファクターとして有効活用。更にエイリアンの動きをランダムに組み上げ、パターンを覚えて突破するというゲーム的な手段を封じている。
そうして、いつどこからどうやって現れるか分からない強大なエイリアンに対し、モーションセンサーを何回も確認しながら脱出を図るという、現実さながらの泥臭い駆け引きと生の臨場感を備えた、エイリアンの怖さが本気で感じ取れる本物のエイリアンゲームが生まれた。
エイリアンが猛ダッシュで迫ってくる中でエレベーターに滑り込み、ボタンをめちゃくちゃに押してすんでのところで扉が閉まった、あの体験が未だに頭から離れない。
・サイコブレイク
バイオハザードの三上氏によるサバイバルホラーの新作。相変わらず緻密に計算されていて一辺倒な戦法にならないサバイバルアクションは見事。
ただしホラーは微妙で、見所がないわけではないが肩透かしだった。
・コールオブデューティー アドバンスドウォーフェア
かなり変わったCOD。マンネリ打破のために無理矢理取って付けたかに思われたSF要素はコアなシステムとして有機的に作用し、新鮮な面白さを提供しつつシリーズの魅力であるテンポの良さを助長。新機能のジャンプとブーストはかなり上手く取り入れられている。
でも本質的にはいつものCODなので、このシリーズに倦怠している俺はすぐ飽きた。
・アサシンクリード ユニティ
ちゃんとアサシンする必要は生まれたが、細かいところが洗練されてないのでステルスゲームとしてあまり面白くない。いい加減観光以外の部分も作り込んで欲しい。
・ドラゴンエイジ インクイジション
ハイファンタジーの絵作りは迫力満点だが、戦闘がつまらない。臨場感を削ってまでわざわざごちゃごちゃとした戦略風のシステムを取り入れているが、狙いが定まってないので掘り下げが薄っぺらい。これなら普通に臨場感だけを考えて作ってくれた方が良かった。やってることが中途半端。
インターフェースに至っては閉口せざるを得ない。
・プラントvsゾンビ ガーデンウォーフェア
経緯は分からないが植物とゾンビが争っているゲーム。いや、争っているというよりは戯れに近く、植物とゾンビのアクションやデザインがとてもポップかつ深刻な雰囲気が皆無で、アクションとしても大味かつ簡単に作られていてとても手軽に楽しめる。
でもちゃんと引き締めるところは引き締めて調整されており、ただカジュアルなだけでなくちゃんとゲームとしても面白い。
・シャドウオブモルドール
まだちょっとしかやってないので全貌は分からないが、かなり良さげな雰囲気がある。ネメシスシステムは想像以上に独創的で面白い。
PS3
・セインツロウ ザ サード
序盤でバグって進行不能になった。発売されてから何年も経ってるのに改善されてないとか舐めてる。
・ヒットマン HDトリロジー
何気ない日常の中で非日常と言う名の暗殺を起こすステルスゲーム。
日常を演出するNPCの行動やガジェットが暗殺のためのギミックとなっていてそれを上手く利用して暗殺が決まった時の快感たるや、このゲームでしか味わえないカタルシスがある。ローカライズされてないので英語版を買うしかなかったが、言葉が分からなくてもめちゃくちゃハマった。これは本当に面白い。
ただトリロジーとあるが、俺がプレイしたのはブラッドマネーだけ。他は英語が分からないと無理だった。
・ショートピース 月極蘭子のいちばん長い日
スピード感のあるスクロールアクションはまぁまぁ。世界観は唐突すぎて意味不明。唐突であることに意味も感じない。ただごった煮してるだけ。
ボリュームも極端に薄く、映画がバンドルされているとはいえたった2時間で終わるゲーム内容で定価6980円は流石にぼったくり。
・機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト
オンライン専用のガンダムゲーム。
無理。相手の動きが変態すぎて付いていけない。所詮は前作エクストリームバーサスのアッパーバージョン。もう殆どベテランしかいないのにペーペーの俺が入り込める余地があるわけなかった。
・影牢 ダークサイドプリンセス
敵を罠の連鎖に嵌めて興奮するゲーム。
思ったよりも細かいところが求められて、罠にかける快感よりも面倒くささの方が先だった。
・ダークソウル2
単なる焼き直しに収まらない、新たな挑戦をした新しいダークソウル。プレイヤーの選択というテーマに向かって確固として作られており、付け焼き刃でない筋の通った、芯のあるゲーム体験となっている。
何かに挑戦するということは、何かを手放すということであり、前作で良かった点が失われているところはあるが、今作にしかない魅力が確かにある。リスクのない挑戦などありはしない。
・魔都紅色遊撃隊
やりたいことがあるのは分かるが、投げやりで終わってる。作りを見るに予算も時間も少なかったことが伝わってくるが、限られたリソースの中で死力を尽くした形跡が見られない。
具体的に言うと、数合わせで終わってる存在感のないキャラクターはもう少し見せ場を作ろうと思えば作れたはずだろ。キャラクターとの馴れ合いを大事にしてるゲームだろこれは。なんで手を抜いたらダメなところで手抜きしてるんだよ。やる気を見せろよやる気を。完全な手抜きゲームだよこれ。妥協じゃなくて手抜き。妥協しちゃダメなところで手を抜いてるんだから。
別に何を作っても良いし、それが楽しめるかどうかは個人の趣向によるのだから、本気で作られたゲームなら退屈に終わっても合わなかっただけだから仕方ないなとしか思わないけど、手抜きってあんた。もう論外だね。
でも随所にセンスを感じるところはあるんだよな。だからこそ最後まで真剣に作って欲しかったよ。
・アルノサージュ
これ単体でやっても全然面白くなかった。戦闘は普通に退屈でやりごたえがなく、シナリオは結構面白そうなのだが前作ありきで作られていて全く説明なしにものすごい勢いで独自の設定を駆使して話が進むため全く付いていけず、結局すぐやめた。人の心に入り込んで内面を見ていく仕組みとか面白いんだけどね。キャラも殆ど引き継ぎで登場していて興味が湧かなかったから全くどうでも良かった。
どうやら何年もかけてシナリオ配信していた前作シェルノサージュのプレイが必須みたい。前作プレイ済みの人による今作のシナリオ評価が非常に高いので気にはなるが、シェルノサージュはやる気にならんなぁ。
前作ありきな作りを見るにかなり緻密にストーリー展開してるみたいだし、二作もかけて壮大な世界観と物語を構築しようという試みは大胆で良いね。
・リンボ
黒が映えるコントラストが見た目面白く、何となく情感もあって、魅力的な世界を作り上げている。謎解きも良くできてる。
・ブリー
GTAのハイスクール版。ロックスターが作ってるので本当に感覚はGTAそのまま。
でも主人公が高校生で、舞台も高校とその周辺の街ということで、その視点から捉えたところはユニークで面白い。
・コールオブデューティー ゴースト
なんかノリで買ってしまった。
始めた瞬間、あまりにも画面がボヤけて見えてビックリした。いやー、PS4買うまでは全く気にならなかったのになぁ。フルHDの恩恵は凄いなって思った。
・忌火起草
とてもチュンソフトらしい作りのサウンドノベル。その点の需要は満たしてくれるが、wiiの完全版に収録された解明編を見ないとストーリーが消化不良。PS3版でも配信しろよ。
・ぼくのなつやすみ3 北国編 小さなボクの大草原
やれることが少ないので懐古に浸るか収集に興味が持てないと厳しい。
・サイレントヒル4 ザ ルーム
部屋の中に閉じ込められるという設定がとても良かった。やたらと部屋から外の様子が覗き見ができて、そこでは普通の日常が流れていて、自分の部屋だけ異質な世界に切り離されたという感覚を加速させている。
ただ設定以外は微妙。あまり怖くはなかった。
・真流行り神
シリーズ4作目だが、いきなりチュンソフトのノベルゲーっぽい作りと化していた。一つのストーリーラインから複数の物語へと発展する形がそうなのだが、普通なら登場人物のキャラ付けは一貫性を持たせる必要があるがこれはそれぞれの物語がそれぞれの世界線で行われているという体で作られているため、ストーリー毎に全くキャラが違う顔を見せてくる。平気で死んだり裏切ったりしてきて、予想できない展開に満ちているのが面白かった。
ただあんまり怖くはなかった。18歳以上対象にしているくらいだからかなりホラーに力を注いだのだろうと思ったら、表現がグロいだけだった。
・ロストディメンション
展開がこじんまりとしがちなシミュレーション系RPGだが、どんでん返しがすぐ起こるゲームシステム・バランスとなっていて、スリル満点で愉快だった。人狼ゲーム的な仕組みとそれを活かしたストーリーも面白い。
作りはショボいがアイディアがとても光ってる。
・デッドスペース
これは最初にやってたら鮮烈だったろうなぁ。でも中身は劣化デッドスペース2でしかなく、初代だからそれはどうしようもないことなのだけど、デッドスペース2があまりにもサバイバルとシューターとホラー表現に優れた作品で全てにおいて初代を上回っているため、あえてこれをやる必要は全くなかった。
・悪魔城ドラキュラ ロードオブシャドウ2
ドラキュラらしさは微塵もないが、アクションは面白く、次々と出し惜しみなく現れるボス戦がこれまた楽しく、展開もストーリーも盛りだくさんのスペクタクルで、とにかくサービス精神満点だった。
設定も新規で作られたもので新生ドラキュラとして見たら悪くない。
・キングダムハーツ 2.5HDリマスター
ロクサスと下村神の音楽はやっぱり最高だな。
・実況パワフルプロ野球2014
ダメだ。結局すぐ飽きた。スポーツゲームは明確な目的が見つけにくいからもう買わない方が良いな。
・バイオハザード HDリマスター
普通に名作でした。
・シャイニング レゾナンス
全てにおいて既視感だらけ。ドラゴンの操作も歌システムもアクションも期待外れで終わってる。
・レッドファクション アルマゲドン
何でも壊せて何でも復元できるのが凄い。極力ストレスを省くよう作られているのでただひたすら爽快感だけがある。
でもやってることが代わり映えしないから飽きやすい。
WIIU
・マリオカート8
画面情報をタブレットに押し込んだり、タイムアタック以外でタイムの表示をなくしたり、アイテムによる逆転が抑え目になっていたりと、競争もほどほどに美しいコースを堪能して欲しいという、映像の優先順位が低い任天堂らしからぬ拘りが見えるが、結局作りはいつものマリオカートと変わらずパーティゲーム思考なため明らかにミスマッチしてる。映像を押したいなら、それに合わせたゲームデザインにしないとね。
まぁでも、マリオカートはマリオカートなので面白かった。
・ピクミン3
マリオカート買ったら付いてきた。
時間制限があって効率良く動かす必要のあった初代ピクミンと、時間制限はなくなって漠然としたがピクミンのバリエーションが増えてパズルの幅は広がったピクミン2を、ピクミン3は良いとこどり。無論面白かった。
・ゼルダ無双
ゼルダの要素がイマイチ噛み合ってない無双コラボ。爆弾投げまくったり弓矢バンバン撃ちまくれるのは愉快なんだけどね。無双のテンポとゼルダの謎解き的なステージ構成の組み合わせは微妙。何よりバグが多すぎる。
・ベヨネッタ2
ベヨネッタのキャラが薄れて初見はガッカリしたが、ウザかった仕掛けとミニゲームが一掃されてるためかなりテンポが良くなっている。元々ベヨネッタの回避に特化したアクション性は大好きなので、アクションだけに集中する二週目以降からはかなり楽しめた。
アクションのモーションは更にキレが増し、ボス戦も前作より良く動いて面白く、若干ヌルくなったきらいはあるがアクションゲームとして順当に進化してる。
・零 濡鴉ノ巫女
恐怖の対象としっかり向き合わせるカメラシステムはとても秀逸。一番怖い敵の攻撃の瞬間まで引きつけて写真を撮ると大ダメージなど、ホラーとしてもアクションとしても良く考えられてるなと思う。
そのカメラシステムをwiiuのゲームパッドでカメラとして見立てて使ったらこれはとんでもなく面白いことになるのではないかとワクワクしたが、多少臨場感はあったが基本的には面倒くさいだけだった。
・大乱闘スマッシュブラザーズforWIIU
知ってた。一人でやっても楽しくないのは知ってた。仕方ないじゃん。誰も付き合ってくれないんだもん。
でも、お正月の接待用に楽しめそうだから問題ない。
・進め!キノピオ隊長
一つ一つのステージに新しい仕掛けがあり、それをテーマに波を作って、一つ5分もあれば終わるコンパクトなステージにちゃんと起承転結を作っているのが凄い。
任天堂のアイディア力とそれを凝縮させる能力は流石としか言いようがない。
PSVITA
・塊魂 ノ・ビータ
塊が伸びるのが楽しい。VITAの操作性ともマッチしてる。あとは問題だらけだが、そこが重要だ。
・ぷよぷよテトリス
ぷよぷよもテトリスも大して知らない俺としてはコラボしたところで何の意味もないと分かった。ぷよぷよ同士で戦うのが一番面白かった。
・フリーダムウォーズ
いわゆる狩ゲーだが、他の同ジャンルが協力プレイを押してる割には単に仲間となら楽になるよというだけなのに対し、これはアクションの仕組みとしてちゃんと協力することが前提に作られている。それだけに当初はオンラインに対応してなかったのがね。痛いね。
操作性の悪さと設定を全く活かしてないストーリーもいただけない。
・絶対絶望少女 ダンガンロンパ アナザーエピソード
唐突にシューティングとかしたダンガンロンパ。だけどシューティングは作りが甘くて普通につまらない。
ストーリーは最後の最後で盛り上がるが、それまでは至極退屈。
3DS
・シアトリズム ファイナルファンタジー カーテンコール
FFの曲につられたけど、音ゲーは合わないなぁ。
・妖怪ウォッチ2 元祖
今年一番盛り上がったであろうコンテンツ。日野社長のビジネスの勝機を見出す慧眼は凄まじい。
街に妖怪が隠れているという設定にとても子供心をくすぐられて買ったが、大人心を揺さぶる演出も多く、盛りだくさんな戦闘も案外面白く、虫取りを彷彿とさせる妖怪の収集やコメディちっくな展開もユニークで、子供向けではあるが大人でも普通に楽しめる内容だった。
PC
・ラストレムナント
あるボス戦で行き詰まったので、20時間もかけてレベルを上げて仲間を集めて装備を強化してと頑張ったのに、それ以上にボスが強化されていて跳ね返された。
ラストレムナントはそんなゲームです。
据え置きのゲームは気になるやつ殆ど網羅したけど、総合的に見ると今年の新作はほんとパッとしなかったな。
コメント
コメント一覧 (4)
やたさんがアルノサージュをプレイしていたのが意外です。
自分としてはPS3で一番好きと言えるほどの作品だったのですが、敷居があまりにも高すぎて他の人になかなか勧められないのが残念です。
細かい粗はたくさんありましたが、これほどまでに世界に入り込めた作品は他になかったので衝撃的でした。
個人的には、アルノサージュの核は自分自身が”画面の前でコントローラーを握っている立場”として存在しているところだと考えていて、その部分は前作をやっていなくても楽しめる部分だと思っているのですが、
シェルノサージュをプレイしていない人は専門用語連発の序盤で挫折してしまうんだろうなあ…
でも、squallさんの話にある、ゲームの特性にあえて踏み込んでいるというアルノサージュの狙いは興味深いですね。ちょっと体験してみたいかも。
サイコブレイクに期待し過ぎた僕の心の隙間を完全に埋めてくれました。
ぜひやたさんの感想が聞きたいです。
時間があったら是非
どうも。メトロはPS3でラストライトはやりましたね。感想も書いてたような気が。あまりにも目が疲れるゲームで途中で断念しましたけど。ラストライト中途半端にやってしまったからリダックスはもう良いかなって気になってました。
ただPS4版は映像が相当きめ細かくなってるらしいから目の負担は軽減されそうだし、機会があればやってみたいですね。2033気になるし。