シェア日記



サイコブレイク終わった。とにかく弾が足りないわ逃げるしかない場面が多いわと抑圧されたゲームで、クリアーしたあとロケットランチャーとマシンガンが手に入りこれでようやく暴れ回れると思ったら、新しい難易度では引き継ぎプレイが出来ないと知ってガックリ来た。確かにロケランとマシンガンが使えてしまうとゲームバランスは崩れるかもしれないが、まさかスキルまで引き継がせてくれないとは。難易度変えたら収集アイテムもリセットされるっぽいし、これのせいで一気にハードモードのやる気をなくした。

なのでキングダムハーツ2.5HDをやってる。バースバイスリープからやるつもりだったが、やっぱりお気に入りの2FMを始めることにした。
キングダムハーツ2はかなり特殊な構成をしていて、プロローグ部分は前作のチェインオブメモリーズでほんのちょっとだけしか出て来なかったロクサスというキャラを操作することになる。
俺の場合、2の初見時はチェインオブメモリーズのストーリーを知らなかったため出だし意味不明で、しかもこのパートがやたらと長く、さっさと本編始めろよと思わずにはいられなかったが、終盤の展開には不覚にも感動してしまった。全く知らないキャラクターなのに、感情移入せずにはいられなかった。何故なら、ロクサスがあり触れた普通の少年だったから。
3人の親友と過ごした日々。皆と並んで食べたアイスクリーム。親友とかわした約束。海に遊びに行くために励んだバイト。女の子から貰ったポーチ。夏休みの宿題のために皆と解明した街の七不思議。
あり触れた青春の光景で埋められた、当たり前の日常。背伸びしてない分、情景がダイレクトに心に響く。その中から、自分だけその存在が消えてしまうというロクサスの境遇はあまりに哀愁がこみ上げている。「自分の心は自分のものだ」と訴えながらも、ソラと出会い、自分は彼の一部分でしかなかったと理解する場面はとても切ない。
プレイヤーを引き付ける上で一番重要な最初の部分で、3時間以上もかけてほぼ初見に近いキャラを掘り下げるとは、相当な勇気のいるかなり思い切った構成だ。ロクサスを印象的な存在にしたいという強い意志を感じる。結果として、ロクサスは非常に魅力的なキャラクターとなった。
で、俺としては正直2はロクサスありきのゲームという認識なので、プロローグが終わった時点で一気にモチベーションが下がりそこで止まってる。このゲームのピークはアクセルとロクサスの別れのシーンと、ロクサスとのラストバトルにあるのでそこまで頑張りたいところなのだが、どうもやる気が起きない。まぁ一回クリアーしたゲームでもあるしな。とりあえずは映像作品のリコーデッド見とくか。

PS4がアップデート。色々と変わったが大きなところはシェアプレイの追加。簡単に言うと、自分がプレイしているゲームの操作権利をパーティを組んでいるフレンドに渡すことができる、というもの。このモードに入ると画面も共有することになる。
早速友達と試してみた。えーと、とりあえず、どこからシェアプレイを始めれば良いんだろ。シェアだから、シェアボタンかな。お、ビンゴ。シェアボタンを押すと右側に専用の項目が追加されているのを発見。ここからスタートだな。
さて、どのゲームにするかな。とりあえずエイリアンでビビって貰うか。エイリアンでシェアプレイスタート、と。
ところが、「対応の地域が違うのでうんたらかんたらとか出てゲーム画面が表示されないんだけど」という答えが友達から返ってくる。
えー。確かにエイリアンは輸入版だけど、リージョンフリーなのにシェアではダメなのか。ってことはこれ、海外の人とはシェアプレイ無理ってことじゃね?制限キツいなー。
仕方ないのでお次はサイコブレイクで試す。これは正真正銘日本で発売されたゲームだ。これなら大丈夫だろう。

「禁止区間のためryなんだけど」

???禁止区間って、今の画面ただのメニューなんですけど。ムービーを見せられないのはネタバレとかで分かるが、メニューが禁止区間ってどういうこと?
メニューとか関係なく、普通にゲーム画面に入っても友達側では表示されなかった。ますます意味不明だ。動画配信アプリでは普通に配信されてるゲームなのに、何でシェアだとアウトなんだ。謎すぎる。
あ、もしかして、と思う。サイコブレイクのゴアモードをオプションで無効化。サイコブレイクは予約者限定で規制を解除し18禁表現にするゴアモードというものがある。
どうやら原因はここだったようです。ゴアモードを無効化したらシェアプレイできるようになった。まさかセロZのゲームはアウトとは。エイリアンも18歳以上対象だからダメだったのだろうか。と思ったが、エイリアンは対応地域の〜ってアナウンスされたらしいから原因はやっぱりリージョン関係か。
レスポンスは良好。ボタンを押してからすぐ反応する。操作の遅延はないっぽい。ただし操作してない側の画面では若干の同期遅れがある。ほんの少しのズレなので気にならないレベルだけど。画質に関してはビジター側は一段落ちる。
色々やってみたが、これはかなり良い仕組みだね。あーでもないこーでもないと言って試行錯誤したり、へったくそだなーと煽ったりして、ぎゃーぎゃー騒ぎながら一緒にプレイするという、友達を部屋に招いて一緒にゲームをしているあの感覚をオンラインを介して味わえてすごく楽しい。
シェアプレイじゃなくてもオンライン対応のゲームなら普通に出来る事だが、同じ画面を共有している、という部分は非常に大きい。オフラインのゲームやモードでもネットを介してコミュニケーションを取りながら楽しめるわけだし、何より、情報はシンクロしている方がより一緒に楽しんでいる感覚は強い。
一時間毎に建て直す必要があったり、セロZのゲームはできなかったり、他にも色々制限があったりと、面倒な部分はあるが許容範囲。流石に社会人になってからは友達と部屋で一緒にゲームをする機会が中々作れなくなったが、これはそれを埋めてくれる素晴らしい機能だ。SCEグッジョブだぜ。

更にこのシェアプレイの良い点がもう一つあり、シェアプレイしている間にHDMIセレクタを切り替えてPS3のゲームをやっていても全く問題なかった。
はい、友人がサイコブレイクで死にまくって意固地になって一向にやめる気配がなかったので、俺は適当に相槌打ちながら途中からパワプロやってました。
パワプロ買ったは良いけど、全然やってない。面白いことは面白いんだけど、スポーツゲームは漠然と試合をするだけで目標が見つけにくいのでモチベーションが上がらない。ペナントとかマイライフとかあるけど、終わりが見えないからダレる。
それに俺はデータを眺めるのが好きで、ちょっとでも現実から離れた成績になると途端に冷めてしまうため、ちょうど良い感じになるよう難易度調整しようとするのだが、やってる間にプレイヤースキルが上がって、また調整して、としている間に面倒くさくなってやめてしまう、というのがプロスピから続く王道パターン。今回もそれにハマりそう。サクセスだけはやっとくかな。

ところで野球と言えば、日本シリーズは特に盛り上がる事もなく終わってしまいましたね。弟がソフトバンクファンで、母親が阪神ファンというかなり気まずい空気の中、俺はどちら側も煽りつつ、とりあえず面白い展開になってくれさえすれば良いと思いながら見ていたのだけど、あっさり終わってしまった。
西岡のあれはねー。全球振らなければ間違いなく押し出しだったろうけど、四球はあくまで相手のコントロールミス頼みでしかないので、それよりも自分で打って決める、という結論に行き着くのは、自分の力に自信があるなら当然の考え方と言えばそうで、自信がなければプロは務まらないので、責めるのは可哀想でもあるが、そうは言っても万が一贔屓のチームで同じ事が起きたら事情関係なくボロクソに叩きまくってるだろうから、やっぱり結果が全てだな。走塁に関しては、あれが最善。

ブレイキングバッド全話見た。もう、完璧。完璧すぎるエンディングロードだった。凄い。