終わった




一昨日はスワローズの最終戦で、何だかんだ言って動向が気になって仕方ない俺はyahooの野球速報で経過を確認していたのだが、8回の飯原落球の文字を見て深いため息が止まらなかった。
よりによって1点差の1、2塁の場面でやらかし、しかも間の悪いことに二死だったためランナーは二人とも帰り逆転。そのまま試合は終わりシーズンも終了。この日はスワローズ投手陣の希望の星である小川が投げていて2年連続の二桁勝利がかかっていたのにあり得ない。小川監督の最後の試合でもあるから録画していたが、こんな胸くそ悪い試合絶対見ねーよ。飯原のバーカ。

仕事が終わったあと、家に直行すればセレモニーくらいは見れたかも知れないが、最後の最後まで反省が見えないスワローズの野球にイライラしたのでそんな気もなくし、ゲームを買いに行く。お目当てはエイリアンアイソレーション。海外で7日発売だからまだ入荷してないかなと思ったが、店に電話したらもう入ってるとの事だった。
このエイリアンは個人的にかなり楽しみにしていたゲームで、何が魅力的かって、出てくるエイリアンはたった一体のみでこいつが恐ろしく強い存在であるということ。たった一体の強大な敵から必死に逃げ回るというAAAタイトルにはあまりない尖ったコンセプトにとても惹かれた。セガがローカライズにやる気ないせいで輸入版しか選択肢がないのがつくづく残念。

と言うことで早速エイリアンを始める。積みゲー殆ど終わってなくてかなり中途半端だけど、エイリアン終わるまで中断。しばらくこれに集中する。
で、始めてみたは良いが、全く意味が分からん。どこで何をすれば良いのか謎すぎる。マップを見ればアイコンで示してくれることもあるけど、何かを探す時はノーヒントなので探すのにかなり手こずらされる。
指示も結構飛んでくるし、もちろんその指示は英語で表示されるので意味が良く掴めない。エキサイト翻訳フル稼働。指示がメニューに記録されている時は良いが、会話であれしろこれしろ言われると絶望する。
今のところ3時間くらいやったけど、そのうち半分は何をすれば良いのか分からずウロウロしているだけ。ヤバイ、正直これはクリアーできる気がしない。親切設計だったデッドスペースとは訳が違う。
だから全然進んでないのだが、未だにエイリアンは出て来ず。厳密に言うと出て来たけど見えたのは尻尾だけ。人間が敵として出て来たが、主人公はまだ銃すら持たせてもらえてない。かなり溜めの段階が長い。
というかステルスが難しすぎ。敵がどこにいるのか示してくれるセンサーのようなものが今のところなく、視覚で確認しながら隠れなければならないのが厳しすぎる。更に敵は銃をもってるがこっちは近接武器のみなので見つかったらほぼゲームオーバー。
しかも隠れながらキーアイテム探せとか。どこにあるのかさっぱり分からんし。目的が希薄だとやりにくい。システム系統を司っているパネルを弄れば敵を翻弄できたりするのだろうが抽象的すぎてどう効果してるのかイマイチ良く分からない。
分からないことだらけだが雰囲気は良いので前のめりになる。いつエイリアンが出て来るのかわからないからいつもビクビクしてる。走る時とかすげー緊張する。スイッチを押した時におどろおどろしい音楽が流れた時は、うわこれ絶対来ちゃうやつだよとあたふたした。結局来なかったけど。
かなり苦労しそうだけど、とりあえずクリアー目指して頑張ります。

なんだかんだ録画したスワローズ戦を見る。やっぱり小川監督の監督としての最後の言葉は聞きたい。それにもしかしたら飯原の落球にはやんごとなき理由があったのかも知れないし。難しい打球をスライディングキャッチしようと試みるも弾いてそれをエラー判定されてしまったとかさ。
ヤクルトの良いところだけクローズアップしてあとは飛ばし飛ばし見つつ、問題の場面。
え・・・なに・・・これは・・・えー・・・ちょっと、ドン引き。何度見直しても何故落としたのか理解できない。森岡が多少深追いしているとはちゃんと制止しているし、飯原はボールから目を離していない。余裕をもって落下地点にも入っているように見える。にも関わらずグラブの土手に当てて落球している。意味不明だ。
飯原と言えば、忘れもしない3年前。10年ぶりの優勝が手に届くところまで見えたあの年。終盤に中日に追い上げられて山場となった名古屋での4連戦。その3戦目。9回裏同点、満塁の場面。飯原への浅いフライ。相手は勝負をかけて三塁ランナースタート。確実に刺せるだろうと思ったらまさかのファイブバウンド送球。サヨナラ負けで1ゲーム差にまで迫られ、結局その年は中日に優勝を掻っ攫われた。
あれから3年経ったが何も変わってなかったようだ。もう飯原はこういう選手なんだろうな。ああいうミスは練習でどうにかなるもんじゃないもんな。良い選手なのは間違いないけど、勝負所ではもう起用して欲しくない。
結局これで小川の二桁勝利は消え果てることに。うわガチ切れしてるよ小川さん。不貞腐れてるのが思い切り顔に出てるし。
最後に今年の醜大成で締めてくれたスワローズ。上で最後の最後まで反省がないと言ったが、一度落ちたら簡単には戻らない。今日見せた情けない野球がスワローズの現状なのだろう。個々の選手の力量は12球団でも上位に位置すると思うが、なのに二年連続最下位になるってことはチームとして致命的な問題があるっぽい。これは根が深そう。フロントはやる気ないし、いつ立ち直れることやら。
でも、最後のセレモニーが結構良い感じで、ちょっと感動している自分がいる。小川監督は嫌いじゃなかったな。
監督としては4年だが、選手、スカウト、コーチ、二軍監督、監督と、選手時代の一年を除けば30年以上もスワローズ一筋で貢献してくれた小川監督。長い間お疲れさまでした。