やっぱりゲームは面白い




PS3

・dmc デビルメイクライ

海外の会社が作ったデビルメイクライ。敵との駆け引きは薄くなったがその分手軽にスタイリッシュなアクションが出来るようになっているのが大きな特徴。コンボの引き出しはシリーズ随一。
煩わしいだけで面白味の薄かったパズルが大幅に削除されていて遊びやすいし、世界観と映像のクオリティも凄い。最後の肩透かしな展開にさえ目をつむれば満足度の高いリブート。


・ヒットマン アブソリューション

コンパクトなマップに散りばめられた仕掛けの数は凄まじく、一つの目標に対していくつものアプローチから過程を築き上げられる懐の広さと、仕掛けをピタゴラスイッチのように丹念に組み合わせて成功まで導くパズル的な面白さの両方を兼ね備えた傑作ステルスゲーム。
これほどステルスプレイが楽しいと思えるゲームは中々ないが、セーブ破損バグという致命的な欠点あり。


・プレイステーション オールスターバトル

敵を倒す手段が必殺技しかないスマブラ。これはこれで面白いがスマブラに比べると盛り上がりに欠けるし奥深さもイマイチ。


・デッドスペース3

怪物がただの排除すべき障害物となってしまった普通のアクションシューティング。
前作まではクリーチャーの配置や数にメリハリがありどうすればプレイヤーは怖がってくれるかという意図が感じられたが、今作はどうすればアクションゲームとして楽しめるかというゲームバランス的な側面が強く、怖さを感じる前に矢継ぎ早に現れるクリーチャーをなぎ倒していくことに集中させられる内容だった。新機能である武器の改造とコープを活かすための調整だろうが、この方向性はガッカリ。
でも、とてつもないクオリティで作られているのは間違いなく、SFアクション大作としては凄かった。


・メタルギアライジング リベンジェンス

雷電を主人公に置いたアクションゲーム。
センチ単位でオブジェクトや敵を切り刻める自由斬撃は衝撃的で凄まじい爽快感があるし、アクションも流石プラチナゲームスという出来栄えだが、中途半端にメタルギアに擦り寄ったステルス要素が邪魔でしかなく、しかもそのせいでステージが平坦なものとなり、一本道アクションの醍醐味であるジェットコースター的なめまぐるしさがなくて味気なかった。


・マクロス30

マクロスは知らないがロボットの動きが軽快で、陸地型から飛行型へと変形できたりもするし動かしていて単純に楽しい。フィールドがむやみに広くて解放感があるのもそれを助長している。
でも、ストーリーやキャラがさっぱり分からなくて世界観に入り込めず、すぐ飽きてしまった。


・ファークライ3

動物や海賊が跋扈している島でサバイバルというのは楽しいが、一通りやれることをやったら惰性じみてくるという典型的なオープンワールドゲーム。
ストーリーも海賊のボスが存命な間はそいつのキャラのおかげで面白かったが、退場してからは退屈極まりなかった。


・クライシス3

映像が凄い。それだけ。


・ゴッドオブウォー アセンション

映像が凄い。カメラワークが凄い。スケールが凄い。
最初の一時間が終わると途端に地味で微妙なアクションゲームとなるのは相変わらずだが、このスペクタクルな体験は紛れもなくオンリーワン。映像と演出に長けている海外のゲームの中でもゴッドオブウォーはズバ抜けている。


・ディスガイアD2

オートセーブに対応したのとボリュームが少ないことを除けばいつものディスガイア。それだけに安定して面白いし、ギリギリのゲームバランスのおかげでダレることもない。
パラメータがインフレし始めてさぁこれからってところで終わってしまうボリュームの少なさは残念だった。


・キングダムハーツ 1.5HD

PS2のHDリマスターであるが1080pなだけあって映像の繊細さは凄い。大神の時も思ったがフルのHD映像は本当に綺麗だ。


・プロ野球スピリッツ2013

野球ゲームを買うとまずペナントを始めるが、あーでもない、こーでもないと難易度を調整しているうちに毎回飽きてくる。今回もそうだった。もう買わない。


・バイオショック インフィニット

空中都市のクオリティが凄まじいし、舞台を活かしたアクションも面白い。ヒロインのエリザベスも可愛い。
でも、超能力を使ったパズル的なアクションが弱まったのは大変残念だった。


・ドラゴンズドグマ ダークアリズン

オリジナル版はモンスターのクオリティの一点で押し通したゲームだったが、今作はアイテム発掘によるハクスラとランダム性が強いダンジョンの追加により中毒性の高いアクションゲームへと生まれ変わった。
何回も繰り返して潜ることが前提のゲームバランスもハクスラの面白さを高めていて良いし、モンスターのクオリティは言わずもがなで戯れているだけで楽しい。
このゲームは是非とも続編を作って欲しいな。


・トゥームレイダー

アンチャーテッド並みの演出と映像クオリティを誇りながら一本道だと感じさせない探索要素満点のマップを持ち合わせているとてつもない作り込みのアドベンチャーゲーム。
仕掛けは凝ってるし、ボリュームは満点だし、ストーリーの出来も抜群。隙がない。凄い。


・テラリア

RPGとしてもそこそこ楽しめるが基本的にはクリエイトゲーであり、想像力の乏しい俺はあまり楽しめなかった。


・バイオハザード リベレーションズ アンベールドエディション

ホラー重視に見せかけて全然怖くないバイオ。
でもアクションアドベンチャーとしてはいつも通り面白いので、バイオはもうアクション重視で良いと思う。


・レッドシーズプロファイル

アメリカの無意味に広くて何もない田舎町を強調しすぎなゲーム。マップが広いうえに車の速度が60キロに制限されているせいで目的地まで10分以上かかることがザラにある。これほど探索したくない気分にさせられるオープンワールドというのも珍しい。
サイレントヒルの雰囲気とバイオのシューティングを足して3で割ったサバイバルパートも酷い出来。ストーリーだけは及第点だが他の内容が酷すぎて相対的に良く見えている感あり。


・ラストオブアス

キャラクターの挙動、アイテムの持ち替え、回復やアイテムクリエイト時の仕草など、キャラがいちいちリアリティに乗っ取って動くので全てがもっさり。
でも、そのリアリティがゲームの面白さに繋がっているのが凄い。映像のクオリティがまたリアリティの説得力を高めており、驚異的な没入度を誇る。アンチャーテッドとは違った意味で、究極の体験ゲーム。


・地球防衛軍4

敵のデカさと物量が凄い。それに立ち向かうための武器もまた凄い。
物量とエフェクトはまさに圧倒的で、クオリティという意味ではチープ極まりないが、外連味たっぷりのスケールが詰まった実に日本的なゲーム。フレームレートや処理落ちすらも気にせずひたすら物量とエフェクトだけを重視している豪快さは逞しい。
敵の大群をオンラインを通じた仲間達とEDF叫びながら蹴散らしていくのは爽快だが、初期のオンライン不備は致命的。


・ディスオナード

ステルスゲーム。超能力を駆使してかなり強引に敵を暗殺していくのが面白い。主観視点で固定されているのも緊張感があって良い。


・バイオショック

ゲーム的なお約束、システム、仕様がストーリーのトリックに繋がり、プレイアブルも感情移入を重視した内容で、ゲームとストーリーの融合という意味では相当な完成度を誇る。海中都市の世界観も特徴的だし、クオリティも凄い。
ゲームとしては、レンチを振り回していればどうにかなる安易なゲームバランスなせいで大変つまらなかった。


・魔女と百鬼兵

ごちゃごちゃした画面作りにせいでまともにアクションを楽しむのは困難なのだが、やたらとシステムが詰め込まれていて難易度が高く、無闇やたらにボリュームが膨大でウンザリしてくる。しかも真エンドを見るには更なる面倒な作業をこなさなければならず非常にかったるい。
それでも、ストーリーには強力な推進力があり、真エンドの清々しさはとても良かった。


・ドラゴンズクラウン

最新技術で昔ながらの2Dベルトゲーを作ったらどうなるかというゲーム。結果的に、映像は素晴らしいが、ゲームとしてはつまらないという、ありがちな結末に終わっていた。
ダメな点としてはとにかく画面が見にくい。映像が綺麗なのは結構だが、それよりもゲームとして重要なのは情報が分かりやすくプレイヤーに伝わることであり、本作はそれがまるで念頭に置かれていない。
職業を変えるとクエストやレベルを含めてまた一からやり直しという水増し仕様はジョブチェンジさせる気を失わせているし、同じ事の繰り返しを強制しながら分岐やランダム要素は殆どない。しかも最初のうちはオンラインが出来ないのでコープで誤魔化すことすら不可能。
一周目はテンポの良さとハクスラの面白さでそこそこ熱中できるが、せっかくの豊富なやり込み要素はとてもじゃないがやる気になれなかった。
アップデートが繰り返されているようだけど、どの程度改善されているんだろ。


・キラーイズデッド

須田ゲー。映像は特徴的で良い。でもそれだけ。アクションは単純につまらないし、世界観もどこかで見たような既視感溢れるもの。どこかっていうと、同じく須田っちが作っているノーモアヒーローズなんだけど。


・メトロ ラストライト

少しでも暗闇に紛れば簡単に見失ってくれるアホな敵のおかげで凄く手軽にテンポ良くステルスできるのが楽しいが、画面が暗すぎて眼が死んだ。


・ソニックジェネレーションズ 白の時空

今までのソニックと言えばマンネリ打破のためにあの手この手で余分な要素を付け足して本来の醍醐味であるスピード感を阻害しまくっていたが、15周年記念作である今作はスピードの一点だけを追求し、爽快感に溢れすぎていた。
フィーリングだけでは最高速度を維持するのが難しく、何度もやり直してコースを覚える必要があるが、それ故にスピードを維持できるようになった時のカタルシスは凄まじいものがある。


・パペッティア

人形劇ゲーム。アクションと演出がリンクしているのが特徴で、背景の作り込みも尋常ではなく、雰囲気はかなり良い。
しかしこれは明らかに子供と親が一緒になって遊ぶような作りのゲームで、一人でプレイしていても詫びしいだけだった。


・スプリンターセル ブラックリスト

自分の直感でステルスができるゲーム。
ステルスゲームの欠点というか、俺が気に入らない点は、敵の動きや位置関係の把握を極端なまでに求めてくるところで、一々それを意識しているとテンポが悪くので途中からごり押しプレイになりがちなところなのだが、
このゲームは咄嗟の判断やフィーリングに対応してくれる仕掛けがフィールドのあちこちに設置されており、実にスイスイと自然な流れでステルスプレイができた。


・アーマードコア ヴァーディクトデイ

オンライン重視でありながらクソ仕様満載なせいでロクに機能していなかった前作を見直し、大幅に手直して新作として出された今作。前作でもコミュニケーションがそのままゲーム性に繋がっているシステムはとても面白かったし、最大の欠点であったマッチングの弱さが改善されたのなら相当楽しめただろうが、結局今回は時間がなかったので一切やっていない。また一から仲間集めるの面倒だしな。
オフラインだけでもそこそこ楽しめた。壁蹴りブーストと細かいカスタマイズが楽しい。


・グランドセフトオート5

そこにいるという明確な臨場感を肌で感じ取れる、徹底的に作り込まれたフィールドが凄い。オブジェクトの一つ一つを手作業で作られたこの箱庭には既視感がまるでない。オープンワールドはボリュームと物量を重視されるだけに、どこまで行ってもテンプレートの集合体という域を出なかったが、GTA5はついにその次元から抜け出している。
ゲームとしてはいつも通り薄っぺらな内容だが、この突き抜けた作り込みにはただただ感心するしかない。


・ビヨンド ツーソウル

ゲームで映画を作ろうとしたゲーム。だが、ゲームとしても映画としても中途半端。
本物の俳優やリアリティのあるモーション、次世代レベルの映像は確かに凄いが、このゲームが本当に大事にすべきなのは、どうすれば映画に近付けるかではなく、どうすればストーリーとシステムをリンクできるかというところだと思う。どこまで行ってもゲームはゲームであり、映画には決して敵わない部分があるのだから、ゲームにしかできない部分を突き詰めていくべきだった。


・アキバズトリップ2

まぁストリップフェチの心は満たしてくれるよね。俺は秋葉原の街を期待していたんだけど。


・ライトニングリターンズ ファイナルファンタジー13

皆が考えるFFらしいFFの姿とは色々あるだろうが、本作こそがFFの真骨頂であると、俺はそう思う。


・アサシンクリード4 ブラックフラグ

海外のゲームの悪い所と良い所がはっきりくっきり現れているとても分かりやすいゲーム。
映像は凄い。スケールはハンパない。ボリュームもヤバい。でも、ゲームとしては全然面白くない。
海賊を舞台にしたゲームは貴重であり、宝探しや海戦や島への上陸など、大航海の醍醐味が一通り押さえられ、しかもそれが超絶クオリティで体験できるのだから海賊ごっこがしたい人にはうってつけ。俺がまさにそう。


・グランツーリスモ6

あんまりやってないので何とも言えないが、ドライバー視点での運転は相変わらず楽しい。


・バットマン アーカムビギンズ

分かっていたことではあるが、やってることが前作から全然変わらない。
確かに前作のアーカムシティは傑作であったが、あまりにも代わり映えしない内容にすぐ飽きてしまった。


・ドラッグオンドラグーン3

まだ数時間しかやってないが、アクションは無双並みの連打ゲーでつまらないし、RPGとしての要素は装備集めくらいしかないし、ストーリーも無理して過激にやってるなぁ程度でそんなに面白くない。一本道のミッション制でテンポ重視の構成なのに、ロードが長いのも大きな欠点。既にヤバい空気が充満している。
流石にこの調子が最後まで続くことはないだろうが、たとえアクションの難易度が上がって連打ゲーでなくなったとしても、カメラと処理落ちが酷いのであまり楽しめる気がしない。


WiiU

・ワンダフル101

大神のシステムを進化させたアクションは傑作。だが、ゲームの半分がシューティングとかシューティングとかシューティングで埋められていて、しかもあまり面白くないし、率直に言ってウザい。
結果的にボリュームは凄いことになっているが、アクションゲームで無駄に長くてもあまり嬉しいことではなく、そのせいで何周も遊びたいという気分にならなかった。


・ゾンビU

タブレットを活かせと散々喚き散らしながら、実際タブレットの機能を使ったゲームをやると単に面倒なだけで煩わしいと感じてしまう矛盾。結局、タブレットのポテンシャルはそんな程度なのかも知れない。


・ゼルダの伝説 風のタクトHD

面倒くさいいつものゼルダ。でも面白い。HD化された映像も凄い。


・レイマン レジェンド

スクロールアクションとして極めて高い完成度を誇っているが、ゲームの半分を占めるタブレットを活用したステージが苦痛で仕方なかった。タッチならではの仕掛けの面白さよりもどうしても面倒が先立つ。
テレビの画面から一旦目を離さないとならないのは小さくないウィークポイントだなぁ。


・ソニック ロストワールド

360度余すところなくギミックが詰め込まれたパイプコースと段差や壁をよじ登れるパルクールアクションにより今まで以上にルート開拓の幅があり、やり込みは強い。
イライラする要素は満載だが、それだけにスピードに乗った時の解放感は凄い。


・スーパーマリオ3Dワールド

面白い。任天堂のバランスコントロールとギミックのアイディアには本当に感心させられる。2Dマリオが3Dになっただけという感覚は拭えないが、ギミックがコンパクトに詰め込まれているだけあってテンポは良いし遊びやすい。分身や猫など、マリオの変身アクションもユニークで良かった。


3DS

・ドラゴンクエスト7 エデンの戦士たち

今までPS版を神ゲーのように崇めていたがそれは単なる懐古補正であったことに気付かせてくれたリメイク作品。オリジナル版よりかなり簡易化されて遊びやすくなっているにも関わらず、随所に充満しているかったるさに悶絶せざるを得なかった。
昔はこれより遥かにテンポが悪くて不親切だったPS版を4周もしていたのが信じられない。あの頃はやるゲームがドラクエくらいしかなかったからなぁ。


・真女神転生4

いつでもセーブ機能とお金リトライのおかげでクリアー出来てしまった。アトラスのゲームを自分一人でクリアーしたのはこれが始めて。途中で放り投げてしまうくらいの鬼畜さに期待していたのにある意味肩透かしだった。
それに、いつでもセーブ機能は明らかに女神転生のゲーム性と合っていないと思う。


・逆転裁判5

4の失態で長いインターバルを置かざる得なくなった逆転裁判シリーズ。
しかし、7年ぶりの新作となる本作は黒歴史である前作から逃げなかった。4の設定を引継いだ上に補強し、オドロキの成長も描き、突然変異したナルホドウも違和感のないようにまとめ、その上で逆転裁判らしい魅力を詰め込み、裁判や弁護士の本質にまで迫ったストーリー展開はお見事。今作にてようやく逆転裁判は仕切り直せた。


・モンスターハンター4

立体的なステージとジャンプアクションの面白さを3DSの操作性の悪さが全て台無しにしている。どう考えたって3DSでやるべきゲームじゃない。今作はカメラ移動が激しいのだから右スティックの存在は必須。もっと言えば、3DSクオリティによる映像も残念極まりない。
マーケティングを考えれば3DSしか選択肢がないのは確かにその通りだが、モンハンほどの大型タイトルが、本来のポテンシャルを発揮できないままくすぶっているのは悲しい。


・ポケットモンスターX

新しい要素を取り入れた意欲作ということだが、基本的にはいつものポケモンで安定した内容なのでいつも通り面白かった。でも予定調和に面白い任天堂のゲームはもう飽きた。


VITA

・テラウェイ

VITAの機能をふんだんに取り入れたゲーム。プレイヤーを神様神様と持ち上げてくれるのが気分良い。


今年も50本近くゲームを買った。社会人になってもゲームはやめられない。