いつものやつ





・メタルギアソリッド5 ファントムペイン発表

はい、そういうわけで、コジマプロダクションから発表されていたメタルギアソリッドグラウンドゼロズとファントムペインが合体して、メタルギアソリッド5ファントムペインとなりましたー。パチパチパチパチ。
てっきりファントムペインをメタルギアではない新規タイトルだと勝手に思い込んでいた俺としてはガッカリな事態であるが、色んなアイディアを使って盛り上げようとしてくれる小島監督のサービス精神は好感が持てる。メタルギアもゲーム性自体は好きではないが、小島監督の遊び心が随所に現れているのがとても愉快なので楽しめてしまう。
今作はオープンワールドのマップを目玉としており、バランス調整が重要なステルスゲームと決して相性が良いとは思えない組み合わせであるが、何でもありなのがオープンワールドの特徴の一つであり、小島監督のサービス精神は更に発揮されていそうで期待がもてる。


・戦国バサラ4発表

見た目や舞台やアクション的に、無双と酷似しているように見えて仕方ないのだが、実際のところどうなのかはやったことがないので分からない。
無双の良さは、細かいことは一切考える必要のない手軽なアクションと何千という敵を倒す見た目の面白さ、そしてそれが組み合わさることで生まれる単純明快な爽快感であるが、あのカプコンが単純でキャッチーなだけのアクションゲームを作るとも思えないので、とりあえず買ってみるか。だってカプコンのアクションは面白いからな。
2014年発売予定。


・バトルフィールド4発表

バトルフィールドの新作。正式には発表されてないが恐らく出るであろう次世代機のバージョンがどれだけの映像クオリティなのか気になる。と言うか、どれだけ建物が派手に壊せるか気になる。
リアルタイムにどでかいビルを炎上させられるくらいの臨場感が次世代機では可能になって欲しい。
2013年秋発売予定。


・ラグナロクオデッセイエース発表

据え置きで出るらしいのでちょい気になる。何故かVITA版が先行販売だけどさ。
vita版は7月11日発売予定。


・エスカ&ロジーのアトリエ発表

毎年お馴染みのアトリエ新作。
今まで通り調合のスケジュール管理重視なら買わないかな。メルルとアーシャをやったけど、何周もやり込まない俺は適当に調合して適当にクリアーして終わってしまうので楽しめなかった。RPG重視のアトリエなら買う。
6月27日発売予定。



・デッドアイランドリップタイド

ゾンビに囲まれた舞台を生き抜くというゲーム内容は良いが前作はフリーズとデータ破損のせいで全て台無しだったので、今作はそこが改善されていることを祈る。
とは言え、改善されていようがこういうゲームはいまいち楽しめないのがようやく身に染みたので多分買わない。
2013年夏発売予定。


・メトロ ラストナイト

汚染され荒廃した土地が舞台という「またか」と言いたくなるような設定ではあるが、明らかにこのゲームは他と一線を画しているように見える。
何故だろう。いまいち明確な答えは分からないが、このゲームの原作がロシア人の小説家によって書かれたものだからだろうか。暗くて寂しくて陰気で辛気臭い雰囲気を意図せず自然と出せてしまうのがロシアの特性であるが、今作はそれが如何なく発揮されているように見える。
2013夏発売予定。


・地球防衛軍4

地球に襲撃してくる怪物をなぎ倒していくゲーム。開発はサンドロッド。
サンドロッドの特徴は、フレームレートや処理落ちの問題を無視してひたすら怪物を詰め込みまくるところにあるが、今作もどれだけカックカックでハッタリめいたゲームプレイを体験させてくれるか楽しみ。センスなど一切感じない、直球すぎる怪物のデザインも魅力的。
7月4日発売予定。


・読書の話

『クリスマス・テロル』佐藤友哉

認める。佐藤友哉は、ある一点に関しては本物の本物だ。その一点とは、お客に金を払わせて買って貰う立場である商業小説で、ブログ感覚に自分の書きたいことや思っていることをそのままぶちまけてしまう厚顔無恥な面の皮の厚さだ。物語全体がそもそも作者の自意識の塊であるが、まさか結末まであとがきめいた自分の叫びで締めくくるとは。ここまでくると畏敬の念すら湧く。
自分だけが分かればそれで良いという作品を書いておきながら、自分の作品が世に受け入れられない事に不満を抱いている矛盾。この作品内で語られているのはたったそれだけ。
文学は個性を受け入れるが、ここまでミクロな視点で語ろうとする小説家は恐らく彼だけだろう。あまりにも狭すぎる視野はとことんリアリティを排除した作者だけの世界を作り上げ、外に晒されず行き場をなくした独りよがりな感情は暴力的パッションに変貌している。
書きたいことを書きたい。自分の作品を世の中に広く受け入れて貰いたい。彼の願いはあまりに浪漫に満ちた無謀で儚いものであり、決して達成されることはないだろうが、それが執筆の原動力になっているのであればむしろそのままの方が良いのかもしれない。


『終点のあの子』柚木麻子

少女たちの繊細な心境を機微に捉えた小説。そこに描かれているのは、狡猾で弱くて自分勝手で他人のことを思ってやれない少女の姿だ。
平凡な希代子は自分の感情を他人に理解させようとして狡猾に動き回るし、自分に自信のある朱里は傲慢で常に人を見下しているし、常にヒエラルキーを気にしている恭子はブスでオタクな早智子と一緒に過ごすことに安らぎを覚えつつも周りの目を気にして一緒にいることに後ろめたさを感じ突き放してしまうし、文学少女でやおい好きな早智子は飾らない性格故に恭子のコンプレックスに気付いてやれない。
自分らしく生きたい、周りに良い目で見られたい、自分の気持ちを相手に分かって貰いたい。彼女らの想いはそれぞれだが、共通しているのは自分の居場所を守りたいということ。彼女らは決して悪い人間ではない。自分の居場所を守るために必死で、プライドが高い故にそのための手段が幼稚なだけだ。
ほんの少し勇気を出して、自分を曲げれば、他人の目を気にしなければ、相手の事を理解してやれば、物事は解決するのに、それが出来ない少女の弱さに心苦しくなる。ちっぽけなプライドに縋って自分を更に苦しめてしまう少女の切なさに心が痛む。
分かる。他人から見ればどんなにしょうもなくて馬鹿馬鹿しいプライドでも、それは自分の縋る寄る部であり、それを捨て去るという行為がどれだけ勇気と覚悟が必要なことなのかは痛いほど分かる。しかし、プライドとプライドのぶつかり合いはすれ違いしか生まない。
この小説は全編に渡って、プライドという名の自分の寄る部を守るのに必死な少女たちのそれぞれの想いが交錯し、息苦しいすれ違いの数々で埋められているが、
最後に、またも自分を曲げなかったことで大切な友人を失いそうになった朱里が、精一杯の勇気を振り絞って謝りに行ったエンドは希望に満ち溢れていて、とても爽やかな気持ちにさせてくれた。


・映画の話

『007 スカイフォール』

この手のスパイアクションは全てが主人公のスタイリッシュさを引き立たせる為のパーツでしかなく、それ故に娯楽として分かりやすく楽しめてもそれ以上の深さはなかったのだが、
今作は敵キャラがかなり魅力的に撮られており、ボンドと互角以上のキレものっぷりを見せてくれるのでまずそれだけで話に緊張感があるし(ただし中盤まで)
彼はMを憎んでいるのだが、恨みからくる憎しみではなく、愛しすぎる故の憎しみであり、単純な復讐ものとしていないのも良かった。
また、おいおいそこに触れるのかよ、と言いたくなるようなメタ的な視点から物語が捉えられているのも面白く、今まで椅子に踏ん反り返って指令しているだけだったクソババアのMが陥れられるという展開にはとても晴れやかな気持ちになる。挙句、敵をおびき出すための餌として使われているのも良い皮肉。
しかしまぁ、スナイパーに撃たれて数百メートルの高さから落下したのに何事もなくボンドが復活したのにはもはやお約束なので特に驚くこともなかったが、無事だった理由を「え、何で?わざわざ説明いるの?だって僕らのスーパーヒーロー、ジェームズボンドは不死身でしょ?」で通しているのには笑ってしまった。まぁ確かにそこに突っ込むのは野暮でしかないので、ジェームズボンドだから、以外の理由は必要ないわな。


『アルゴ』

反米感情が高まってアメリカ人狩りが横行しているイランから、取り残されたアメリカ人6人を救出するという、実話に基づいた話。
実話に基づいてるだけあって等身大の臨場感があり、緊迫感が伝わってくる。ところどころ実際の映像を差し込んでいるのも効果的。最後の最後に現実離れしたわざとらしい演出に興醒めしたことを除けば、スリリングで面白い映画だった。


『イエスマン』

どんな頼みや誘いも素っ気なく断っていた主人公が、セミナーをキッカケにイエスマンになり、何にでもイエスと言ってるうちに人生が良い方向に進むようになったという話。
前向きに行動していればどんな小さな変化からでも可能性は生まれるという事を、ジムキャリーの演技とコメディタッチなノリで面白おかしく教えてくれるポジティブな映画であるが、それだけに話は収まらない。
思考停止して何にでもイエスと言うことを是とせず、時には悩んで自分の本心の答えを出すことこそが大切だと説いていて、素晴らしくバランスの取れた話だった。主人公以外のイエスマンが最後酷い格好をしていたのはとても面白いアイロニー。


・ヤクルトの話

ここまで4-3。バレンティンと川端を欠いてることを考えれば上出来な成績であるが、打線の弱さと中継ぎの貧弱さを、先発の頑張りと相手打線の弱さに助けられているだけのような気もする。
しかも館山の長期離脱は避けられそうになく、ひっそりと由規も今季絶望で、早くも青息吐息なスワローズ。どうして毎回こうなのか。
しかし、怪我人が多いということは逆に考えれば新しい人にチャンスが与えられるという事であり、そこで新戦力の芽が出てくれれば怪我の功名。新しい力に期待してる。