雪山日記。ネタバレ注意。
プロローグ終了まで




“事の始まりは今から300年前に遡る。
エイリアンの遺物と推定される建造物、ブラックマーカーは、地球のメキシコ湾で発見された。無尽蔵のエネルギーを生み出すその物体は、ある者には心惑わす幻を見せ、ある者には心狂わせる凶器を芽生えさせ、そして生ける屍ネクロモーフへと変異させた。
しかしブラックマーカーが引き起こした災厄は隠蔽され周知されることはなかった。事実は歪められ、今日においてもマーカーは聖なる神の遺物として語り継がれている。精神と肉体の安息、あらゆる者に救いをもたらす鍵として。

ブラックマーカーの事件から100年の月日が流れ、人類は深刻な資源不足により存亡の危機にまで陥っていた。追いつめられた人類はブラックマーカーの力を用いようと複製を試みるが、複製の成功によりもたらされたのはかつての惨劇の再来だった。
だが、人類はある方法によってマーカーの破壊に成功する。そのあと、マーカーの複製を禁忌として宇宙の果てに葬り去った。

それから200年後、USGイシムラが偶然にも打ち捨てられたマーカーの複製を発見し、活動を再開させてしまう。再び惨劇は繰り返された。
その惨劇の中で唯一生き残ったのがエンジニアのアイザック・クラーク。だが、その際彼は頭の中にマーカーに関しての膨大な情報が植え付けられてしまった。地球政府はアイザックを拷問して情報を聞き出し、マーカーの製法を確立してしまう。

その後、各地にマーカーは建設され続け、徐々に毒牙を広げていった。
マーカーを創り、そして破壊出来る能力を持つ唯一の人間であるアイザックは、惨劇の再来がもうすぐそこまで来ていることを悟りながらも、人目を忍んで落ちぶれた生活を送っていた。とうに彼一人で背負いきれる問題ではなくなっていたのだ。

だが、希望がなくなった訳ではない。200年前に人類はマーカーを一掃することに成功しているのだ。その方法を見つけさえすれば、この事態を打開出来るかもしれない。その鍵は、雪と凍りに覆われた豪雪吹き荒れる惑星にあると言われている。”


デッドスペース3のプレイ日記を始めます。
デッドスペースと言えば、グロい・キモい・怖いの三拍子がそろったホラーアドベンチャーゲームで、特にバイオレンスな描写が強調されているのだが、あまりにグロくて日本で発売禁止となっているのは有名な話。
そんなコワグロキモいゲームなのに、類いまれなる精神力を持つ俺は、前作のデッドスペース2をあっさりクリアーしてしまったんだよね。どれぐらいあっさりかと言うと、セーブ地点を見つけてはやめるを繰り返して、ようやく終わったと思ったら始めてから一ヶ月経っていたくらいあっさりだった。
前作で心が死にそうになった俺だが、懲りずに海外版を買ってしまった。ホラーとしてはもちろんのこと、このゲームはアドベンチャーとしても大変レベルが高くて面白いのだ。
しかし最後まで続けられる自信がないので、今回もプレイ日記をつけながらプレイしていこうと思います。いつも通りネタバレしまくりです。英語は全く分からないので、wikiに載っている翻訳を参考にしています。難易度はハード。


ー200年前、雪が降り積もるある惑星にてー

「アルファー第9分隊応答せよ。こちらウィスキー第250分隊です。セラーノ博士、応答願います!」

「ティムか!?よく無事だったな!見つけたのか?」

「見つける?何をですか?いったい何を探せば良いんですか!?」

「聞け!行き先はこちらで指示する。それを辿れ!その先の不時着した宇宙船の中に50センチくらいのシリンダーがあるはずだ。とにかく急いでくれ!聞こえ・・てる・か?・・すべて・・お前の・・・手にかかって・・・必ず見つけ・・・」

「何ですって?よく聞こえません・・クソッ!無線がイカれてやがる」

ティムが調査しているこの惑星の名前はタラヴァンニス。激しい豪雪が吹き荒れ、周りは全て雪で覆われている。
プロローグの主人公を演じるのはティム。冴えない顔をした若者だが、博士によると彼の手に地球の未来がかかっているらしい。
R3ボタンを押して博士から送信された目的地までの道筋を示す。英語が読めなくてもこのゲームはラインで行き先を示してくれるので楽ちん。それを頼りに吹雪の中を突き進んでいく。
ティムの装備はアーマードスーツと弾薬が尽きたサブマシンガンのみ。今敵に襲われたらどうしようもないな。しかし一応銃を構えながら進んでいく。デッドスペースはいつどこから敵が現れるのか全く予測がつかないので気を抜けない。

炎上している宇宙船を発見。しかしハッチは凍りついているのか閉まっていて開きそうもない。辺りを見回すと緑の箱を発見。壊すと中から弾薬が出てくる。
サブマシンガンに弾を込め、ハッチを打ち抜く。するとロックが外れハッチが開いたのと同時に中からヌッと人が現れ倒れ込む。彼の背中にはツルハシが突き刺さっていた。このツルハシの持ち主は彼の背後から出てきたゾンビに間違いない。早速お出ましか。
ゾンビがティムを発見し向かってくる。着ている服から見るに、船の団員か。ネクロモーフと種類が同じなのかは分からないが、あいつらよりも動きが素早い。しかも弾を当てても中々怯んでくれないので焦る。
しかし手足が弱点なのは変わらないようで、脚を撃って跪かせ、腕を撃ち落とすと動かなくなった。

船の中に入る。中は荒れ果て薄暗い。瓦礫の中からゾンビが出てくる。それに対処していると更に奥からゾンビが。ヤバい。普通に怖い。未だにデッドスペースをやっている時は頭が真っ白になってまともに動けない。
それでもなんとか切り抜け、コクピットに到着。操縦席に死体があるが、これ動かないよね?あいつらは死んだふりが得意だからな。
ティムは操縦席に置かれているシリンダーを発見する。

「博士ありました!対象を発見!・・・な、なんだ!?」

報告と同時に船が傾き崖の斜面を下りだす。ティムはシートにしがみ付いていたがコクピットは次第に剥き出しとなり、船から投げ出される。投げ出される直前、スーツ内部に装備されているファストロープを船体に取り付けて固定。見事斜面に着地し、船体を引きずる格好となりながら崖を下っていく。

「ティムどうした!?何があった?」

「色々あって船から投げ出されて崖を下っています。でも安心してください。例の物は確かに手に入れました」

「古文書だ!それこそこの事態を解決出来る唯一の鍵なんだ!それを持ってまっすぐ格納庫にこい!誰にも邪魔されるな!」

斜面を下っていた船は完全に破壊され、ロープも外れてしまう。ティムは背中から崖を滑り落ちる格好となったが、それよりもまずいことに船の残骸がもう目の前まで迫っている。どうすんのこれ?
と思っていたら動かせるようになっていて、ハンドガンで残骸を撃ちまくる。すると真ん中の部分がくり抜かれ、ティムはちょうどその隙間を通過し、崖から放り出される。なんちゅうド迫力だこれ。ハリウッド顔負けの演出だな。

崖から放り出され起き上がったティムの目の前にあったのは、首を吊った同僚たちだった。周りに同僚の屍が大量に転がっている。だからこれ動き出さないよね?

「若き兵士がまた一人・・・潔く皆揃ったな」

偉そうなおっさんが現れる。ティムの他に生存者いたんだ。

「マハード将軍!」

ティムが敬礼する。あー確かに将軍って顔してるな。部下を鉄砲玉としか見てなさそうな将軍って顔。

「将軍、セラーノ博士はどこに?」

「アール・セラーノか?あの腑抜けに何か用かね?」

「あの、博士がこれを持ってこいと言ったんです。まだ時間はあると・・・そうなんです将軍聞いてください!これを博士に持っていけば解決するかもー」

「戯れ言だ、若造!目を覚ませ!既に我々に残された手段は一つしかない。愛する地球、そしてソブリンコロニーの事を考えれば、正しい選択肢が見えてくるはずだ」

頑固で傲慢で思い込みが激しい。こいつが地球の存亡をかけた部隊の将軍とは泣けるな。

「若造。君は地球が愛しいか?君は、ご両親を愛しているか?」

「は、はい、マハード将軍。もちろんです」

「そうか・・・その言葉を聞けて安心したよ」

マハードはティムの頭を撃ち抜いた。彼はシリンダーのコードを弄り、人類の唯一の希望とされるデータを削除してしまう。
国旗を見上げて敬礼するマハード将軍。間もなく、彼は自分の頭も撃ち抜いた。
今日はここまで。