趣旨が完全に変わってるが、気にしない
前回からの続き。
当初の目的は、vitaの購入で悩める俺自身のために、ハードをどのタイミングで手に入れてきたのか確認するだけの記事だったが、
良く考えたら殆んどが親から買い与えられた物で、自分で購入したハードが殆んどないことに気付き、有らぬ方向に内容が飛んで全く趣旨が変わっていたが、
特にネタもないので、前回から引き継いで、ここからは単純にそのハードでプレイした中で印象に残ったゲームを挙げていきます。
・プレイステーション2 その2
話は前後するが、中学生の頃まではドラクエやパワプロばかり猿のようにやっていた。
今の飽きっぽい俺からは考えられない事だが、それしかやるゲームがなかったんだよな。
『実況パワフルプロ野球10』
マイナーチェンジを繰り返しつつ、進化したり退化したりしているパワプロ。
奥深さは全くないが、その分カジュアルに野球ゲームを楽しめる。プロスピに出会ってからは、パワプロなんてやるのバカバカしくなったけどね。
10には、マイライフやOB選手と対決出来るモードが新たに加わり、これが中々面白かったので、比較的良いパワプロだと思う。
これは買ってもらってから、プレステ2が壊れるまでは延々とやってたな。
『ドラゴンクエスト7』
母親が極度のドラクエ好きで自分がやりたいために買ってくるので、クリスマスや誕生日などの権利を行使することなく遊ぶことが出来た数少ないゲーム。
叩かれることが多いドラクエ7だけど、7はドラクエの中でもかなり堀井テイストが強かったと思うね。
敵やキャラのパラメーターは勿論のこと、商店での価格、ダンジョンで手に入るアイテム、魔法のMP消費量、エンカウントのアルゴリズム。
ドラクエの生みの親である堀井氏が、毎回徹底して力を入れているのがゲームのバランス調整。
変わらない安心感だけがドラクエの魅力ではない。ドラクエの真骨頂は、メリハリのある展開を実現しているゲームバランスにある。
特にドラクエ7ではそれが顕著に現れており、堀井氏がパラメーターを1の単位にまで拘り徹底して作り込もうとした結果、
開発が長引き、それに業を煮やしたエニックスが勝手に発売時期を世間に公表してしまい、開発側とぎこちない空気になってしまったという逸話があるほど。
結果として7は、無駄にボリュームだけ増した時代遅れも甚だしいRPGになっており、中でも古臭いCGには失笑させられたが、堀井氏の拘りだけは強く感じられる作品になっていた。
俺はそんな7が大好きなんだけどね。
『ドラゴンクエスト8』
結局ドラクエ7は4周遊んで、その最中にドラクエ8が発売されたんだが、あまりの突然変異っぷりに衝撃を受けたな。
2Dから3Dへと変更されたグラフィック。
これにより全てが一新されたと言っても過言でないほど周りが新しく見えたが、その中でも特に違ったのは臨場感。
フィールドやダンジョンの密度。俯瞰視点から後方視点に変わったことによる景色の広がり。PS2にハードを移してようやくだが、3Dの魅力である、空間の広がりを存分に発揮させていた。
俺としてはドラクエ8で初めて3D化されたRPGをやったということで、その感動は計り知れなかった。
最初の街の入り口でドラゴンアックスに追いかけられた時の恐怖。どんどん街が遠ざかって見えなくなっていく孤独感。山の向こうへと夕陽が沈んでいく壮観な景色。
もうとにかく探索してる時の高揚感が全然違うんだよね。ある意味今までのゲーム人生で一番衝撃を受けたゲームかも知れない。
そしてこれだけ見た目が変わっているのにプレイ感覚は間違いなくドラクエ。
敵は程よく強くて苦戦させられ、買い物は微妙にお金が足りなくて何を買うか悩まされるし、MP管理のサバイバル感も健在。
要はドラクエの根底を支えている、堀井氏のバランス調整が本作も如何なく発揮されているので、3Dになってもドラクエ特有の面白さはきっちり引き継がれているのだ。
ただ、ラスボスが弱いのは不満。
ここからかなり空白の期間があって、ファイナルファンタジー12をやるまでゲームにのめり込むことはなくなる。
12をやってから一気にFFシリーズを制覇することになるんだが、FFについては随分前に散々書いたからもう良いや。つい最近も鬱陶しいくらいに語ったし。
『モンスターハンタードス』
皆大好きモンスターハンター。
巨大なモンスターを倒しに行くというのは絵的に面白く、また、アクションを作らせたら一流企業であるカプコンが開発しているため、アクションゲームとしての根本の完成度は高く、
当時からかなりのポテンシャルを秘めたゲームだったのだが、煩わしい要素や高すぎる難易度が目立ったせいで、コアゲーマー以外は手を出しにくい内容だった。
難易度を大幅に下げ、面倒な要素は徹底的に取り除き、アイテムを調達し易くして、協力プレイにフィーチャーさせたポータブルが爆発的に流行ったことを考えると、手軽に出来て持ち寄りやすい携帯機と相性が良いのは確か。
しかし、大画面の中で駆け回る巨大なモンスターの迫力におののき、圧倒的な強さの前にひれ伏したくなるような、ドスのゲーム性も俺は好きだった。ドスランポスにさえ、30分くらいかけてやっと倒せたのが懐かしい。
防具のアップグレードに素材が必要だったり、季節によるクエストの制限があったり、飛竜が飛んでばかりのアルゴリズムだったりと、
かなり鬱陶しい要素も多かったけど、モンスターを倒した時の達成感と充実感はシリーズ随一なのは間違いない。
ちなみに、モンハンドスをやってる最中にプレステ2が壊れました。発売日に購入してから実に6年半ぐらい経った頃だった。
と言うわけで、次のハードに行きます。
・ゲームキューブ
キューブが発売された頃、キューブを下さいとサンタさんにお願いするも、何故か母親がそれを却下し、やっぱりサンタさんの正体は親だったんだなと再確認した俺だったが、
その年のクリスマスのプレゼントが却下されたはずのゲームキューブで、あれ?もしかしてサンタさんは本当にいるのか?と再び純真な心を取り戻すやた少年でしたとさ。
しかし、せっかくキューブをプレゼントを手に入れたのに、ゲームは『モンキーボール』と『カービィのエアライド』だけ買って終わった。
その頃はPS2にもカジュアルゲーが結構存在し、サルゲッチュやジャックxダクスターとかやってるうちに、マリオの存在感が薄れていたとか、
マリオと言えばお子ちゃまというイメージがあって、ちょっと大人びたい年頃だった俺は、あえてそれを選ばなかったとか、色々理由はあるけど、とにかくゲームキューブは結局あまり起動させずに終わった。
従って、印象に残ってるソフトはない。
・ニンテンドーDS その1
PSPがスペックに特化させていたのに対し、DSは性能こそ低いものの、二画面やタッチスクリーン、マイクなど、携帯機ならではのガジェットをふんだんに取り入れた、携帯機としてある意味理想的なハードだった。
今までの携帯機はただ持ち運べるというだけで、それ以外に据え置きに比べて何ら付加価値がなく、手軽にやれることぐらいしか正直価値が見出せなかったのだが、
携帯機ならではの機能を多く取り入れたDSでは、そのガジェットを活かしたソフトが次々に生まれ、ただ手軽に遊べるだけでなく、携帯機でしか出来ない体験を提供してくれた。DSは携帯機として素晴らしいハードだよ。
そう考えると3DSもスペックよりガジェットを重視していて、携帯機として身の丈にあったハードだと言えるけど、
vitaが携帯機の弱点を解消しつつ、携帯機としてのオリジナリティを取り入れてPSPより格段に進化していることを考えると、
邪魔でしかない裸眼3Dとその3Dと相性の悪いジャイロを加えて、あとは少しだけマシンパワーをアップグレードさせただけの3DSはどうしても見劣ってしまう。
話をDSに戻すが、俺自身は09年になってようやくDSを購入した。
それまでは弟がDSを持っていたので、それにあやかって、と言うか、明らかに弟の使用頻度を突破する勢いで使わせて貰っていた。
『逆転裁判4』
今振り返ると、成歩堂君の豹変っぷりがおかしくて仕方ないし、トリックが破綻しまくっている気もするが、4が逆転裁判初体験の俺はそんなこと気にすることもなく、
ユニークなキャラの掛け合いや裁判システムが逸品で、夢中になって遊んでいた。
携帯機オリジナルタイトルの中で、一番気に入ったシリーズ。
続く
当初の目的は、vitaの購入で悩める俺自身のために、ハードをどのタイミングで手に入れてきたのか確認するだけの記事だったが、
良く考えたら殆んどが親から買い与えられた物で、自分で購入したハードが殆んどないことに気付き、有らぬ方向に内容が飛んで全く趣旨が変わっていたが、
特にネタもないので、前回から引き継いで、ここからは単純にそのハードでプレイした中で印象に残ったゲームを挙げていきます。
・プレイステーション2 その2
話は前後するが、中学生の頃まではドラクエやパワプロばかり猿のようにやっていた。
今の飽きっぽい俺からは考えられない事だが、それしかやるゲームがなかったんだよな。
『実況パワフルプロ野球10』
マイナーチェンジを繰り返しつつ、進化したり退化したりしているパワプロ。
奥深さは全くないが、その分カジュアルに野球ゲームを楽しめる。プロスピに出会ってからは、パワプロなんてやるのバカバカしくなったけどね。
10には、マイライフやOB選手と対決出来るモードが新たに加わり、これが中々面白かったので、比較的良いパワプロだと思う。
これは買ってもらってから、プレステ2が壊れるまでは延々とやってたな。
『ドラゴンクエスト7』
母親が極度のドラクエ好きで自分がやりたいために買ってくるので、クリスマスや誕生日などの権利を行使することなく遊ぶことが出来た数少ないゲーム。
叩かれることが多いドラクエ7だけど、7はドラクエの中でもかなり堀井テイストが強かったと思うね。
敵やキャラのパラメーターは勿論のこと、商店での価格、ダンジョンで手に入るアイテム、魔法のMP消費量、エンカウントのアルゴリズム。
ドラクエの生みの親である堀井氏が、毎回徹底して力を入れているのがゲームのバランス調整。
変わらない安心感だけがドラクエの魅力ではない。ドラクエの真骨頂は、メリハリのある展開を実現しているゲームバランスにある。
特にドラクエ7ではそれが顕著に現れており、堀井氏がパラメーターを1の単位にまで拘り徹底して作り込もうとした結果、
開発が長引き、それに業を煮やしたエニックスが勝手に発売時期を世間に公表してしまい、開発側とぎこちない空気になってしまったという逸話があるほど。
結果として7は、無駄にボリュームだけ増した時代遅れも甚だしいRPGになっており、中でも古臭いCGには失笑させられたが、堀井氏の拘りだけは強く感じられる作品になっていた。
俺はそんな7が大好きなんだけどね。
『ドラゴンクエスト8』
結局ドラクエ7は4周遊んで、その最中にドラクエ8が発売されたんだが、あまりの突然変異っぷりに衝撃を受けたな。
2Dから3Dへと変更されたグラフィック。
これにより全てが一新されたと言っても過言でないほど周りが新しく見えたが、その中でも特に違ったのは臨場感。
フィールドやダンジョンの密度。俯瞰視点から後方視点に変わったことによる景色の広がり。PS2にハードを移してようやくだが、3Dの魅力である、空間の広がりを存分に発揮させていた。
俺としてはドラクエ8で初めて3D化されたRPGをやったということで、その感動は計り知れなかった。
最初の街の入り口でドラゴンアックスに追いかけられた時の恐怖。どんどん街が遠ざかって見えなくなっていく孤独感。山の向こうへと夕陽が沈んでいく壮観な景色。
もうとにかく探索してる時の高揚感が全然違うんだよね。ある意味今までのゲーム人生で一番衝撃を受けたゲームかも知れない。
そしてこれだけ見た目が変わっているのにプレイ感覚は間違いなくドラクエ。
敵は程よく強くて苦戦させられ、買い物は微妙にお金が足りなくて何を買うか悩まされるし、MP管理のサバイバル感も健在。
要はドラクエの根底を支えている、堀井氏のバランス調整が本作も如何なく発揮されているので、3Dになってもドラクエ特有の面白さはきっちり引き継がれているのだ。
ただ、ラスボスが弱いのは不満。
ここからかなり空白の期間があって、ファイナルファンタジー12をやるまでゲームにのめり込むことはなくなる。
12をやってから一気にFFシリーズを制覇することになるんだが、FFについては随分前に散々書いたからもう良いや。つい最近も鬱陶しいくらいに語ったし。
『モンスターハンタードス』
皆大好きモンスターハンター。
巨大なモンスターを倒しに行くというのは絵的に面白く、また、アクションを作らせたら一流企業であるカプコンが開発しているため、アクションゲームとしての根本の完成度は高く、
当時からかなりのポテンシャルを秘めたゲームだったのだが、煩わしい要素や高すぎる難易度が目立ったせいで、コアゲーマー以外は手を出しにくい内容だった。
難易度を大幅に下げ、面倒な要素は徹底的に取り除き、アイテムを調達し易くして、協力プレイにフィーチャーさせたポータブルが爆発的に流行ったことを考えると、手軽に出来て持ち寄りやすい携帯機と相性が良いのは確か。
しかし、大画面の中で駆け回る巨大なモンスターの迫力におののき、圧倒的な強さの前にひれ伏したくなるような、ドスのゲーム性も俺は好きだった。ドスランポスにさえ、30分くらいかけてやっと倒せたのが懐かしい。
防具のアップグレードに素材が必要だったり、季節によるクエストの制限があったり、飛竜が飛んでばかりのアルゴリズムだったりと、
かなり鬱陶しい要素も多かったけど、モンスターを倒した時の達成感と充実感はシリーズ随一なのは間違いない。
ちなみに、モンハンドスをやってる最中にプレステ2が壊れました。発売日に購入してから実に6年半ぐらい経った頃だった。
と言うわけで、次のハードに行きます。
・ゲームキューブ
キューブが発売された頃、キューブを下さいとサンタさんにお願いするも、何故か母親がそれを却下し、やっぱりサンタさんの正体は親だったんだなと再確認した俺だったが、
その年のクリスマスのプレゼントが却下されたはずのゲームキューブで、あれ?もしかしてサンタさんは本当にいるのか?と再び純真な心を取り戻すやた少年でしたとさ。
しかし、せっかくキューブをプレゼントを手に入れたのに、ゲームは『モンキーボール』と『カービィのエアライド』だけ買って終わった。
その頃はPS2にもカジュアルゲーが結構存在し、サルゲッチュやジャックxダクスターとかやってるうちに、マリオの存在感が薄れていたとか、
マリオと言えばお子ちゃまというイメージがあって、ちょっと大人びたい年頃だった俺は、あえてそれを選ばなかったとか、色々理由はあるけど、とにかくゲームキューブは結局あまり起動させずに終わった。
従って、印象に残ってるソフトはない。
・ニンテンドーDS その1
PSPがスペックに特化させていたのに対し、DSは性能こそ低いものの、二画面やタッチスクリーン、マイクなど、携帯機ならではのガジェットをふんだんに取り入れた、携帯機としてある意味理想的なハードだった。
今までの携帯機はただ持ち運べるというだけで、それ以外に据え置きに比べて何ら付加価値がなく、手軽にやれることぐらいしか正直価値が見出せなかったのだが、
携帯機ならではの機能を多く取り入れたDSでは、そのガジェットを活かしたソフトが次々に生まれ、ただ手軽に遊べるだけでなく、携帯機でしか出来ない体験を提供してくれた。DSは携帯機として素晴らしいハードだよ。
そう考えると3DSもスペックよりガジェットを重視していて、携帯機として身の丈にあったハードだと言えるけど、
vitaが携帯機の弱点を解消しつつ、携帯機としてのオリジナリティを取り入れてPSPより格段に進化していることを考えると、
邪魔でしかない裸眼3Dとその3Dと相性の悪いジャイロを加えて、あとは少しだけマシンパワーをアップグレードさせただけの3DSはどうしても見劣ってしまう。
話をDSに戻すが、俺自身は09年になってようやくDSを購入した。
それまでは弟がDSを持っていたので、それにあやかって、と言うか、明らかに弟の使用頻度を突破する勢いで使わせて貰っていた。
『逆転裁判4』
今振り返ると、成歩堂君の豹変っぷりがおかしくて仕方ないし、トリックが破綻しまくっている気もするが、4が逆転裁判初体験の俺はそんなこと気にすることもなく、
ユニークなキャラの掛け合いや裁判システムが逸品で、夢中になって遊んでいた。
携帯機オリジナルタイトルの中で、一番気に入ったシリーズ。
続く
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