濃密ゼルダ日記。ネタバレ注意。
最初〜儀式終了まで





“突如、地を割って現れた邪悪なる存在。彼らは大地に暮らす者を殺め続けた。しかし、真の狙いは女王が守りし万能の力であった。
全ての願いと欲望を叶えるこの力を守るために、女王は生き残った人間を大地に乗せて空に浮かべた。邪悪なる存在の手が届かない、雲海の向こうに。
そして女王と亜の者たちは邪悪なる存在と戦い、永遠に蘇らぬよう封印した。こうして大地に再び静寂が訪れた。”


ゼルダの伝説 スカイウォードソードのプレイ日記を始めます。
ゼルダの伝説は、「神々のトライフォース」「時のオカリナ」「ムジュラの仮面」「夢幻の砂時計」「大地の汽笛」をプレイ。クリアー出来たのは時のオカリナだけです。ゼルダはとにかく面倒くさい要素が多いから長く続かないのよね。インターフェースもイマイチだし。
というわけで今作も購入すべきか迷ったのだが、任天堂がwiiのアイデンティティであるリモコンに久しぶりに本気になって取り組んだのがこのゼルダであり、恐らくこれがwiiの集大成となるだろうから、wiiを持っているならやはり買わなければならないと思い、Joshinへと走った。
とりあえず信条として、攻略情報は出来るだけ見ないようにしたいと思う。と言っても間違いなく詰まるだろうから、どこかで頼ってしまう可能性は高い。
あと、いつも通りネタバレ満載なので注意。

起動すると、リモコンプラスの装着方法を懇切丁寧に教授される。しかも飛ばせない。実に幸先が良い。
セーブデータで名前を決めさせられる。いつもの様にやたさんとする。ゲームスタート。

主人公はお馴染みのあの子。毎回ことごとく顔を整形して現れる彼だが今回は失敗したのか、団子鼻でタラコ唇という、何となくオカマくさい顔になっている。猫目よりはマシか。今回は騎士学校の生徒という設定で、宿舎で起きるところから始まる。
パッと見て映像が酷い。流石にこれはジャギジャギ過ぎだろと。wiiでもマリギャラとかは綺麗だったのに。
とりあえず色々操作を試す。
今作はA長押しでダッシュが出来る。これを使うことで少しの段差ならよじ登ることが出来る。ひょいひょい駆け回れるので大分探索しやすくなってる。これは良い。しかし相変わらずミニマップが表示されないの不満。

女神像前でゼルダを発見。今作ではお姫様という役柄ではなく、幼馴染である。清々しいまでのオカッパに吹かざる得ない。
どうやら今日は鳥乗りの儀という大事なイベントがあるらしく、リンクはその大会の参加者で、優勝すればゼルダとあんなことやこんなことが出来るらしい。
この島はスカイロフトという名で、文字通り空に浮いている。そのためここの兵士である者はロフトバードという怪鳥に乗ることを義務付けられる。その使い手の中で競い合うのが鳥乗りの儀であると。
不真面目リンクは普段練習をしてないらしく、ゼルダに今日ぐらいやりなさいよと一喝され、飛び台から無理矢理背中を押される。
ところが呼び笛を吹いても相棒の鳥が現れず、リンクはそのまま落下し、彼の人生が尽きるまで秒読みというところで、ゼルダが慌てて鳥に乗って助けに入る。
リンクの身を案じたのか、殺人犯になりかけた自分の保身のための行いなのか非常に判断が難しいところだが、とにもかくにも急死に一生を得たリンク。大会まで時間がないので急いで鳥を探すことに。

鳥を探すついでにスカイロフトを探索し回る。いつものゼルダらしくヘンテコな住人が多い。
広場で、僕たち犯人ですオーラを全面に出してる怪しい三人組を見つける。こいつらも大会に参加するらしく、ゼルダとあんなことやこんなことをしたいらしい。

怪しい洞窟を発見。近づくと鳥の気配を察知。しかし杭が建てられていて入れない。隣には吸血注意の看板もあり、ここは立ち入り禁止のようだ。
どうにかして入れないかと思い、杭にローリングアタックしてみるが、うんともすんともしない。これは剣が必要となりそうだな。

道場前で先輩に呼び止められる。君の相棒は滝壺の洞窟に閉じ込められていると今更な話を聞き、どうでも良いと流して帰ろうとしたら、そこの道場で剣を貰ってこいと言われる。待ってました。
道場の宝箱で剣をゲット。入手音がいつものターラララーンじゃないので何となくテンションが上がらない。

さてさて、剣をゲットしたということで、早速試し振りさせて貰いますか。都合の良いことにここは剣道場。試し斬り用の丸太がいくつも置かれている。
剣の操作はもちろんリモコンで行う。リモコンの動きと完全に同期してるわけではないが、縦横斜めの8方向に振り分けることができる。こういうアクションをモーションコントローラーでやりたかったんだよ。
回転斬りも三種類あり、攻撃のバリエーションは豊富。もう少しスムーズかつ正確に動いて欲しいのが正直なところだが、仕方ないだろう。

例の洞窟に行き、柵を剣で真っ二つ。立ち入り禁止区域が解放されたことにより街が危険に脅かされるわけだが、当のリンクは気にする由もない。
洞窟の中はコウモリとスライムがいるだけ。ロックオンして適当にリモコン振ってるだけで倒せてしまう。
洞窟を抜けると鳥が閉じ込められてる柵を見つける。近くに不自然に置いてある樽を見つけ、そうか樽をぶつけて柵を破壊するんだな!と短絡的な発想に至るも当然これは間違いで、柵を繋いでる紐を斬るだけで解放される。急いで大会へ。

大会の参加者は四人だけ。しかもリンクの他三人は例の一味という因縁試合。ルールは主催者が飛ばすロフトバードから金の彫刻を取ること。
とりあえず先手必勝ということで、飛び台から勢い良くジャンプして、十字キーを押してロフトバードを呼ぶ・・・ことはなく、間違えてリモコンを振ってしまい、剣を下に突きつけながらそのまま垂直降下。見回り隊に拾い上げらて助かるが、さっそく出遅れる。
ロフトバードの操作もリモコンで行う。融通効かなくて難しいのだが、この自分の思い通りにならないもどかしさが、生き物を操ってるような感覚を出していると言えなくもないので、悪くない。
周りがトロトロしてる間に彫刻をゲット。ゼルダは嬉しさのあまり投身自殺を試みるが、これをリンクがキャッチ。そのまま女神像の上で儀式を行う。
大会の優勝賞品ということで、パラシュートを貰う。これで高い所から降りられるようになる。
何となく良い雰囲気になり、ゼルダが言う。

「ねぇ、何をするか分かってるよね?」

お約束タイムきたか。タラコ唇っぷりから考えて、相当濃密なものになるに違いない。キャッチコピーの濃密ゼルダってそういうことだったのか。
と思いきや、パラシュートを開いて石畳の真ん中で上手く着地してね!と言われ、背中を押されてダイビング。
いきなりのことに焦ってリモコンがブレまくり、リンクがあらぬ方向に流されそのまま地面にグチャッ。ゼルダは殺人容疑で緊急逮捕され、牢屋の中で一生泣いて過ごしましたとさ。めでたし、めでたし。

と言うか、いくらパラシュートがあるからって石畳の上に着地という時点でリンクの足首はボロボロになること確定なわけだが。高度何メートルだと思ってんだよ。
気を取り直してダイビング。これまたリモコンでリンクの身体を上手く石畳の真ん中に流れるよう操作しないとならないのだが、これがかなり難しく、全然違う方向に流されて、リンクの死体がどんどん積み上がっていく。
5回ほど転生してもらったところでようやくコツを掴む。あとはパラシュートを開くだけ。っておい!パラシュートが開かないぞ。やばいやばいやばい、地面が迫ってるって!B押してんだろが、B!何で反応しないんだよ!
「あなたが押してるのはZボタンです」という天の声に気付いたのが地面まで残り20センチという所で、時既に遅く、リンクは逝ってしまう。wiiのボタン配置未だに覚えてないんだよな。

ようやく着地に成功してそのあとゼルダと二人で空のお散歩。

「あのね、私・・・」

と、良い感じの雰囲気になり、いよいよリンクの童貞お別れまでカウントダウンというところで、謎の竜巻が発生し、それに巻き込まれてしまう。

やっと物語に進展が見えたところでやめる。今日はここまで。