後半戦が始まってからというもの、ヤクルトは負け続けている。後半戦が始まるまでは二位と8ゲーム差あったが、現在は下三チームと3、5ゲーム差。
偶々打線が繋がらなかっただけ、偶々抑えが打たれただけ、偶々青木が不調なだけ、偶々相手の調子が良かっただけ、
と負ける度に言い訳を用意して何とか自分を納得させることに努め、キッカケを掴めばまた強かったヤクルトが戻ってくるはず、と希望を抱き続けてきたが、
水曜日の中日戦から今日の阪神戦までの試合を見て、ようやく俺も現実と向き合うことが出来た。
ヤクルトスワローズは弱い。巨人よりも阪神よりも中日よりも広島よりも今のヤクルトスワローズは弱い。
前半は巨人、阪神、中日の調子がイマイチだった為に勝ち星を稼げていたが、後半になって三チームが本来の調子に戻ると全く太刀打ち出来なくなった。
今にして思えば、信じられないような勝ち試合が前半は多かったが、ヤクルトが実力を出していたというより、相手の自滅によって助けられていた部分が大きかった。
あの時の俺は勝てばそれで良いと楽観視していたが、やはりチームの地力という面で見ると、Aクラス慣れしている三チームとは大きな差があり、その差がここに来てモロに出てしまっている。
ゲーム差は3、5。貯金は僅かに8。今まで何とか保っていたゲーム差4と貯金9の壁を崩してしまった。ここから一気に落ち込む恐れもある。
今のヤクルトは弱い。それは事実として認めなければならないし、チームの力も巨人と阪神と中日より下回っている。
しかし、ヤクルトというチームは実力度外視に勢いで勝つチームだ。09年もそうだし、昨年の後半もそう。今年の前半もまさにそれ。落ち込むと長いが、一度勢いがつくと手が付けられないチーム、それがヤクルトスワローズの特性である。
前にヤクルトへの熱意が失われつつあると書いたが、ここにきて再び情熱が戻ってきた。優勝をかけて戦う試合がこんなにも熱くて面白いものだとは思わなかった。
この10年は後半戦になると一位とヤクルトの差は凄まじく開いていたため、優勝は半ば諦めその日その日の試合結果に一喜一憂してるような状態が続き、ここ数年は応援するモチベーションも薄れていた。
しかし目標が優勝となると、やはり応援する方も力が入る。このような体験をさせてくれるヤクルトに感謝したい。
ともすれば、この切迫した状況も一種のエンターテイメントとして楽しめれば良い。一抜けなんかつまらないじゃないか。今年のペナントの主人公はヤクルト。ここまでの流れは他チームを引き付けるだけ引き付けといて、終盤に一気にブーストをかけて引き離すためのフリだと思えば良い。一ヶ月前までは二位に8ゲーム差を付けていたチームだ。それだけの力は持っている。
という希望的観測をむねに、また現実逃避してしまうのが最近のトレンド。
本当のところを言うと怖くて怖くて仕方がないんだよ。いつ抜かれてしまうのか、まだペナントは終わらないのかとビクビクしながら試合を観てる。確かに力を入れて試合を見るようにはなったけど、極端なまでに勝利主義者になってしまったというか、本当の意味で野球を楽しめていない自分がいる。
余裕だった7月から一気に落ち込んだ8月。あれだけあったゲーム差がどんどん縮まっていくことによる焦燥感。ヤクルトの優勝を夢見て10年間応援してきて、ようやく手が届きそうになったところでの失速と他チームの追い上げ。
いつも横になると順位表が頭から離れない。あと残り何試合で何勝すれば・・・というシミュレーションばかりやっている。今年優勝を逃したら数週間立ち直れないほどショックを受けるのは間違いない。
一ファンの俺がこんなにプレッシャーを感じているのだから、選手の方はもっと凄いと思う。Aクラスさえろくに経験したことがないメンバーが多いだけに尚更。
今年も弱いヤクルトと強いヤクルトの両方を見てきた。いや、前半のヤクルトが本当に強かったのかは今となっては分からない。前半に勝てたのは他球団の調子が悪かったからだけではないと思いたい。そう信じたい。これから先で証明して欲しい。
残りは40試合弱。ここからが本当の勝負。巨人、阪神、中日は前半戦とは比べ物にならないほど力を付けている。この三チームに勝てなければ首位の資格はないし、いずれ首位から引きずり降ろされるだろう。
ヤクルトが強いということを見せてくれ。前半戦のヤクルトの強さが本物ならきっとここから巻き返せるはずだ。
偶々打線が繋がらなかっただけ、偶々抑えが打たれただけ、偶々青木が不調なだけ、偶々相手の調子が良かっただけ、
と負ける度に言い訳を用意して何とか自分を納得させることに努め、キッカケを掴めばまた強かったヤクルトが戻ってくるはず、と希望を抱き続けてきたが、
水曜日の中日戦から今日の阪神戦までの試合を見て、ようやく俺も現実と向き合うことが出来た。
ヤクルトスワローズは弱い。巨人よりも阪神よりも中日よりも広島よりも今のヤクルトスワローズは弱い。
前半は巨人、阪神、中日の調子がイマイチだった為に勝ち星を稼げていたが、後半になって三チームが本来の調子に戻ると全く太刀打ち出来なくなった。
今にして思えば、信じられないような勝ち試合が前半は多かったが、ヤクルトが実力を出していたというより、相手の自滅によって助けられていた部分が大きかった。
あの時の俺は勝てばそれで良いと楽観視していたが、やはりチームの地力という面で見ると、Aクラス慣れしている三チームとは大きな差があり、その差がここに来てモロに出てしまっている。
ゲーム差は3、5。貯金は僅かに8。今まで何とか保っていたゲーム差4と貯金9の壁を崩してしまった。ここから一気に落ち込む恐れもある。
今のヤクルトは弱い。それは事実として認めなければならないし、チームの力も巨人と阪神と中日より下回っている。
しかし、ヤクルトというチームは実力度外視に勢いで勝つチームだ。09年もそうだし、昨年の後半もそう。今年の前半もまさにそれ。落ち込むと長いが、一度勢いがつくと手が付けられないチーム、それがヤクルトスワローズの特性である。
前にヤクルトへの熱意が失われつつあると書いたが、ここにきて再び情熱が戻ってきた。優勝をかけて戦う試合がこんなにも熱くて面白いものだとは思わなかった。
この10年は後半戦になると一位とヤクルトの差は凄まじく開いていたため、優勝は半ば諦めその日その日の試合結果に一喜一憂してるような状態が続き、ここ数年は応援するモチベーションも薄れていた。
しかし目標が優勝となると、やはり応援する方も力が入る。このような体験をさせてくれるヤクルトに感謝したい。
ともすれば、この切迫した状況も一種のエンターテイメントとして楽しめれば良い。一抜けなんかつまらないじゃないか。今年のペナントの主人公はヤクルト。ここまでの流れは他チームを引き付けるだけ引き付けといて、終盤に一気にブーストをかけて引き離すためのフリだと思えば良い。一ヶ月前までは二位に8ゲーム差を付けていたチームだ。それだけの力は持っている。
という希望的観測をむねに、また現実逃避してしまうのが最近のトレンド。
本当のところを言うと怖くて怖くて仕方がないんだよ。いつ抜かれてしまうのか、まだペナントは終わらないのかとビクビクしながら試合を観てる。確かに力を入れて試合を見るようにはなったけど、極端なまでに勝利主義者になってしまったというか、本当の意味で野球を楽しめていない自分がいる。
余裕だった7月から一気に落ち込んだ8月。あれだけあったゲーム差がどんどん縮まっていくことによる焦燥感。ヤクルトの優勝を夢見て10年間応援してきて、ようやく手が届きそうになったところでの失速と他チームの追い上げ。
いつも横になると順位表が頭から離れない。あと残り何試合で何勝すれば・・・というシミュレーションばかりやっている。今年優勝を逃したら数週間立ち直れないほどショックを受けるのは間違いない。
一ファンの俺がこんなにプレッシャーを感じているのだから、選手の方はもっと凄いと思う。Aクラスさえろくに経験したことがないメンバーが多いだけに尚更。
今年も弱いヤクルトと強いヤクルトの両方を見てきた。いや、前半のヤクルトが本当に強かったのかは今となっては分からない。前半に勝てたのは他球団の調子が悪かったからだけではないと思いたい。そう信じたい。これから先で証明して欲しい。
残りは40試合弱。ここからが本当の勝負。巨人、阪神、中日は前半戦とは比べ物にならないほど力を付けている。この三チームに勝てなければ首位の資格はないし、いずれ首位から引きずり降ろされるだろう。
ヤクルトが強いということを見せてくれ。前半戦のヤクルトの強さが本物ならきっとここから巻き返せるはずだ。
コメント
コメント一覧 (2)
o(^-^)o
そういえば…、シャドウオブジダムドが海外で売れなかったそうですι期待していただけに残念です(>_<)
売れなくてもゲームとして面白ければ良いんで期待してます。時期が悪いので値下がりまで待つことになりそうですが。