気になる気になる






・エースコンバット アサルトホライゾン

PS3とXbox360。PS3ではフライトアクションゲームがHAWXぐらいしかなかったが、ようやく真打ち登場。
戦闘機に乗っての攻防は見た目とてもカッコ良く、シナリオや台詞まわしも大人っぽくて雰囲気があるのだが、いかんせんやってることが単調かつ地味。
ひたすら豆粒のような敵機体を追いかけてロックオン、ミサイルでドッカーンの繰り返し。敵を倒しても、遠くで煙が上がってるなーくらいで全然盛り上がらない。
一番釈然としないのは自機が敵機にロックオンされた時で、弾道が見えないために適当に動かして回避するしかなく、そのせいで被弾しても納得出来ないし、回避に成功したところで達成感は薄かった。スターフォックスが前方の180度のみをカバーしたゲームデザインなのは恐らくこれが理由だろう。
しかし、今回のアサルトホライゾンは、ロックオンされた時の釈然としないゲーム性こそ変化はなさそうだが、演出に関しては大いに工夫がされている。
というのも、今作では射撃時にカメラを引き寄せることが可能。これにより敵機体の爆発の様や飛び散った破片がクローズアップされるので迫力が段違いに増した。かなり爽快感があるように見える。
HD機で描き起こされたビル群は文句なしに美しく、入り組んでいて、ビル間を滑空しながらのカッチョ良いフライトアクションが楽しめそうである。戦闘ヘリが使えるのも注目。
10月13日発売予定。


・デッドアイランド

ゾンビの地獄と化した南国の島を舞台にサバイバルするゲーム。
主観視点ながらメインの攻撃はバットや刀による打撃武器という何とも珍しい組み合わせ。
主観視点ということなので、死角からゾンビに囲まれる恐怖を味わえそう。落ちている物を武器にする切羽詰まった感じも良いし、武器とパーツを組み合わせてユニーク武器を作るれるのも面白い。
しかし問題は規制で、海外版とはかなりの差異がある。挙げていくと、

・人間敵キャラの部位欠損削除(ゾンビは海外と同じ)
・ゾンビの内臓部分の色味変更
・Coopは海外版と別サーバー。

表現面の規制は良いとして、コープが隔離サーバーなのは良ろしくないなー。コープ好きの俺からするとかなり痛い。日本で売れそうなゲームとは思えないし、過疎は必至だな。
10月20日発売予定。


・FF零式

PSPのFF。PSPという時点で購買意欲が六割減なんだけど、体験版をやってさらに三割減した。
内容はともかくとして、カメラワークが本気で酷いの。心底ウンザリするレベルなの。製品版では改善されるらしいけど、どうなるかねぇ。そもそもモンハン持ち必須な時点で嫌になってくる。
やっぱり携帯機でアクションは出すべきじゃないよ、本当。アクションゲームを携帯機に出されてもデメリットしかない。
と言ってもメーカーからしてみれば採算とかあるから仕方ないわな。
10月27日発売予定。


・アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス

最も映像で驚いたゲームは?と聞かれたら、俺は迷わず『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』と『ゴッドオブウォー3』を挙げる。
アンチャーテッドが凄いのは単純な映像レベルだけではない。本領は巧みな演出とスケールを感じさせるロケーションにある。映画顔負けのスペクタクルな修羅場の連続と息を飲むほど壮大で思わず見上げてしまうロケーションの数々には、これが本当にゲームの画面であるのかと疑ってしまうほど。しかもそれが全くの暗転なしで、息つく暇も与えず、次々と流れていくのだからもう没入感が凄まじい。
ゲームの本質は映像でないのは確かだが、このゲームに関して言えばそんなことを気にするのは野暮。触れば一発で凄さが分かるゲームは中々ない。
この感動が、たった5980円で得られるのだから安いものだ。
11月2日発売予定。


・バトルフィールド3

主観視点のシューティングゲーム。同じジャンルであるCODに並々ならぬ対抗心を燃やしている。
やたらと映像を推しているが、建物の破壊が本来ウリのゲームで、高層ビルをリアルタイムに壊して崩すことが出来そうなのはワクワクする。グラフィックの方も、光の加減を上手く使ってリアルっぽく見せている。バトルフィールドは飛び抜けてグラフィックが凄いゲームではなく、むしろ平凡な部類だったんだけど、何でこんなに突然変異してるんだろ。新しいエンジンでも作ったのかな。
ただ、このシリーズはキャンペーンモードが致命的につまらないのが問題で、映像よりこちらに力を入れて欲しい。
オンラインはCODの個人主義な殺伐とした感じではなく、チームプレイを重視したルールで個人的に好きなので今作も期待。更にコープモードもあるらしいのでコープ好きの俺としては堪らない。後はとにかくキャンペーンモードだね。
11月2日発売予定。


・二の国

ジブリとレベルファイブが共同開発しているRPG。DS版は既に販売済みだが、PS3版は映像はもちろんのこと、シナリオの中身も違うらしい。
ジブリの世界観というだけで惹かれるのだが、その世界観を忠実なまでに再現した柔らかなグラフィックが素晴らしい。
しかし、レベルファイブだからなぁ。レベルファイブ単体で作った面白いRPGって言うと、ダーククロニクルまで遡らないといけないのが何とも。
値段もやたらと高いし、DS版の例から見て値崩れしそうな臭いがプンプンするので様子見かな。
11月17日発売予定。


・スーパーマリオランド3D

3DSのマリオ。
大学生になった今でも3Dマリオは出る度に買っていて、ギャラクシー2で相変わらずの安定したクオリティを見せつけられたので、一応3DSの3Dマリオも期待している。

事前情報をまとめた感じ、今作のマリオも恐らくコンセプトはギャラクシーと同じで、いかに敷居を下げてプレイヤーにとって遊びやすい作品にするか、が焦点となっているのだろう。
その最たるものが、カメラ固定と8方角に固定されたマリオの動き。カメラを固定(上下左右に少しだけ動かせる)することにより煩雑なカメラ操作を省き、移動方向を8方角限定することによって細かい操作ミスを排除。いかにも任天堂らしいが、とにかく遊びやすさを追求している。
カメラ固定によりステージが平面的に見えて、3Dマリオ特有のアスレチックっぽさが感じられないが、そこは折り込み済みで、裸眼立体視でカバーするということなのだろう。
裸眼立体視をこういう形で利用するとは正直予想外だった。裸眼3Dはゲーム性に何も寄与しないと前に書いたが、やっぱり任天堂はちゃんと考えてるな。立体視でカバーしきれるのかが気になるけど。
ただ、8方角に移動を限定したのはどうなんだろね。せっかくアナログスティックがあるんだから細かく動かせても良かった気がする。
11月発売予定。


気になるゲームはまだまだ続く。