まだ三分の一か・・・





・かまいたちの夜の新作が発売決定

完結したはずのかまいたちの夜がPSVとPS3で復活。タイトルは、「真かまいたちの夜 11人目の訪問者」。原点回帰がテーマらしく、舞台は1と同じ真冬のペンション。シナリオ監修はシリーズの立役者である我孫子武丸。開発はもちろんチュンソフト。
チュンソフトのサウンドノベルが好きな俺であるが、その金字塔であるかまいたちの夜は1しかプレイしたことがなく、印象としては普通のテキストアドベンチャーだなぁーという感じだった。
マルチエンディングは確かに当時にしてみれば斬新で、ゲームの媒体を上手く利用した手法だと思うけど、個人的に複数の結末があるのは釈然としないから嫌いなのよね。シナリオも普通だし。
ただ、音と映像の演出とともに文章を読むというジャンルを確立させたのは間違いなくこのシリーズであり、以後システムを発展させた「街」や「428」が生まれたことを考えると、かまいたちの夜はやはり偉大な作品であると思う。

今作最大の注目点は、100人までのプレイヤーに対応したマルチプレイモード。
サウンドノベルでマルチプレイとは、どう考えてもミスマッチな気がしてならないが、このジャンルにおいて様々な可能性を開拓してきたチュンソフトならきっと面白い物に仕上げてくれると思う。


・善人シボウデスが発売決定

999のスタッフが開発しているチュンソフトの新作アドベンチャー。ハードは3DSとPSV。
本作はノベルパートと脱出パートの二部構成になっており、脱出パートでは部屋の探索やミニゲームが出来る。
999は何となく機会を逃してやってないんだけど、すこぶる評判が良いので、その続編であるこのゲームにも期待。


・二の国の発売日が決定

DSで発売された二の国。それのPS3版の発売日が11月17日に決定。
とにもかくにも映像のクオリティが脅威的なレベル。柔らかなトゥーンレンダリングが、スタジオジブリの手描きアニメを忠実に再現している。
映像は良いが、戦闘とシナリオが心配。開発がレベルファイブであることを考えるとあまり良い予感はしない。


・王と魔王と7人の姫君たちが発売決定

良作の匂いを漂わせながら、売れずにひっそりと消えた王様物語の続編がまさかの発売決定。ハードはPSV。
前作は未プレイだが、ピクミンのようなゲームシステムが面白そうで、そこに王国の開拓要素も加わってシム的な魅力もあった。
こういうゲームは据え置き機ではあまりやる気にならないので携帯機で出してくれるのは有り難い。


・エスケーププランが発売決定

白黒のデブチビコンビが、それぞれの特性を活かして罠をくぐり抜けていくアクションゲーム。ハードはPSV。
モノトーン調の世界観が印象的なのと、初見殺しなギミックが満載で面白そう。キャラの死に様が笑えるグロさなのも良い感じ。


・PSVの詳細が発表

先日行われたGCのソニーカンファレンスでPSVの詳細が発表された。把握してる範囲でまとめてみる。

・メインメモリは512MB。VRAMは128MB。
メモリ軽視でハードを作ってきたSCEが携帯機でこれだけのメモリを積むとはねぇ。
と知ったかな事を言いながらも、メモリがあると何のメリットがあるのか良く分かっていないのだが、32Mしか積んでなかったPS2がロード地獄のゲームしかなかったことを考えると、メモリが多いに越したことはないのだろう。

・フェイスブック、スカイプ、ツイッターなどのアプリに対応
これらのアプリはスマートフォンで出来るからどうでも良いけど、要するにPSVは様々なアプリを提供していくってことか。マルチタスク対応だと嬉しいな。

・トロフィー機能が搭載
トロフィーを意識しながらゲームをしたことはないけど、不意に解除されると何となく嬉しい気分になるし、同時に自分がどのようなゲームをやってきたかの軽い遍歴にもなるので、この機能が搭載されているのは有り難い。

・クロスゲームボイスチャットに対応
PS3では実現出来なかったが、PSVではそれぞれが違うゲームをしていながらボイスチャットが出来るとのこと。ボイスチャットはリアフレ以外とはしないからどうでも良いかな。

その他既存の情報
・有機ELのタッチ対応のディスプレイ。解像度は960×544。
・デュアルアナログ搭載
・背面タッチパネル搭載
・PSPとの互換性はなし。DL版のみ対応。
・ジャイロ、マイク、カメラ搭載
・wifiモデル有り


操作性が最悪、映像も微妙、携帯機ならではの機能がまるでないPSPからようやく脱却される時が来たか。
個人的に、PSPは最悪のハード。DSは二画面やらタッチやらで携帯機ならではのギミックを活かしたゲームが多く存在したが、PSPは劣化PS2のソフトしか生まないようなハードだったからな。据え置き機があるのに、DSより綺麗な映像なんて何のアドバンテージにもならない。外でゲームを遊ぶ人には良いハードだと思うけど。
それに比べてPSVの放つ魅力は凄いね。デュアルアナログ搭載で操作性の問題はほぼ解消し、有機ELの高解像度ディスプレイと高度なマシンパワーをもって、携帯機とは思えないほどクオリティの高いゲームを実現、加えて背面タッチやジャイロによる携帯機ならではのガジェットも搭載。ネットワーク面の機能も多彩でゲーム機以外の使い道も豊富だし、何より値段が25000円とコストパフォーマンスも完璧。ちょっと出来すぎだよねぇ。
問題はソフトだけど、現時点でも気になるソフトがそこそこあるし、PS3とのクロスプラットフォームが進められているところや王様物語の続編がいきなり発表されてるところをみると、開発しやすい環境なのは確かで、深刻なソフト不足に悩まされることはなさそう。
発売日には買わないけど、間違いなく来年中には買ってしまうと思う。


・ヤクルトの話

昨日の中日戦はねぇ・・・ 何で投手継投を渋ったんだとしか言いようがないんだけど、どうもまだゲーム差に余裕があるからか、目の前の試合を勝ちに行くんだという気概が感じられなく、あからさまに捨てたような試合が目立つ。先のことなんて分からないんだから、勝てる試合を勝っとかないとどうするんだって思う。選手だって不信感を抱くだろうし。
打者も打者で、青木とバレンティンが相変わらず安定しない。畠山だけが頑張っている状態ではどうにもならない。

波に乗れそうで乗れないヤクルト。波に乗るところまで行ってなかった時期に比べればマシだが、これがずっと続くようでは優勝は出来てもCSが危うい。
今日から苦手の阪神戦。しかも甲子園球場。ヤクルトは二位のチームと戦うと意識してか金縛りに合う節があるので、阪神が現時点で三位なのが救い。
いい加減、横浜以外のチームから勝ち越してくれよ。