俺は深い悲しみに包まれた



ゲームの食卓にて「デモンズソウル」を制作したスタッフの対談が行われ、その中で「デモンズの続編は作られているのでしょうか?」という質問に対し「現在は開発もしてないし、作る予定もありません」とのこと。

発売後、革新的なゲームデザインからネット上で一大ムーブメントとなり、コアなゲームとしては異例の25万本(廉価版含み)を売り上げ、北米でも40万本以上、さらに数々のゲーム賞を獲得するなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだった作品だが、発売から一年立って未だ作る予定がないとな?
未だ、構想にすら入ってないということはもう作る気はないのかな。
確かに、デモンズソウルがあれだけ絶賛され、世界でも高い評価を得ただけに、このハードルを越えるのは難しいだろう。綺麗に美化されたまま、幕を閉じるのも良いかもしれない。
デモンズの続編が出なくても、キングスフィールド5を作ってさえいてくれれば俺は満足だ。
嫌らしい罠を作るのが好きなスタッフのことだ、きっと「デモンズの続編は作ってないけど、キングスの続編を作ってました。」ということなのだろう。フロムに頭の芯まで犯されている俺は、超前向きに捉えることにします。
とは云ってもやっぱり残念だよ。俺にとってデモンズは、大袈裟ではなく本当に心の支えだった。
デモンズをやりたい一心で、大学受験の勉強を頑張ったほど。第一志望に合格すれば、それだけ早くプレイ出来たからね。
結局、第一志望に合格出来たわけだけど、これは冗談抜きでデモンズのおかげだったんじゃないかと、今でも思う。
受験4ヶ月前までは勉強もほとんどしてなくて、そのくせ目標だけはいっちょまえの木偶の坊だったのに、ファミ通のデモンズの初報を見て、その世界観とゲームデザインに一気に惹かれ、「第一志望に合格して気持ち良くデモンズソウルをやるんだ!」って気持ちになり、そこから勉強するようになったわけだからなぁ。

デモンズソウルは面白かった。久しぶりに、ゲームを触ったということもあるけど、本当に涙が出るほど面白かった。17時間ぶっ続けてプレイして翌日ぶっ倒れた。
そういえば、デモンズソウルの感想はまだ書いてないな。この流れで書いていきたいけど、眠いからまた今度。


・ヤクルトの話…はもう良いか、言うことがない。