ニーアレプリカントをプレイ中。


スクエニ製(外注だが)のアクションRPGということで、アクション面にしても、RPG面にしても肝は押さえている。
アクションは非常にサクサク。魔法の演出が派手で爽快。魔法は4つまでセット可能で、回避やガードのボタンに割り当てることも出来る斬新なインターフェース。
回避のレスポンスも良く攻撃キャンセルも自在。
ただ、ロックオンが存在せず、カメラの後追いも上手く機能してくれないため、カメラを手動で動かすのが大変。

フィールドはオブリやfalloutほどではないが、それなりに広い。
冗長的に広いわけでなく、サブミッションのおかげで探索する楽しみを、ある程度は助長している。
サブミッションは、お決まりの「モンスターを倒してこい」「アイテムを探してこい」ばかりでなく、バラエティーに富んでいるので面白い。

と、ここまで上げた内容だけなら単なる普通のアクションRPGだが、ニーアレプリカントは少し面白い要素がある。
急に横スクロール視点になってマリオのようにジャンプで足場を渡ったり、SFCのゼルダを彷彿とさせる上から視点になったり。
ゼルダが好きなスタッフが多いのか、ゼルダの演出をオマージュした箇所がいくつか見受けられる。

一番気になった点はセーブポイントの少なさ。
一時間探索しても見つからないことがザラで、中断するタイミングが難しい。
チェックポイントは細かいため、ゲームオーバーになっても直前からリスタート出来るがここで新たな問題が発生する。
リスタートした場合、チェックポイント到達時のHPが適用される。MPで回復する手立てがないため、回復アイテムが手持ちになく、HPが僅かしかない場合は詰んでしまう可能性がある。
ロードして体勢を整えようにも、セーブポイントがほとんどないため、かなり巻き戻される羽目になる。
俺自身、このループに何回か陥った。ギリギリ切り抜けられたが、皆は薬草の数にはご注意を。

そして最大の見所であるストーリーは、中盤までプレイしたが、今の所はベタな展開に、ブラックな話が少し混ざってる印象。
終盤にかけてどのようなカタストロフが待っているのか楽しみだ。