ゼルダは時のオカリナ以外いまいち個人的に合わないんですが、今作も買ってきました。




前作で一番気になった何度も同じシチュエーションを繰り返しプレイさせる神殿。今作はこれがなくなり常に新鮮なシチュエーションをプレイ出来るように。これは非常に大きな改善点。

謎解きは前作がDSの特性を上手く使っていて舌を巻いたが今作もネタがよく尽きないな、と思うほど良く練られていて絶妙な難しさ。少し考えただけでは解けないのが良い意味で嫌らしい。
ただ謎解きの難易度に比例してアクションの難易度もかなり高い。これが俺は気に入らない。
そもそもゼルダの伝説は謎解き、探索を楽しむゲームで難解なアクションスキルを求められるようなゲームではないはず。タッチオンリーの操作性なら尚更。
アクション面で特筆するような面白さはないので、難解なアクションスキルを要求されるような場面に出会うと操作性の悪さも相まってとにかくイライラする。さらに数回リスポーンするとダンジョンの入り口に戻らされるというサプライズ。
もう一つ気に入らないのが汽車での移動。前作は船で自由なライン取りで移動出来たのに対し、今作は文字通り敷かれたレールの上でしか移動が出来ない。自由度が大幅に下がっている。
最終的な目標地点は同じでも自分の思うがままに進むのと、決められた道を進むのではやはり面白味が違う。
また汽車の移動速度が致命的に遅い上にお邪魔要素の暴走汽車を回避するために遠回りを強いられるので移動に時間がかかる。イベントで汽車に客を乗せた時、あれこれ指図されるのもただ面倒なだけ。この汽車システムは大失敗としか思えない。
前作の反省点を踏まえ改良されているとは言え、残念ながら夢幻の砂時計のインパクトには遠く及んでいない。
もし、夢幻の砂時計に今作のような改良が施されていれば…とそっちに気を取られてしまう。
逆を言えば次回作が非常に楽しみになった。